燕パワー！　高橋粘投4勝目、中村打力と好リードで高橋を支えきり、打線つながって大量10点での勝利

先発好投、打線つながって大勝となりました。

思いがけない試合展開で、目前の相手との差を縮めることができ、「これからだ」の気持ちが湧いてきます。

くしくも「TOKYO燕プロジェクト」開催中で、会場はミドリ一色。

燕パワーを発揮して良い勝利となりました。

 

7/16　東京ヤクルトスワローズ　対　東京読売ジャイアンツ　試合結果

勝負どころは5回の攻防でした。

逆転後すぐの5回表。

勝ちを焦った感じの高橋投手はいきなりのストレートの四球。

ヒットでつながれて、無死1,2塁としてしまいます。

こうなると最低でも一点は覚悟でしたが、三振と併殺で踏ん張ることができました。

これで逆転で掴んだ流れを失うことなく、確固たる物にした感じです。

 

ピンチの後のチャンス。

こうなると勢いがついて、裏の攻撃が凄かった。

連続四球で作った好機に、中軸が3連続タイムリーで試合を決めました。

 

5回裏の攻撃を振り返ります。

まず、先頭高橋投手はショートゴロで1死。

 

1番の並木秀尊選手が8球粘った末に四球を選んで出塁します。

並木選手は相手にとってはイヤな感じのする走者。

まずはプレッシャーを掛けることが出来ました。

 

この試合、久しぶりの先発で2番の青木宣親選手。

 

4回にはチャンスメイクの安打で口火を切ってくれました。

5回は四球を選び、1死1，2塁です。

 

ここで3番のサンタナ選手が4回に続きレフトに2安打目。

当然二塁の並木選手が好走し、素早くホームを踏み、1点を入れます（5-2）。

 

4番の村上宗隆選手。

レフトフェンスのそばまで行くライナー性のフライが二塁打となり、1点追加の6-2。

村上選手はこの日2安打2打点ですし、レフトとセンターに安打が出ていますので、状態の上向き感を感じます。

 

5番オスナ選手。

センターにタイムリーを打ち、サンタナ、村上選手が帰って8-2。

 

4回に逆転ホームランの中村悠平選手。

何とサードへの内野安打でまたも1，3塁の好機を作ります。

 

 

今日も先発で出してもらった元山飛優選手。

レフトへの犠牲フライを打ち、しっかり仕事をしました。

頑張っています。

これで9-2。

5回は大量5点が入るビッグイニングとなりましたが、一発ではなく、繋ぎ切っての5点は 久しぶりに爽快でした。

 

4回はホームランで逆転、5回には連続タイムリーでダメ押しと理想の攻撃となりました。

 

 

先発高橋奎二投手。

初回秋広選手に一発を浴び、先制されます。

4回にはウォーカー選手に外野の拙守からの3塁打。

大城選手の犠牲フライで2失点でした。

しかし勝負所では粘ることができました。

徐々に戻ってきたストレートがやはり大きな武器になった感じです。

 

オールスター前ですし、大量点差でしたから、継投を使わずに7回も行くのではと思いましたが、暑い時期コンデションも含めて6回での降板でした。

盤石状態一歩手前といった所の感じです。

計算できる所には来たと感じますので、今後に期待です。

7月2日からの連勝となり、モチベーションも上がるのではと思います。

 

打線。

中村選手の一発が劣勢を跳ね返しました。

内角へのスライダーをレフトスタンドに運び、4号3ラン。

一挙に3点が入って逆転です。

 

その前の下地を作ったのは青木宣親選手。

4回まで無安打のところでした。

先頭でしっかりチームの初安打を打って、チームを鼓舞します。

打ち倦んでいたところで突破口を開いてくれました。

流石というしかありません。

 

ここに引っ張れて打線が目覚めた感じです。

やはり大きな存在と感じさせる内容でした。

5回も並木選手が四球のあと、しっかり連続四球を取ってキッチリつないでいます。

勝負どころを心得た内容でした｡

 

今季はなかなか調子が上がりませんでしたが、ここへきてヤクルト本来の姿になってきた感じです。

 

今日の先発はヤクルト市川悠太投手、ジャイアンツが菅野智之投手と発表されています。

　VS　

 

難敵の菅野投手ですが、オールスター前3タテでゲーム差を4.5まで詰めたいところです。

 

 

プロ野球 セリーグ　試合結果　2023年7月16日

東京ヤクルトスワローズ　　　10-3　　　東京読売ジャイアンツ	神宮球場
横浜DeNAベイスターズ　　     2-3　　　広島東洋カープ	横浜スタジアム
阪神タイガース　　　　　　    0-3　　　中日ドラゴンズ	甲子園

 

プロ野球 セリーグ 順位表 　2023年7月16日　試合終了時点