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先制村上2号、ラストオスナ3号グランドスラムで11得点し、高橋初勝利

オスナ2本塁打含む4安打6打点の活躍出典ヤクルト公式サイト20240418 プロ野球・ピッチャー
オスナ2本塁打含む4安打6打点の活躍 出典ヤクルト公式サイト2024/04/18

4月18日 対 中日ドラゴンズ カード3戦目

カード2試合は、現状のチーム状態や勢いの違いを見せつける内容でした。

ホームの勢いもありで3タテの雰囲気での3戦目。

思いのほかの柳投手の出来もあり、口火を村上選手の一発で切って、中村・オスナ選手が中押し、最後はオスナ選手の大爆発で締めました。

今のヤクルトの勝ち目のときの打線爆発で逃げ切りました。

 

4/18 中日ドラゴンズ 対 東京ヤクルトスワローズ

R H E
ヤクルト 3 1 0 2 1 0 0 0 4 11 15 0
中日 0 3 0 0 0 0 2 0 5 3 2

・ヤクルト本塁打   村上宗隆 2号 2ラン(1回) オスナ 2号 ソロ(2回) オスナ 3号 満塁(9回)

・中日本塁打     なし

ヤクルト 高橋奎二、星知弥、大西広樹、嘉弥真新也、S木澤尚文 – 中村悠平
中日 柳裕也、橋本侑樹、梅野雄吾、祖父江大輔 – 加藤匠馬、宇佐見真吾
オスナ2本塁打含む4安打6打点の活躍出典ヤクルト公式サイト20240418

オスナ2本塁打含む4安打6打点の活躍 出典ヤクルト公式サイト2024/04/18

 

先発高橋奎二投手。

先発高橋奎二投手

 

何とか5回を投げきれての勝ちですが、やはり従来からの課題は解消しきれませんでした。

初回、2回で4得点の援護をもらい、先発としては理想的な展開でした。

当然6回、上手く持っていけば7回まで行けるところですが、ペース配分というか、試合の作り方というか、もともとの制球力の不安定さから5回でいっぱいでした。

5回で95球、8安打、2四球、3失点ですから、勝つには勝ったけどの内容でした。

3回に柳投手に二塁打を打たれてから、悪い癖が出てしまいます。

焦りや落ち着きのなさが出て、変化球が浮き、制球が暴れて簡単に3失点をしてしまいました。

粘りのなさ脆さが出た感じです。

4回5回と打線が取り返してくれて点差を戻し、何とか5回を投げ切りました。

これがなければ持ちこたえることが出来たかは怪しいところです。

投球術、気持ちのコントロールがないと不安定さがついて回ります。

早くクリアしてほしいところです。

何しろ持っているものは軸となれるものですから、後は内面さえ・・・

成長を期待します。

ともあれ、初勝利を挙げましたので、めでたいに越したことはありません。

これをきっかけとして、頑張ってほしいと思います。

 

以降、星、大西、嘉弥真、木澤投手でつなぎました。

24星知弥2024 44大西広樹2024 49嘉弥真新也2024 20木澤尚文2024

 

星、大西投手は点差もあって自分の投球で押し込んだ感じで、試合を落ち着かせ流れをよくしたと思います。

僅差と4点差はやはり気持ち的に違います。

この点差であれば両投手は力を見せることができました。

 

継投で少し疑問は嘉弥真新也投手

嘉弥真新也投手

開幕から調子が出ず、かなり不安定な状態です。

終盤に勢い付くドラゴンズに対しては疑問でした。

先日大誤算の清水投手は使いにくいところでしたが、選択肢として一番考え難い選択をしたと思いました。

4点差があったのでかも知れませんが、結果は恐れた内容そのものでした。

併殺で一息でしたが、セカンドへの送球も暴投に近いもので、長岡選手の攻守、好送球で併殺が取れた状態でした。

経験豊かですが、現状は厳しいと感じます。

一軍に帯同している長谷川投手を登録して、入れ替えた方が良いように思います。

 

 

打線。

憂さ晴らしの15安打、11得点!

エラー無しですから実力! ブラボーです。

 

まずは村上宗隆選手の初回一発2号ホームラン。

村上先制2号2ラン出典ヤクルト公式サイト20240418

村上先制2号2ラン 出典ヤクルト公式サイト2024/04/18

良い時のように逆らわずレフトに持っていきました。

オスナ選手が安打で一塁にいましたから、2ランとなり、複数得点が入りました。

前2試合の嫌なムードを一閃!

「このままカード勝ちがないのか」という不安を断ち切るものでした。

やはり初回早々は意味があります。

 

それにしても驚くべきはオスナ選手です。

オスナ2本塁打含む4安打6打点の活躍出典ヤクルト公式サイト20240418

オスナ2本塁打含む4安打6打点の活躍 出典ヤクルト公式サイト2024/04/18

 

この試合はオスナ選手の活躍が大きい!

 

初回、チャンスメイクの安打

2回の追加点の2号ホームラン

オスナ2号

5回のタイムリー。

最後はグランドスラム

オスナ9回グランドスラム

何より全て2アウトで打っています。

これは効きます。

こんな日は何が来ても打てる感じで、打席でも余裕状態でした。

 

これと同様以上に大きなのが、中村悠平選手のタイムリー2本でした。

中村2本タイムリー出典ヤクルト公式サイト20240418

中村2本タイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/04/18

 

初回、4回ともに得点後確りと追加点をとるタイムリー。

これも2アウトからでしたので、相手にとってはダメージが大きかったと思います。

このところ調子が上がっていませんでしたが、らしいヒット2本で、読み勝ちの感じでした。

7番に置けると結構効きます。

 

前日の打線は疑問ありでしたが、この試合の打線がやはり落ち着きます

塩見ー武岡ーオスナー村上ーサンタナー青木ー中村ー長岡ー投手(高橋)

 

あいにく塩見選手は絶不調でしたが、5回は四球で出塁し、盗塁の記録にはならないものの二塁に到達。オスナ選手のタイムリー二塁打で得点と、相手ピッチャーにかなりのプレッシャーを与えました。

1番塩見という打順の強みと思います。

 

前日の試合ではサンタナ選手の後が北村拓選手と、今一つ迫力に欠けて得点できませんでしたが、この試合では青木選手を据えたので、かなりのにらみが効きました。

実際、初回は村上選手のホームランの後、サンタナ、青木選手と連打して中村選手がタイムリーで還し、得点に結びつけています。

初回安打の青木宣親選手

初回安打の青木宣親選手

初回中村タイムリー

初回中村タイムリー

 

中村選手の7番は、いやな繋ぎと思います。

上位中軸が塁に残っているときに、何でもできますから。

これを変えずに行くと良いと思うのですが・・・

 

しいて言えばセカンドの人材が不安要素です。

なかなか抜ける選手が出てきません。

この試合では武岡龍世選手が起用され、安打を1本打って首の皮を繋げました。

60武岡龍世2024

 

もうすぐ山田選手が戻ってくるかもと期待しています。

もう二軍の試合には出始めていますし。

アピール組は残り時間は少ないところで、もっと必死さが必要かもと思います。

 

さて、今日は神宮に戻って横浜DeNAベイスターズとのカードが始まります。

ヤクルト先発はサイスニード投手、横浜は東克樹投手と発表されています。

54サイスニード2024 VS 東克樹

打線の勢いを止めずに奮起して欲しいと思います。

 

2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集

村上宗隆選手 ホームラン記録 2024 では2号(通算193号)を更新中です(こちら

村上先制の2号2ラン

村上先制の2号2ラン

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年4月18日

中日ドラゴンズ        5-11  東京ヤクルトスワローズ   バンテリンドーム
東京読売ジャイアンツ              1-2   阪神タイガース 甲子園

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2024年4月18日 

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 中日 17 10 5 2 .667 0.0
2 巨人 17 9 7 1 .563 1.5
3 阪神 18 8 8 2 .500 1.0
4 広島 16 7 9 0 .438 1.0
4 DeNA 16 7 9 0 .438 0.0
6 ヤクルト 16 6 9 1 .400 0.5

 

 

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