阪口ヤクルトでのほろ苦先発デビュー　ついに山田が復帰

4月20日　　対  横浜DeNAベイスターズとのカード２戦目。

この試合、意味合いは2つありました｡

一つ目は、新たな先発候補の阪口投手がどの程度通用するのか。

ファームの試合で好成績をあげ、チームとしてやはり新たな先発候補が必要とされるところです。

ある程度資質ありと元来から見られていた阪口投手。

トレードの目論見もここにあったところかと思います。

時期(4月ということでシーズンまだ序盤)もあって、ある意味試合を任せての実地試験と思います。

とことん任せて、負けも止む無しの対応と思います。

二つ目は、上昇しつつある打線で、山田選手を戻してこの状態が本物かどうかの見極めをし、打線の固定化を行えるかの見極め｡

4/20　東京ヤクルトスワローズ　対　横浜DeNAベイスターズ

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
横浜	1	2	0	0	4	0	0	0	0	7	8	1
ヤクルト	０	1	1	0	1	1	0	0	0	4	7	0

・ヤクルト本塁打  サンタナ 1号 ソロ（6回）

・横浜本塁打  　　　なし

	負阪口皓亮、山本大貴、丸山翔大、清水昇 – 西田明央
	勝ケイ、上茶谷大河、H石川達也、H徳山壮磨、H山﨑康晃、S森原康平 – 山本祐大

サンタナ今季初ホームラン　出典ヤクルト公式サイト2024/04/20

先発阪口皓亮投手。

正直持っているものを十分発揮できませんでした。

立ち上がり、やはり気負いもあって相当緊張したのでしょう。

凄く硬い感じでした。

まあこの登板の意味は分かっていますから、当然のことではあります。

初回粘られ四球。

簡単に走られてすぐタイムリーと、硬さがもろに出た感じで失点しました。

ただ以降を抑えきったので此れで立ち直れるかでしたが、2回も同様に四球からタイムリーと立ち直れなかった感じです。

3回一点返した後のイニングは、中軸を抑えきったので落ち着いたかと思いました。

4回もまた四球を出し危ないかと思われましたが、ここは踏ん張り切れてゲームは作りかけた感じでした。

当面の責任回数の5回。

トップからの3巡目は、ある意味正念場でしたが、簡単にアウト2つで行けるかでした。

しかしまたここで四球。

抑え込もうとして連打で崩れてしまいました。

失点は何れも四球から始まる自滅型で、やはり課題とされる制球力が出た感じです。

力のあるストレートを生かす変化球のキレ、安定性がまだ十分ではない感じで、変化球は多いのですが主軸をなすところに至っていないと感じます。

正直気負って力が出せなかったのか? の判断は難しいところですが、ここまで来たらもう一度試すのもありかと思います。

まだ伸びしろはあるとは感じますので、先行投資で再度チャンスで行きたいところです。

経験を積む意味でブルペン(昨年のように)もありですが、やはり先発育成がよいと感じます。

この試合は中村捕手休養で西田捕手でしたが、中村選手で試したい感じもします｡

以降山本、丸山、清水投手の継投でした。

丸山翔太投手。

丸山今季初登板2イニングを無失点　出典ヤクルト公式サイト2024/04/20

2イニングを投げきり、現状では経験を積むところで結果が出せました。

清水昇投手。

調整登板の感じでした。

取りあえず主軸に対してリフレシュ登板して気分転換でしょうか。

内容はここのところではいい感じではありました。

打線。

固めてきた感じです。

この試合は2番赤羽選手でしたが、ここが西川、青木選手。

復帰の山田哲人選手はやはり現状は6番。

この試合は中村選手を休養させましたが、やはり7番が良いと思います。

長岡選手はやはり今季も8番で修行。

サンタナ選手に一発（１号）と二塁打が出て、打線は上向いてきています。

サンタナ今季初ホームラン　出典ヤクルト公式サイト2024/04/20

村上宗隆選手。

ホームランは出ませんでしたがタイムリーが出て、だいぶ状態が上がってきたように思います。

今日はカード３戦目。

ヤクルト先発がヤフーレ投手、横浜先発は大貫普一投手と発表されています。

開幕から３連勝のヤフーレ投手。

この試合も期待です。

プロ野球 セリーグ　試合結果　2024年4月20日

プロ野球 セリーグ 順位表 　2024年4月20日　

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		19	10	7	2	.588	0.0
2		20	10	8	2	.556	0.5
3		19	9	8	2	.529	0.5
4		18	8	9	1	.471	1.0
5		18	8	10	0	.444	0.5
6		18	7	10	1	.412	0.5