4月25日 対 広島東洋カープ
両先発の大乱調で序盤はノーガードの打ち合いでした。
が、こうした試合に有りがちで、以降は継投陣の頑張りもあって拮抗した・・・ある意味重苦しい展開でした。
終盤はあと一本が出なかったカープと好機を生かせたヤクルトで、やはり最後は一発で決まりました。
それぞれ投攻粘った感じですが、全体を見ればカープが押していたと思います。
カープにとっては勝ち損ねたと言えると思います。
序盤の大量失点を根気強く跳ね返した展開は、カープらしいとも思えます。
ともあれ勝利しました(ほッ)
4/25 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 8 | 13 | 0 |
ヤクルト | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1X | 9 | 13 | 0 |
・ヤクルト本塁打 オスナ 5号 満塁(2回) サンタナ 2号 ソロ(9回)
・広島本塁打 二俣翔一 1号 ソロ(2回) 菊池涼介 1号 2ラン(3回)
高橋奎二、丸山翔大、清水昇、エスパーダ、星知弥、勝石山泰稚 – 中村悠平 | |
ハッチ、黒原拓未、H中﨑翔太、H矢崎拓也、島内颯太郎、負栗林良吏 – 坂倉将吾 |
先発高橋奎二投手。
全くの内容、出来でした。
相変わらずと言える投球とも言えますが、援護点がある中で不甲斐ない投球でした。
球威、変化球のキレ、制球全てが精彩を欠いた感じです。
2ストライクは簡単に取れるがそこから決めきれず、粘られ球数を要します。
四球や死球が怖く、ストライクを甘く取りに行って痛打の繰り返しでした。
粘られ弱いので相手にじっくり構えられ、常に押されている感じでした。
やはりもう何年も言われている投球術(いい球を生かす投球)を習得できないと、簡単に潰せる投手の感じです。
このままでは「良いものは持っているのに・・・」になってしまいます。
投球術は簡単に会得出来ませんが、前回の勝ちの試合も「勝つには勝ったが」の内容でしたから、ローテーションから一度外す必要がありそうです。
まあチーム事情はありますが、先を見ればこのままでは何ともなりません。
この試合でも初回から失点でマウンドでそわそわ、気持ちが落ち着かない感じが出て動揺が隠せませんでした。
4回持たずで9連戦の中ブルペンに負担を掛けてしまいました。
無いない尽くしでした。
厳しいようですが、もう一度見つめなおす必要がありそうです。
2番手の丸山翔太投手。
4回のピンチで登板しました。
同点にはされましたが、5回は無失点で何とか試合を落ち着かせました。
ここは展開として毎回失点を一旦止めましたので大きなところです。
3番手清水昇投手。
やはり現状は非常に厳しいところです。
4月初めの広島での試合で連続して失敗し、以降の悪い流れを作りましたが今回もまた広島。
渋とい打者が多い広島ではありますが、特に広島と言う感じではなく、「鉄人清水も来るものが来た」というところです。
以前から感じてますが、やはり打ちやすい投手となっています。
原因は球威、キレ、制球とありますが、やはり投球の中身を変えないと難しいのではと思います。
新たな球種が必要です。
長年で研究しつくされた結果とも言えます。
やはり一度抹消して作り直すべきと思います。
もちろん簡単では無いので時間がかかるでしょうが、現状で登板させるのは酷です。
エスパーダ、星、石山投手。
エスパーダ投手は慣れて好調。
星、石山投手は苦しみましたが粘り切った感じです。
ブルペンはまず結果ですから、粘り切れたところはやはり大きかった。
特に2点差から1点ずつで追っていたので、継投陣の踏ん張りが最後の一発を生んだとも感じます。
広島からすると、押していたところで決めきれずでした。
打線。
試合を引っ張り、決めたのはオスナ、サンタナ選手でした。
やはり現状のチーム状態では一発での得点、大量点は勝つためには必須です。
塩見選手が少し戻し気味ですが、まだあと少し?
一時調子を落とした感じの長岡選手は、しっかり戻した感じです。
ずるずると行かないところは昨年までとは少し違います。
やはりここぞの頼りは川端慎吾選手。
8回裏、6回に逆転をされても取り返したところは、ゲームの流れを渡し切らないタイムリーでした。
島内投手、攻め自体は間違ってはいはなかったと思います。
しかし、3球勝負の3球目で、高目のボール狙いがストライクコースで川端選手に捕まりました。
まあ川端選手以外であればヒットにされたかは??です。
村上宗隆選手。
ヒットは出ましたが、先日の床田投手で調子が狂ったか?のようでした。
ストレートに全くです。
今季なかなかストレートに苦労していますが、克服しないと彼方では球速も上がります。
しかも動きますから、更に難度が上がります。
このままでは・・・と思います。
ねちっこく追いかけて、ある意味始終広島ペースでしたが、サンタナ選手への失投で何とか勝ちを拾いました。
勝ったという感じはあまりしませんが、今は勝ちが良薬ですから・・・とにかく良かった!
移動をしてすぐにまた連戦が待っています。
今日は甲子園で阪神タイガース戦。
ヤクルト先発が小川泰弘投手、阪神は青柳晃洋投手と発表されています。
両チームエースのガチンコ勝負ですが、小川投手は今季の初登板。
何とか乗り切ってほしいと思います。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年4月25日
東京ヤクルトスワローズ 9-8 広島東洋カープ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 3-2 中日ドラゴンズ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年4月25日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 23 | 12 | 8 | 3 | .600 | 0.0 | |
2 | 23 | 11 | 9 | 3 | .550 | 1.0 | |
3 | 23 | 11 | 10 | 2 | .524 | 0.5 | |
4 | 21 | 9 | 10 | 2 | .474 | 1.0 | |
5 | 21 | 9 | 11 | 1 | .450 | 0.5 | |
6 | 21 | 8 | 12 | 1 | .400 | 1.0 |
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