田口快投、クローザーもアリか

プロ野球・期待の選手

2023.03.09

追いつ追われつが繰り広げられ、見ているには面白い展開でした。

まあオープン戦ならではではありますけれど。。。

ヤクルト投手陣、なぜか皆制球が今一つでピリッとしませんでした。

決めるところで決めきれないと、流れは悪くなって行きます。

その中でただ一人、田口投手が光りました。

3/8　福岡ソフトバンクホークス　対　東京ヤクルトスワローズ　オープン戦　　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	1	4	0	0	0	0	0	1	2	8	13	0
ソフトB	0	2	0	2	0	2	0	1	1	8	14	0

・ヤクルト本塁打　　　　オスナ 1号ソロ（1回）

・ソフトバンク本塁打　　　リチャード 1号ソロ（2回）上林誠知 2号２ラン（6回）

バッテリー

	石川雅規、ケラ、石山泰稚、清水昇、田口麗斗、木澤尚文、成田翔、柴田大地 – 松本直樹、古賀優大
	板東湧梧、笠谷俊介、和田毅、オスナ、古川侑利、又吉克樹、甲斐野央 – 渡邉陸、嶺井　博希

オスナ先制1号出典ヤクルト公式サイト 2023/03/08

先発石川雅規投手。

2回は何か試しているのか制球が悪く、甘く入ったところで痛打させました。

ですが、1,3回を見ると順調な感じです。

今季も間隔を空けての登板と思います。

ケラ投手。

今だフォームが固まっていない感じで総じて暴れ気味。

何球かはしっくり本来の球離れとフォームでいい球が行きましたが、まだ安定しない感じです。

少し投げ込まないとの段階で、締めの内容が出せるのは先になりそうです。

まずは中継でスタートでしょうか。

石山、清水、木澤投手。

ともに今一つの制球で、投球が苦しくなった感じです。

まあ微調整といったところです。

キャンプインから一カ月半、少し疲れが来ている感じもします。

田口麗斗投手。

際立って安定していました。

左打者の中村、三森選手を内野ゴロ、右の正木選手を三振に打ち取り、危なげない内容でした。

ストレート最速146Km、カーブは109Kmと緩急の落差があり、制球も安定。

他が少しもたついただけに、内容が際立った感じです。

田口投手のクローザーもアリかなと思わせる内容でした。

移籍の成田翔投手。

勝負出来ずで厳しい評価となったと思われます。

オープン戦でイニングを投げきれませんでしたから、ブルペン入りは厳しいと思われます。

何か一つ足りない感じで、緩急が必要ですがこれも難しそう?

しばらくは二軍で頑張るようかなと思います。

柴田大地投手。

2個の死球で少し狂った感じ? かなと思います。

ピンチで登板し、最初の打者水谷選手に死球で満塁。

次のアウトゥディ―ヨ選手をサードゴロで本塁アウト。

しかし3人目の嶺井選手にもう一度死球を与えて押し出しとなりました。

まあ2個めは見た目ボールで、ビデオ判定のリプレイチェックとなり、わずかにカスっての死球でした。

上手く避けきらない感じではありましたが、これもアリですから気持ちを落ち着けないと。

満塁でのアウトゥディ―ヨ選手のサードゴロで上手く打ち取ったのですが、北村選手のミスでダブルプレーを逃した訳で、まあ2死球は反省ですがそこそこの内容でした。

再度の登板機会があると思います。

打線。

終わってみれば13安打と昨日とは打って変わったのは、監督の一言が入ったためかと思います。

前日の試合後、

「ちょっと消極的に見えるかな。ブンブン振り回せというわけではないけど、ランナーがたまったところで初球を見逃してみたり、そういうのはあまり好きじゃない。もっともっと先に行けば難しいこともたくさんあって、悩まないといけないところもたくさんあるんだけど。今のうちはしっかりバットを振ってね。思い切りよくノビノビとやってくれたらいいんだけど。結果を欲しがっているというか、結果が出ることに怖がっているように見えてしようがないですね」

とコメントし、打線の奮起を促しました。

それに応えて、オスナ選手が1回表、初球の148Kmストレートを捉えてレフトにホームラン。