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山野太一7回無失点の快投! 大投手菅野と投げ合い最高の形で復活を遂げる

山野太一ヒーローインタビュー プロ野球・ピッチャー
山野太一ヒーローインタビュー

正直、おそらくですが誰も予想しなかった展開でした。

 

菅野投手は、前回のリベンジで絶対的な投球をすると思われました。

対するヤクルトはプロになってまだ2戦目、しかも故障で戦力外から育成となり、支配下復帰ホヤホヤの山野太一投手。

だれの予想もホニャララだったと思います。

 

8/1 東京読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果

R H E
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 6 0
巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0

・ヤクルト本塁打      無し

・巨人本塁打      無し

ヤクルト 山野太一、H清水昇、S田口麗斗 – 内山壮真
巨人 菅野智之、高梨雄平、菊地大稀 – 大城卓三

 

山野プロ初勝利出典ヤクルト公式サイト20230801

山野プロ初勝利で髙津監督と記念写真 出典ヤクルト公式サイト2023/08/01

 

先発山野太一投手

先発山野太一投手

初登板に等しいほどの長いリハビリからの復活でした。

5回を投げ切ればまずはOK、QSならば最高ということで、正直劣勢は否めないところでした。

が、ふたを開けてびっくり!

全く寄せ付けずでスイスイと7回無失点です。

ベンチもこれは期待以上、予想外の好投、いわゆる快投でした。

ルーキーイヤーは期待されて開幕一軍からスタート。

奈落に落ちて苦節3年、育成から再出発でしたが最高の形での復活でした。

 

ヒーローインタビューでは苦しかったころを思い出し涙ぐむ場面もありましたが、よく乗り越えたと思います。

山野太一ヒーローインタビュー

ヒーローインタビューを聞いた人々の心に大きなものを届けた、良いインタビューでした。

 

ドラフト当初に期待された持ち味を出し切った内容で、先発陣容が厳しいヤクルトとしては大きな朗報と言えます。

多彩な変化球と制球力の高さ(7回84球で四球1)。

球の出所が見にくく、タイミングが取りにくい感じでほとんど捉えられませんでした。

序盤ストレートを多くして、変化球投手のイメージを交わしたところも大きいと思いました。

これは内山壮真捕手のリードも大きく貢献したと感じます。

内山壮真2023

 

打たせて捕るタイプですが、なかなか芯で捉えられないヤクルトらしい投手とも感じます。

内訳をみてみますと、

内野ゴロ8,外野フライ4,内野フライ1、ファウルフライ2、三振は2ですから完全に打たせて捕るタイプ。

身長172cmと小柄ですが、石川投手や小川投手と重なるものがあり、大きく育って欲しいと思います。

 

この試合ではプロ初安打も打ちました。

中々のバットコントロールで、スライダーやフォークを3回ファウルした後、5球目の低いカーブを泳ぎながらもセンター前に安打。

山野太一プロ初安打

山野太一プロ初安打

ヤクルトが菅野投手から打った安打は6本しかありませんでしたから、驚きとしか言いようがありません。

次の登板が期待大となります。

 

菅野智之投手も前回のリベンジをと挑みました。

菅野智之投手

何しろ11年間の平均防御率が2.48という、言わずと知れた大投手です。

本気で押さえに来られた時に打てるのか・・・

前回はたまたま打ち崩せましたが、案の定今回は手も足も出ずの緊迫した状態が続きました。

 

内容は良かったのですが、唯一の失投が明暗を分けました。

7回サンタナ選手への一球が浮いて唯一の長打(二塁打、無死)を許してしまいます。

 

サンタナ決勝点に繋がる二塁打出典ヤクルト公式サイト20230801

サンタナ決勝点に繋がる二塁打 出典ヤクルト公式サイト2023/08/01

 

このピンチをヤクルトにしっかり攻められました。

まずは代走として丸山和郁選手が送り込まれます。

内山壮真選手が犠打を成功させ、丸山選手はサードに進みました。

オスナ選手四球で1,3塁となってしまいます。

併殺が怖いなと思いました。

しかし長岡秀樹選手の打球は内野ゴロではありましたが併殺には至らず、虎の子の1点が入ります。

長岡内野ゴロタイムリー

バント、内野ゴロで得点と、その意味では唯一のチャンスをしっかりものにした渋い攻撃でした。

 

清水、田口投手が山野投手の好投に応えるべく、しっかり締め切りました。

結構緊張したのではと思います。

山野投手の好投をふいにできないですから。

 

8回清水昇投手

8回清水三者凡退の好リリーフ出典ヤクルト公式サイト20230801

8回清水三者凡退の好リリーフ 出典ヤクルト公式サイト2023/08/01

三者凡退のパーフェクトリリーフ。

 

9回田口麗斗投手。

9回田口麗斗投手

坂本、梶谷、岡本選手が続いた厳しい場面でしたが、こちらも三者凡退のパーフェクトクローズでした。

田口投手はこれで25セーブ目となり、セーブランキング1位を固めました。

2位のマルティネス投手が23です。

3,4位の矢崎、山崎投手は20ですが現在クローザーとしては機能していません。

チームの状態がセーブシチュエーションを作りさえすれば、田口投手のセーブ王が大きく期待できます。

 

 

兎にも角にも山野デーでした。

2020年のドラフトは、木澤尚文、山野太一、内山壮真、元山飛優、並木秀尊+育成ドラフト赤羽由紘、丸山翔大選手でしたが、大当たりの年となって来た感じです。

木澤尚文2023  内山壮真2023  並木秀尊2023 赤羽由紘2023 68丸山翔大2023

 

次の試合はヤクルト先発高橋奎二投手、ジャイアンツはグリフィン投手と発表されています。

高橋奎二2023 VS F・グリフィン

高橋投手、山野投手には負けられません。

今度こそ落ち着いて、良い投球を期待します。

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年8月1

東京読売ジャイアンツ    0-1   東京ヤクルトスワローズ 東京ドーム
中日ドラゴンズ          2-10   阪神タイガース バンテリンドーム
広島東洋カープ       3-5   横浜DeNAベイスターズ マツダスタジアム

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2023年8月1日 試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 阪神 93 52 37 4 .584 0.0
2 広島 94 52 41 1 .559 2.0
3 DeNA 92 47 43 2 .522 3.5
4 巨人 92 46 45 1 .505 1.5
5 ヤクルト 92 39 51 2 .433 6.5
6 中日 93 35 56 2 .385 4.5

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