石川粘投も得点後すぐの失点が流れを呼び込めず、打線は広島床田を崩せずに敗戦

7月12日　対 広島東洋カープ　　マツダスタジアムにて　カード初戦

接戦の形でしたが、終始流れを持ってこられませんでした。

先制しながらも優位に立てず、常時押され気味で推移した試合でした。

5回の勝負所。

共に上位でしたがヤクルトは3者凡退であっさり終わり、流れ的に悪くしてしまいました。

その裏は逆に先頭秋山選手に勝ち越しホームランを打たれてしまい、あっさり失点を招いたことが敗戦に繋がりました。

7/12　広島東洋カープ　対　東京ヤクルトスワローズ

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	1	0	2	0	0	0	0	0	0	3	6	1
広島	2	0	1	0	1	0	0	0	X	4	10	0

・ヤクルト本塁打   　　　なし

・広島本塁打  　　　　　秋山翔吾 3号 ソロ（5回)

	負石川雅規、ロドリゲス、石山泰稚、金久保優斗 – 松本直樹
	勝床田寛樹、Hハーン、H黒原拓未、H森浦大輔、S栗林良吏 – 石原貴規

宮本猛打賞　出典ヤクルト公式サイト2024/07/12

先発石川雅規投手。

今一つ制球が甘い感じで浮き気味が多く、ここを突かれた感じです。

高めに入っては、やはり捉えられます。

しっかり粘りは見せましたが、得点後すぐ失点では流れを呼び込めません。

勝ち目の薄い試合運びとなりました。

5回4失点の投球内容でした。

今季の最近としては不出来と感じます。

個人的には松本選手の構えの高さがやはり気になります。

ロドリゲスｰ石山ｰ金久保投手のリレーでした。

ロドリゲス投手。

やはり今一つ成長していない感じです。

2アウトを簡単にとった後、ボール先行で四球(粘られて粘り切れず)、ヒットでピンチ。

やはりセットでの投球に課題があり、このあたり昨季から成長していないと感じています。

まあ最後は何とか粘って無失点でした。

ホッとしたとは思いますが、まだまだ時間が掛かりそうです。

しっかり練習して欲しいと思います。

金久保優斗投手。

こちらも1アウト後四球とピリッとせずでした。

併殺で逃れましたが、今一つ安心感が持てないところでした。

打線。

宮本丈選手が好調。

宮本猛打賞　出典ヤクルト公式サイト2024/07/12

3安打を打ち、猛打賞でした。

3回、先頭の武岡龍世選手が四球を選び出塁。

すかさずセンターに安打を打ち、無死1，2塁としました。

それが村上宗隆選手のタイムリーの布石になっています。

オスナ選手はどん底です。

3回、8回のチャンスに凡打し、打点王の面影がありません。

何とか調子を取り戻してほしいと願います。

この日もスタメン起用の濱田選手は結果出せずでした。

特に大きかったのが初回と思います。

長岡選手の押し出し後、濱田選手が初球を簡単に打って凡フラでした。

立ち上がりを苦しむ床田投手を捉えきる絶好機を逃しました。

今が出場機会があるチャンスです。

ここで結果を出せないと、だんだん機会は失われるのですが・・・

まあ同じことは増田､北村選手にも言えると思います。

1打席を大切にして、役割を果たしてほしいです。

そうなれば出場機会が増えて生き残ることができますから。

村上宗隆選手。

村上タイムリー　出典ヤクルト公式サイト2024/07/12

床田投手に空振り三振2回と、あまり合っていない印象でしたが、3回のチャンスにはしっかりタイムリーを打って打点を挙げました。

少しずつチャンスに安打が出るようになってきたように思います。

長岡秀樹選手。

初回押し出しの四球、3回には村上選手の安打の後、犠牲フライを打って一時勝ち越しとしました。

好守備も有り、この日2打点と頑張っています。

打線はこの試合も全体に低調で、いつもに比べさほどの床田投手を崩しきれませんでした。

僅差を追いつけずの試合でした。

ぼろ負けではありませんが、勝ちが見えにくい内容でした。

今日の試合は広島とのカード2戦目です。

ヤクルトの先発が小澤怜史投手、広島は大瀬良大地投手と発表されています。

　VS　

先発投手の抹消が続いている中、小澤投手がまた先発に返り咲きました。

何とか粘投して欲しいと思います。

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		81	41	35	5	.539	0.0
2		78	39	35	4	.527	1.0
3		81	42	38	1	.525	0.0
4		82	40	37	5	.519	0.5
5		83	36	41	6	.468	4.0
6		81	32	45	4	.416	4.0