1週間前の再戦です。
4月19日 対横浜DeNAベイスターズは、場所を神宮球場に移してのカードとなりました。
横浜から神宮へ場所を変えましたが、先週と同じ先発での顔合わせとなりました。
この日はCREW DAYということで、今季2024年の水色のCREWユニフォームを着用。
観客席もブルーに染まりました。
4/19 東京ヤクルトスワローズ 対 横浜DeNAベイスターズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
横浜 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | X | 4 | 8 | 2 |
・ヤクルト本塁打 オスナ 4号 ソロ(6回) 村上宗隆 3号 ソロ(8回)
・横浜本塁打 なし
サイスニード、エスパーダ、勝大西広樹、S石山泰稚 – 中村悠平 | |
東克樹、H徳山壮磨、負伊勢大夢 – 山本祐大 |
先発サイスニード投手。
ちょっとアンラッキーな失点の感じで、気の毒に思いました。
しかし、良くも悪くもアバウトコントロールです。
甘く入りがちはいつもの感じでいつも通りの内容でした。
5回で3失点。
6回まで投げてほしいところでしたが、展開的に追う展開でしたから、、チャンスが廻ったこともあって降板でした。
3失点で収まりましたから想定内でしょうか。
現状は球威面からも抑え込むと言う内容は期待できませんが、僅差を保つことが出来たわけですから試合は作ったともいえます。
球威が今一つ戻ればですが、シーズンが進まないとかも知れません。
以降エスパーダ、大西、石山投手と繋ぎました。
2イニングを投げたエスパーダ投手が良い内容でした。
6回、石上選手に安打されましたが、あとはレフトフライやキャッチャーファウルフライ、サードゴロと無難にさばきました。
7回は先頭が1番に戻りましたが、渡会選手をサードファウルフライ、関根選手をサードフライ、佐野選手セカンドゴロと厄介な打者を完全に抑え込みました。
イニング跨ぎを好投し、追加点をしっかり阻んだのは大きかったと思います。
登板を重ねて慣れてきた感じで徐々に安定感が出てきています。
抑え込むパワー系では有りませんが、このところの内容は計算できる内容となっています。
この試合のように回跨ぎで2イニング行ってくれるとブルペンとしてはかなり助かります。
現状では貴重な要員となっています。
大西広樹投手。
昨年までと比べるとピンチで慌てなく、緊張しなくなってきた感じです。
救援投手としては非常に大きな要素で、粘れる投球が出来てくるとさらに立ち位置が上がりそうです。
牧選手に安打を打たれたものの、宮崎、桑原、山本選手を凡打とフライで打ち取り、無失点で切り抜けました。
ご褒美で勝ちが転がり込みました。
今季の初勝利です。
おめでとうございます。
締めの石山泰稚投手。
制球が安定して、このところは好調と感じます。
ピンチは作りましたがしっかり粘り切りましたので、久しぶりのセーブが付きました。
2021年5月14日の中日戦以来、1071日ぶりのセーブだそうで、ほぼ3年ぶりの様です。
いい時の制球を取り戻せば、当面のクローザーも行けそうです。
クローザーとしての引き出しは誰よりも持っていますから、球さえしっかりしていれば安心して任せられます。
打線。
中軸がしっかり決め切りました。
ホームランの威力を見せつけた結果となりました。
やはり前日からの打順が嵌っています。
まあ問題は2番ですが・・・
山田選手が戻れば2番か6番。
青木選手か西川選手が2番でしょうか。
その山田選手は19日の二軍戦でもホームランを打つなど3打数3安打と好調で、20日(本日)から一軍復帰となるようです。
武岡、赤羽、北村拓選手は代打、守備要員となり、最悪1名は二軍に落とされるのかと思いますが、アピールに成功したのは??
オスナ選手。
絶好調をキープ中です。
6回、二試合連続のホームランで、これが同点打となりました。
サイスニード投手の負けを消し、チームに希望を届けた一発でした。
村上宗隆選手。
バンテリンでの逆方向への一発とセンターから右への安打が出て徐々に調子が戻ってきた感じです。
打率が.333となり、現時点でのリーグトップ。
本塁打は1位が4本(オスナ、森下)ですから、3位につけました。
この試合の締めの3号は、打った瞬間にそれとわかる、村上選手らしいホームランでした。
確信歩きをしながら打球を見上げ、バットを放り投げての指差しにダイヤモンド一周と、いつものルーティンをこなしてホームを踏みました。
角度距離がほぼ理想でしたから満足の内容と思います。
今季神宮で打った初ホームランとなりましたが、まさに神宮に村神様の降臨を感じた、滞空時間の長い、大きなホームランで、右中間席の着弾しました。
今季初めての神宮でのヒーローインタビュー。
サンスポに掲載されたものを引用します。
--神宮球場第1号本塁打が決勝打
「久しぶりにすごいいい球場で打ててうれしいです」
--8回、3-3の同点の場面、どんな気持ちでバッターボックスへ
「しっかり来た球を1スイングで捉えられるように意識していました。ちょっと高めに浮いてきたので角度がついていいホームランになった」
--打った感触は
「完璧でした。久しぶりって感じです」
--どんな思いで打球を見送った
「もちろん『いったな』っていう思いと、八回だとわかっていたので逆転できたなって、イメージ通り打球が上がっていいホームランになりました」
--チームを代表して今シーズンに目標は
「今、キャプテン(山田哲人)がいなかったり、守護神がいなかったりチーム状況があまりよくないですけど、僕ら1人1人野球としっかり向き合って戦えているので、上を目指して優勝して、みなさんと一緒に喜びを分かち合いたい。勝てるときばかりではないですけど、負けるときも一緒に悔しさを味わって、勝ちの喜びを味わって一緒に優勝したいと思います」
4番らしい覚悟を持っての打席だったと改めて感心しました。
この試合はホームランで決めましたが、失点後すぐに取り返した攻撃が逆転を生んだと感じます。
3回は、表に2点を取られた後の回でした。
長岡選手が死球で出塁、サイスニード選手犠牲バント成功で、2アウトから塩見泰隆選手がタイムリー。
5回は中村悠平選手が安打で出塁。
長岡選手が粘って四球を選びます。
代打の北村拓選手が安打で繋ぎ満塁になりました。
ここでまた塩見選手の打順です。
しっかり犠飛で、責任を果たしました。
確実に攻めて点が取れた内容は、チーム状態が徐々に上向いてきた感じです。
チーム全体で勝ち取り、4番の村上選手の3号で決着が付きました。
これで6回の同点とした後の好機で逆転出来ていれば理想でしたが・・・
まだそこまでの勢いにはなっていないですね。
いや、今までを考えますと、十分すぎる内容になってきています。
今日の試合は横浜DeNAベイスターズとのカード2戦目となります。
ヤクルト先発が阪口皓亮投手、横浜はケイ投手と発表されています。
満を持しての感じで阪口投手。
二軍で先発切り替えのための練習を積んできました。
DeNAがトレードを悔やむような内容を見せてくれることを期待です。
2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2024 では3号(通算194号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年4月19日
東京ヤクルトスワローズ 4-3 横浜DeNAベイスターズ | 神宮球場 |
広島東洋カープ 0-0 東京読売ジャイアンツ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 7-0 中日ドラゴンズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年4月19日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 18 | 10 | 6 | 2 | .625 | 0.0 | |
2 | 18 | 9 | 7 | 2 | .563 | 1.0 | |
3 | 19 | 9 | 8 | 2 | .529 | 0.5 | |
4 | 17 | 7 | 9 | 1 | .438 | 1.5 | |
4 | 17 | 7 | 9 | 1 | .438 | 0.0 | |
6 | 17 | 7 | 10 | 0 | .412 | 0.5 |
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