小澤粘投も苦手阪神伊藤に打線の援護なく敗戦　サンタナ10号がせめてもの反撃

プロ野球・期待の選手

10号で帰還のサンタナ

2023.07.24

結局苦手の伊藤投手を崩せませんでした。

初回いきなりの連打で1点を先制し、今日も行けるかとかすかに期待しましたが・・・

以降はさっぱりでした。

6回3安打、1点とまたやられました。

連勝は4で止まりました。

相変わらず苦手には毎回策なしです。

ブレイク明け調子が上がったかでしたが、好投手相手になすすべ無し。

まだ本物とは言えません。

加えて山崎選手や中村選手がアクシデントで心配されるとなっては、上がりかけたところでまた躓きそうです。

7/23　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
阪神	0	0	1	0	0	0	1	2	0	4	8	1
ヤクルト	1	0	0	0	0	0	0	1	0	2	5	0

・ヤクルト本塁打　サンタナ 10号ソロ（8回）

・阪神本塁打　　　　無し

	小澤怜史、負大西広樹、木澤尚文、山本大貴、今野龍太 – 中村悠平
	勝伊藤将司、H岩貞祐太、H浜地真澄、S岩崎優 – 梅野隆太郎

サンタナ10号　出典ヤクルト公式サイト2023/07/23

先発小澤怜史投手。

変化球が高めに浮き気味で、制球も今一つでした。

変化球を狙われ苦しい組み立てでしたが、それでも粘って5回1失点と踏ん張って試合は作りました。

小澤3安打1失点の好投　出典ヤクルト公式サイト2023/07/23

5回で降板したので以降の継投に少し無理がかかった感じですが、これはこれと思います。

出来の中頑張り、試合を作ってくれました。

2番手大西広樹投手。

自身のバント処理や、オスナ選手の握りぞこないで失点と少し不運でした。

バント処理にしても、あのようにイレギュラーされては致し方が無いと気の毒には思います。

一般にミス絡みの失点はゲームの流れを悪くしてなかなか取り戻せない展開になります。

まさにそんな失点でした。

3番手木澤尚文投手。

全体としては雑な投球の印象が否めません。

また入りで失敗しました。

先頭に簡単にストライクを取りに行ってヒット。

次を追い込んで決めきれず粘られて四球。

三振でアウト一つのあと、また簡単にストライクを取りに行ってタイムリー。

このあとこれも簡単に犠飛で決定的な2失点でした。

これでほぼゲームとしては決まりでした。

まあ分かってはいるのでしょうが、肝心なところでの失点です。

結果として慎重さ丁寧さに欠ける内容でした。

この試合の打線は低調です。

5安打では････苦手を崩せないではまだ本物ではない感じです。

そんな中、この日も先発の武岡龍世選手。

武岡6試合連続安打　出典ヤクルト公式サイト2023/07/23

初回センターに安打し、これで6試合連続安打と好調です。

懸念された犠打も成功させ、じわじわポジションを固め始めました。

守備力も悪くはありません。

山田選手が戻るまでとは言え、着実にアピールを続けています。

まだストレートに弱い傾向があるなど、弱点はもちろんあるのですが、伸びしろを感じます。

このまま頑張れば、山田選手が戻っても一軍に置いてもらえそうです。

サンタナ選手が好調です。

8回に10号ソロを打ち、やられっぱなしのところに反撃の姿勢を見せました。

残念ながらソロで複数得点できず、後続も倒れましたので同点にさえなりませんでした。

しかし、この1点でファンの気持ちも少し晴れたのではと思います。

それにしても、このところ攻守にいい働きの山崎選手の状態が心配されます。

前日の試合でフェンス激突のスーパーファインプレーをし、後頭部を打ち、しりもちをつきました。

そのまま守備を継続させましたが、その後の回から交代しました。

この試合ではベンチにも入っていませんでした。

山崎晃大朗選手は良く打ち、良く粘り、よく走り、球際強く、良く守ります。

今季の春はコンディション不良で、別メニューからのスタートでした。

治ったはずがぶり返すこともあり、心配です。

塩見選手の復帰がまだ未定の中、山崎選手もとなりますと、今後の展開的にも心配されます。

元気に戻ってくれることを願わずにはいられません。

プロ野球セリーグ　試合結果　2023年7月23日

東京ヤクルトスワローズ　　　2-4　　　阪神タイガース	神宮球場
横浜DeNAベイスターズ　　 0-4　　　東京読売ジャイアンツ	横浜スタジアム
広島東洋カープ　　　　　　3-1　　　中日ドラゴンズ	マツダスタジアム