原樹理好投、若燕飛翔　東京ドームで苦手菅野から7年ぶりの勝利を得る

4/8 読売ジャイアンツ対ヤクルト 試合結果

バッテリー

	☆原樹理、石山泰稚、H田口麗斗、H清水昇、梅野雄吾 – 内山壮真、古賀優大
	★菅野智之、平内龍太、山口俊、畠世周、高梨雄平 – 大城卓三

 

4月8日  対 読売ジャイアンツ

大の苦手の菅野投手を若燕たちが中心にいい形で崩し、投打嚙み合ってヤクルトらしさが出ての快勝とも言える試合でした。

 

菅野智之投手は本来の調子ではなく、昨年までのどうにもならないと言う感じが無いとは言え、この一勝はチームの勢いに価値あるものです。

東京ドームで菅野投手相手に勝利したのは、2015年9月27日以来で実に7年ぶりとか。。。

なにしろ、東京ドームでの菅野投手とは、それ以降14連敗中でしたから。

いやぁ、気分爽快です。

 

ただ、敵ながら怪我が心配です。かなり痛そうでした。酷くないことを願います。

 

 

 

先発原樹理投手。

ツーシーム、チェンジアップが効果的で安定感のある内容でした。

しっかりと攻める投球で、配球もさえた感じでした。

この辺りは前回同様コンビを組んだ内山壮真捕手の好リードとも言えます。

 

昨年の終わりあたりから一皮剥けた投球内容で、少し時間はかかりましたがローテーションを維持できる投球になりました。

7回少し疲れからか制球が不安定となってピンチで交代となりましたが、次は投げ切りたいところです。

お疲れ様でした。

今季初勝利、おめでとうございます。

 

 

石山投手のアクシデント降板の後を受けた田口麗斗投手。

 

今回もピンチをしっかりしのぎ切りました。

追加点を与えると流れを失うところだっただけに大きな火消しでした。

やはりこの立ち位置が田口投手には合っているように思います。

良い立ち位置を得たことで、今後が見えてきたのではないでしょうか。

期待です。

 

 

打線は、菅野投手への苦手意識と戦力充実を考えての太田､宮本選手の起用が結果を出しました｡

 

太田賢吾選手は攻守に渡っての活躍でした。

打っては2安打、慣れないセンター守備でも4回にポランコ選手の大飛球を見事スーパーキャッチ。

 

「身長が大きかったので捕れました（笑）。フェンスを怖がらずにいけたのが、捕ることにつながったのかなと思います」と、ユーモアを交えてコメントしています。

 

宮本丈選手はこの試合から昇格。

長く待ちわびていましたが、行き成り5番でサンタナ選手の代わりに先発しました。

犠打を決め、死球を受けて出塁、打った安打は2点タイムリーと大活躍。

 

 

「打ったのはカットボール。昇格後に直ぐにチャンスを頂いて、何とか１本出したかったのでチャンスで打つことが出来て良かったです」

と、コメントしています。

 

サンタナ選手離脱でめぐってきたチャンスに結果を出せたところは大きな収穫です。

 

 

序盤は試合相手や状況でレギュラーを適度に休ませると同時に、戦力充実のための若手に機会を与えることは長いシーズンでは大切なトライと思います。

この試合のようにそこで結果がついてくるとチームに勢いが出てきます。

その意味でこの試合､太田､宮本､長岡､内山選手のそれぞれの活躍はベンチとしては非常に頼もしいものです。

 

 

長岡秀樹選手に至っては、毎回普通に活躍するので、もはや当たり前の様でスポットが当たりません。

しかし、この試合の貴重な先制は、彼のバットから出ました。

苦手の菅野投手相手に、先頭・村上選手が安打、宮本選手の犠打で1死2塁となり、続く長岡選手がセンターへタイムリー二塁打を打ったのです。

 

7年ぶりに菅野投手を攻略する突破口となりました。

大きな貢献です。

 

強いチームはレギュラーが欠けても大きく力が落ちない事ですから、勝ち以上に試合内容はよかった感じです。

菅野投手相手なので、思い切って左をそろえ、入念な作戦で臨んだ監督采配の勝利でもありました。

 

昨日も今一つ調子が上がりませんでしたが、これをきっかけにしたいところ。

次も良い内容が出せれば一気に調子が戻る感じです｡

次戦に期待｡

 

今日はデーゲームです。

ヤクルトは小川泰弘投手、ジャイアンツはマット・シューメーカー投手です。

　VS　

初物に弱いヤクルト。

多分データは全然ないですしね。

どうなるんだか。。。ちょっと不安。

 

 

プロ野球 セリーグ 試合結果　2022年4月8日

東京読売ジャイアンツ  　　3-11　　東京ヤクルトスワローズ	東京ドーム
阪神タイガース　　　　　　3-3  　　広島東洋カープ	甲子園
横浜DeNAベイスターズ　　中止　　　中日ドラゴンズ	横浜スタジアム

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表 　2022年4月8日試合終了時点