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オリ山本完投138球1失点 14奪三振のシリーズ記録も出て、ORIXが逆王手

勝利でハグのバッテリー 出典NPB公式サイト プロ野球・ピッチャー
勝利でハグのバッテリー 出典NPB公式サイト

日本シリーズ第6戦。

場所を京セラドーム大阪に移しての戦いとなりました。

京セラドーム大阪 出典NPB公式サイト

京セラドーム大阪 出典NPB公式サイト

両投手の投げ合いで、投手戦になるかと思いました。

こんな場合はホームランで決着がつくかもと思っていましたが、まさにその形となりました。

 

日本シリーズ第6戦 試合結果

R H E
阪神 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 9 0
ORIX 0 2 0 0 2 0 0 1 X 5 8 0

バッテリー

オリックス 山本 – 若月
阪神 村上、西勇 – 坂本

本塁打

【阪神】  ノイジー 1号(2回ソロ 山本)

【ORIX】 紅林 1号(5回2ラン 村上)、頓宮 2号(8回ソロ 西勇)

圧巻の完投の山本由伸投手 出典NPB公式サイト

圧巻の完投の山本由伸投手 出典NPB公式サイト

 

さすがといえる感じです。

山本由伸投手。

山本由伸

前回登板のリベンジ、汚名返上の完投でした。

短期間で修正できるか懸念でしたが、やはり一流に超が付くだけのことはある修正力。

カーブ、スライダーの制球を修正しきって、本来の組み立てでした。

出来としては完調とまでは行っていない感じでしたが、それでもでした。

 

ここまでシリーズで救援陣への負担が増しています。

救援陣が苦しいことを十分考えて、最初から完投するペース配分の感じでした。

立ち上がりからあまり飛ばさず、徐々にあげていく内容です。

序盤の2回に出会いがしらの一発(ノイジ―選手のホームラン)は喫しましたが、3回のピンチからは以降、要所は締めて得点を許しませんでした。

 

投球を終わって138球でしたが、完投後もまだいける感じでした。

9回の阪神の攻撃では、糸原選手を157Kmのストレート空振り三振。

木浪選手に安打を打たれましたが、渡邉選手を148Kmのフォーク見逃し三振。

ラスト、近本選手を152Kmのストレートでセカンドゴロに打ち取りましたから。

 

終盤監督から「今日は球数制限はないから」と伝えられたそうなので、更にスイッチが入ったと思われます。

神がかった投球でした。

渡邉選手を三振に斬ったところで、日本シリーズ奪三振数の記録が更新されました。

 

救援陣を使わずにタイに持ち込んだことは、勝ち以上に価値があることとなります。

これを受けて、海外のメディアでも大きく取り上げられ、山本投手の評価は更に上がった様子です。

一体契約金はいくらでメジャーに行くのか・・・とてつもない数字かと思いますが・・・

われわれ庶民には、何度生まれ変わっても拝めない金額であることは確かです。

メジャーへの手土産となりました。

 

村上頌樹投手

村上頌樹

前回が完璧だっただけに、前回以上はなかなか難しいところでした。

制球が前回より甘くなった感じで、甘いところをしっかり打たれてしまいました。

オリックスも前回の内容を十分踏まえた準備をしたのでしょう。

甘い変化球狙いと見えました。

 

打撃ではやはりホームランが試合を決めました。

2回、阪神がノイジ―選手のホームランで先制します。

ノイジーホームラン 出典NPB公式サイト

ノイジーホームラン 出典NPB公式サイト

 

その裏珍事が起こります。

この試合から先発出場となった杉本裕太郎選手

杉本裕太郎

村上投手の高めを強振した打球は、天井の通称「スーパーリング」に吸い込まれました。

球場の規定で、エンタイトル二塁打とジャッジされました。

 

ホームランでは?と思いましたが、規定なので、仕方がありませんね。

後でトラックマンによると120メートルと判明し、左翼線上の距離としては普通なら完全にホームランでした。

しかし、この回は打線が繋がり、2点を獲って逆転しました。

 

5回は紅林弘太郎選手が2ラン。

紅林2ラン 出典NPB公式サイト

紅林2ランで中押し 出典NPB公式サイト

 

8回ダメオシ、 頓宮裕真選手のシリーズ2号が出て、試合はほぼ決まりました。

頓宮シリーズ2号本塁打でダメオシ出典NPB公式サイト

頓宮シリーズ2号本塁打でダメオシ 出典NPB公式サイト

 

これで勝敗はタイ。

少し投手をつぎ込めるオリックス有利の感じです。

前回好投の宮城投手が、前回内容にどこまで近いかによると思います。

村上投手も前回好投でしたが、今回はそこまで良くはありませんでしたから。

初登板の阪神青柳投手の出来具合はどうでしょう。

ここまで1度も投げていませんし、パリーグには少ないタイプの投手ですから、打ちあぐねるかもしれません。

この先発投手の出来あたりが最初のポイントと思います。

どちらも投手陣をつぎ込むことは出来るので、継投も大きなポイントの感じです。

 

いずれにしても接戦になるのではと思います。

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