7月19日 対 東京読売ジャイアンツ
若手2人の活躍と、投打ともにいい援護で連敗を脱出しました。
7/19 東京ヤクルトスワローズ 対 東京読売ジャイアンツ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | 8 | 1 |
ヤクルト | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | X | 5 | 9 | 0 |
バッテリー
☆小澤怜史、コール、H今野龍太、梅野雄吾、Sマクガフ – 古賀優大、内山壮真 | |
★戸郷翔征、鍬原拓也、山本一輝、今村信貴 – 岸田行倫、大城卓三 |
なんといってもこの試合を作ったのは先発小澤怜史投手。
結構プレッシャーもあったところで見事に跳ね返しての好投でした。
チャレンジャーとして思い切りよく行ったところが好投に繋がった感じです。
最初から飛ばしてストライク先行の攻めの内容でした。
特に序盤は制球が抜群で、キレ球威もあり、初登板の時の良い出来がよみがえったように感じました。
始めての相手にとっては少しタイミングが取りにくいこともあって、序盤はジャイアンツが手こずりました。
この間に上手く先制できたところも、試合展開(流れ)を引き寄せることができました。
投のラッキーボーイ出現です。
このところしっかり無得点で抑えることが出来ず、なかなか試合の主導権を握れなかった試合が続きました。
小澤投手の6回無失点7奪三振は大きいです。
さすがに6回あたりは制球が乱れ始めましたが、まあ徐々に経験を積んでいくことで対処できると思います。
このあたりのスタミナが次の課題かもしれません。
今までの経験で先発をやったことがないのですから、当然です。
今更ながら、「先発で使おう」と思った高津監督の目の鋭さを感じます。
プロ2度目のお立ち台では、「本当にチームも苦しい状況ですけど、やっぱり僕自身もっとアピールしていかないといけない立場なんで、絶対抑えてやるっていう気持ちで立ちました」と、この試合への思いを語っていました。
2番手のコール投手。
全く自信無げで、これが表情にも出る最悪の内容でした。
全く試合に集中できていない感じで、簡単に盗まれて盗塁を許し簡単に失点をしてしまいます。
この後も立ち直れず、今後が不安な状態で降板。
代えるタイミングが遅れた感じもします。
満塁の前にコーチが行ったところでは、意欲なく降りたそうに見えました。
体調でも悪かったのか、心配なところです。
満塁のピンチを凌いだ今野龍太投手が、この試合の投のもう一人のヒーロー。
ここで失点していれば流れはジャイアンツに行くところでした。
このところ少しストレートが鈍っていましたが、制球とともに昨年の感じに近付いた感じです。
今野投手の調子が上向いたことは今後にとっては大きなところです。
リベンジ登板のマクガフ投手。
前日はやはり間隔が空きすぎた感じで、この試合では本来の調子で軽く3者で締めくくりました。
前日の間隔を空けずにすぐリベンジできたのも良かったように思います。
サンタナ選手が戻って気分が晴れた感じのオスナ選手がこの日もタイムリーで先制しました。
2回裏、まず村上宗隆選手が安打で出塁。
サンタナ選手四球の後でのタイムリー二塁打でしたから、4,5,6番で先制と相手に脅威を与えることができました。
それにしてもメンタル要素は大きいですね。
サンタナ選手が17日に戻ってからの3日間で連日安打(ホームラン含む5安打)の5打点です。
サンタナ選手が離脱する直前の4月6日の打率は.270でしたが、6日後の12日には.200と急降下し、6月29日に.250になるまで2割5分を超えたの2日間だけという不振でした。
サンタナ来日のニュースが聞こえ始めた6月末頃からは.250以上をキープ。
昨日で.261となりました。
慣れない異国で初めからサンタナ選手と過ごしていたので、急にいなくなったことのストレスはさぞや大きかったのだろうと推測します。
調子が戻って良かったです。
この試合の打のヒーローはやはり攻守で光った武岡龍世選手。
一軍残留へ大きなアピールができました。
ファインプレーで一気に調子に乗って3安打で3打点とこれまでとは別人です。
ファインプレーは4回表。
1死満塁の大ピンチで、戸郷選手の抜ければビッグイニングの打球を獲りグラブトスで二塁に送球。
球は二塁から一塁へと送られダブルプレーとなりました。
気を良くした5回、センターオーバーを懸命に走り三塁打にします。
ファインプレーからの三塁打で、本日の打のラッキーボーイ出現です。
まさにどん底ヤクルトの救世主となりました。
ラッキーボーイはその後6回に戸郷投手を降板させる安打と打点、8回にも安打を打ちました。
「若い人は何か切っ掛けがあると一気に力を発揮する」という典型でした。
プロ初のヒーローインタビューでは笑顔がはじけ、自己紹介と問われて「背番号60の武岡です。長岡とは間違えないでください」と笑いを誘いました。
2回にプロ初打点を挙げたことに関して、「僕の中では1打席、1打席がアピールだと思ってたので、あんまり覚えてないんですけど、とりあえず食いつくぐらいのイメージで打席に立ちました」
5回にプロ初の三塁打を打ったことについては「打った瞬間、スリーベース行けるかなと思っていて、走ってたら行けそうだったので、一生懸命走ったっていう感じです」
と、すがすがしいコメント。
こうなると次の機会の内容が重要。
踏ん張れば一軍残留が見えてきます。
ここまでコロナを切っ掛けにチームのバランスが崩れた感じでしたが、投打ともに戻りつつある内容となりました。
大きな意味があった勝利です。
さて今日はヤクルトが高橋奎二投手、ジャイアンツがメルセデス投手です。
VS
やっと打線が機能し始めましたので、高橋投手に勝ちを付けたいところ。
ただ、高橋投手のリード。。。どうするのでしょう。
個人的には内山捕手の方が古賀捕手よりも良いように思いますが。。。
中村~! 早く戻ってこ~い!!
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年7月19日
東京ヤクルトスワローズ 5-3 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 3-2 横浜DeNAベイスターズ | バンテリンドーム |
広島東洋カープ 0-3 阪神タイガース | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年7月19日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 87 | 54 | 32 | 1 | .628 | 0.0 | |
2 | 85 | 41 | 42 | 2 | .494 | 11.5 | |
3 | 90 | 43 | 45 | 2 | .489 | 0.5 | |
3 | 91 | 43 | 45 | 3 | .489 | 0.0 | |
5 | 95 | 45 | 49 | 1 | .479 | 1.0 | |
6 | 88 | 38 | 49 | 1 | .437 | 3.5 |
石川雅規投手3,000投球回達成表彰式
試合前に石川投手の3,000イニング達成の表彰式が行われました。
防御率にも驚きですが、奪三振がイニング数の半分を超えていますから、凄い数字だと思います。
石川投手、おめでとうございます。
まだまだ元気に頑張ってください。
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