9/14 広島カープ 対 ヤクルトスワローズ カード初戦
思いがけない相手ミスで勝たせて貰った感じです。
とはいえ上手くミスの動揺につけ入ったところは上出来でした。
6回、7回と得点を挙げ、点差が開いて勝ったと思った緩み。
負けられないカープ、さすがに付け入って粘りを見せましたがあと一歩でした。
カバーミスやボークで失った事は痛かった感じです。
ミスが多いとさすがに追いきれません。
「油断やミスが命取り」を実感した試合は、内山選手が3番に戻ってチームを牽引、双子のパパになったアビラ投手に勝利を届けました。
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
9/14 広島 対 ヤクルト スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 | 1 | 8 | 9 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 | 11 | 2 |
・ヤクルト本塁打 なし
・広島本塁打 なし
![]() |
勝アビラ、H矢崎拓也、H荘司宏太、H大西広樹、S星知弥 – 中村悠平 |
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負アドゥワ誠、岡本駿、島内颯太郎、森浦大輔 – 坂倉将吾 |

内山2本のタイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/09/14
投手陣
先発アビラ投手
最近の試合は序盤でコケることが多く、劣勢展開で始まりなかなか主導権をとれないところでした。
しかしアビラ、しっかり序盤を抑え試合を作れました。
点差から言えば7回は投げきってほしいところでしたが、ラテン気質なのか7回はすっかり緩んだ感じでした。
まあその気はないのでしょうが、勝ったと思うと落とし穴はよくあるところです。
つば九郎大先生の名言「ゆだんたいてきおでんたいやき」がそのまんま。
継投陣は準備が出来ていなかった感じで、流れを止められませんでした。
回を追うに従って勝負球が高めに甘く入るところは、制球力の限界かな?
まあそれでもストライクゾーンで勝負で四球が1だったところが、6回まで2失点とQSとした要因かと思います。
最近の先発としては上出来と言えます。
6勝目を挙げ、来季も延長かな??
急遽肩を作った矢崎拓也投手。
流れを止めきれませんでしたが、ここはいたし方なしかな?と思います。
荘司宏太投手
得点差1点、2死1,3塁でマウンドに上がりました。
いわゆる火消です。
同点、逆転もありでしたがしっかり抑えきりました。
ここは大きい。
押し切られず流れをいったん切りましたから・・・
この回が始まる前までは5点差でしたので、投入はないかと思っていました。
これで39試合に出場し、24ホールド、25ホールドポイントで現在10位。
栗林投手を抜き、あと1ポイントで森浦投手に並びます。
弱いチーム状況からの登板は難しいとは思いますが、あと15試合で5ポイントを上げれば、新人王も夢ではありません。
監督も協力すると明言していますので、可能性はあるのではと期待しています。
9回に追加点が入って、星知弥投手
余裕の内容。
だんだんらしくなってきた感じです。
これで13セーブ目。
石山泰稚投手が14セーブですので、もう追いつきそうです。
これを超えれば、今季のクローザーとして、堂々名乗りを上げられます。
打線
序盤アドゥア投手に手こずりました。
エラーの動揺に付け入り、繋げたところが大きかった。
最近はなかなか繋がらない事が多いのですが、きっかけを貰った感じです。
2番の岩田幸宏選手が良い繋ぎをしました。

岩田3安打猛打賞出典ヤクルト公式サイト2025/09/14
足が活きました。
6回は2死から濱田選手死球のあとレフトのライン際に二塁打、内山選手の安打の間に猛スピードで帰還し、同点のホームを踏みました。
7回は内野安打で出て盗塁。
内山選手のショートゴロの間に3塁に到達。
相手投手ボークでホームベースを踏みました。
濱田太貴選手。

濱田タイムリー二塁打出典ヤクルト公式サイト2025/09/14
この4試合、打ち続けています。
タイムリーがいい感じに出て、1番に定着しています。
このところ疲れか今一つだった内山壮真選手
踏ん張りました。
ここで持ち直せれば、ほぼレギュラーに近付きます。

内山2本のタイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/09/14
今季は出場は100試合中90試合でスタメンで、うち62試合で3番でした。
しかし、11日は先発を外れ、12、13日は6番でした。
そのことに対するコメントが出ています。
「(打順が)3番に戻って、何とか結果を出せてよかったです」
「3番でずっとやってきて、最近外されて悔しい思いをしました」
「チームが苦しいときに、ためになる一本を打てればいい。このまま走り切りたいです」
髙津監督は、
2安打3打点と躍動した内山について高津監督は「賢い子なので、考えながら打席に立っているのがよくわかる。可能性を秘めた選手。人にないものを持っている。体は小さいけどスイングスピードが速いし、打球の上がる角度もすごい」と評価し、「これからもどんどん伸ばしていかないと」と期待した。
出典サンスポ
寡黙なイメージの選手ですが、3番から外されたことを悔しいと思い奮起したのは良いことと思います。
来季も捕手登録なのかな??
終盤の切り札の並木秀尊選手
一軍に復帰しているのは心強い限り。
9回、代打の増田珠選手の死球に伴う出塁で代走に出ました。
0番が塁に居ますと、なんだか得点が入るのではという期待でいっぱいになります。
赤羽選手の犠打で二塁。
得点圏に進みました。
内山選手がレフトに安打を打ちましたが、二塁から超特急で走る0番を見て焦ったのか、ファビアン選手がファンブル。
三塁でブレーキをかけずにそのままホームを走り抜けました。
さすがに相手も意識でミスが出るあたり、やはり有効な足です。
今日はこれからデーゲーム。
広島とのカード最終戦です。
先発はヤクルトが青柳晃洋投手、広島は玉村昇悟投手と発表されています。
vs
青柳投手、ヤクルトでのデビュー戦は晴れの様です。
久しぶりのNPBですが、離れている期間は短いのであまり心配はしていません。
弱点の制球を整えさえできれば、結果が付いてくると思いますので頑張ってほしい。
打線は援護をキッチリして、もはや鬼門ではなくなったマツダスタジアムで連勝したいところです。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年9月14日
広島東洋カープ 6-8 東京ヤクルトスワローズ | マツダスタジアム |
横浜DeNAベイスターズ 9-7 東京読売ジャイアンツ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 0-1 中日ドラゴンズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年9月14日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
131 | 79 | 49 | 3 | .617 | 優勝 |
2 | ![]() |
131 | 64 | 64 | 3 | .500 | 15.0 |
3 | ![]() |
131 | 63 | 63 | 5 | .500 | 0.0 |
4 | ![]() |
131 | 57 | 69 | 5 | .452 | 6.0 |
5 | ![]() |
131 | 58 | 71 | 2 | .450 | 0.5 |
6 | ![]() |
127 | 48 | 73 | 6 | .397 | 6.0 |
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