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スワホー! 石川20年連続で勝利!祝砲は青木2号・山田12号・村上16号と先発野手の全員安打

石川初勝利アイキャッチ プロ野球・ピッチャー

6月4日  対 埼玉西武ライオンズ

 

R H E
西武 0 0 1 0 0 1 3 1
ヤクルト 1 5 4 0 0X 10 11 0
バッテリー
西武 髙橋光成、松岡洸希 – 森友哉、柘植世那
ヤクルト 石川雅規 – 中村悠平

 

スワホー!

ヤクルトとしては良いとこだらけの試合となり、めでたく石川雅規投手が今季初勝利(20年連続勝利)となりました。

石川初勝利20210604

石川今季初勝利(大卒20年連続勝利記録達成) 出典ヤクルト公式サイト

 

石川雅規満を持しての登板でしたが、石川投手らしさに溢れる内容でした。

 

石川6月4日

抜群の制球力と投球術で帰ってきた「石川満開」の投球で、長年腕を磨いた職人さんを見る気持ちでした。

チーム一丸で盛り立て、石川投手に勝ちを付けたヤクルトらしさも満開でした。

 

それにしても20年は凄い!

結構な才能が在っても数年で終わる人もいる中、決して体格的には恵まれない(外見は)のですが、管理と練習で作り上げた体の中身は凄いと思います。

まだまだこれからが楽しみです。

青木選手もそうですが、この様な選手が居ることはやはりいろいろな面でヤクルトに取っては宝です。

 

 

高橋光成この試合、西武先発の高橋光成投手の乱調で思わぬ展開になりました。

雨、風とドームを本拠地にする投手にとっては不慣れと言えるコンデション。

加えて開幕から2ヶ月でそろそろ疲れも重なったか、考えられない出来でした。

 

立ち上がり制球が不安定でしたが、バッテリーエラーでの1失点で切り抜け立ち直るかと思いました。

ところが2回は更に悪く大量失点となり、集中力も切れた感じでした。

 

コロナの影響で日程延期があり、スケジュールタイトの西武としては、投手をあまり使いたくない事情も在ってのことでしょう。

辛い内容で続投せざるを得ない、少し痛ましいこととなりました。

点差もあり、お互いあまり投手に負担を掛けたくない所もあってか、中断後すんなりゲームセットとなりました。

 

ヤクルトとしては、石川投手が完投という形で一人で勝利を得たところが大きいと思います。

少し手薄な中継ぎを休ませることにもなりました。

 

打線は4回裏まででヒット11本、先発野手が全てヒットを記録と、素晴らしい勢いでした。

石川投手に至っては、3回のバントをいずれも初球で成功させ、バンターの見本ともいえる内容で、見ていて痛快でした。

 

青木宣親選手が前の試合の状態を維持している感じの2号2ラン。

もう本来調子に戻ったと思います。

青木2号

 

山田哲人選手は3ラン12号。

山田3ラン

山田選手3ラン 出典スポーツニッポン 撮影・村上大輔

中村選手の二塁打、元山選手の安打などで、1死2,3塁で、塩見選手のタイムリー、さらに青木選手の内野ゴロが相手の悪送球を誘い、3対0。

これでもかと、山田選手が3ランで6対0。

これは相手投手の戦意がこと切れる一発となりました。

 

3回表、スパンジェンバーグ選手の3号が出て、反撃開始をした西武にトドメを刺したのが、村上宗隆選手の16号2ラン。(詳細は村上宗隆選手 ホームラン記録 2021に加筆済み)

村上16号

 

 

こうなってしまっては、雨天中止になる前にさっさと5回表まではやらなくちゃ。

 

石川投手が5回表を59球で締め、その裏山田・村上連続四球で出塁したところで中断。

30分以上経過し、5回雨天コールドが宣言されましたが、両チームがそれを歓迎したことは言うまでもありません。

円満な雨天コールドでした。

石川投手のヒーローインタビューが見られなかったのは残念でしたが。

 

山田、村上選手にホームランが出たところは大変良かったと思います。

今季2度目のアベック砲で今後も同様の展開が楽しみです。

如何せん相手投手の状態が悪すぎでしたので、ちょっと本物感はまだかなぁ。。。

とは言え甘い球を逃さず打っていて、このクラスは基を持っていますから、きっかけ、結果があればと思います。

 

この試合が両選手のきっかけになってくれれば良いと願います。

 

小川泰弘さて、今日は小川泰弘投手が登板です。

このところ中々の内容で、安定した投球を展開していますから、今日も期待したいと思います。

 

西武先発は今井達也投手。

 

デーゲームで、14時スタートです。

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2021年6月4日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 阪神 52 33 17 2 .660 0.0
2 巨人 56 28 19 9 .596 3.5
3 ヤクルト 53 25 21 7 .543 2.5
4 中日 55 22 24 9 .478 3.0
5 広島 48 18 24 6 .429 2.0
6 DeNA 57 17 32 8 .347 4.5

 

 

 

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