2019年 アメリカメジャーリーグ ワールドシリーズ
優勝はワシントン・ナショナルズ。
初制覇です。まずは、おめでとう!
落とし穴は、何処に在るか分かりません。
中盤まではアストロズ先発グレンスキーの、ポストシーズン一番の好投で、先制追加と流れは作っていたのですが。。。
レンドーンの一発とソト警戒の四球で、
アストロズが継投に動き流れを自ら変えた結果となりました。
早めに手を打った結果ではありますが、前日も一発を期しているハリスへの継投は、ちょっと疑問。
グレンスキーの出来とハリスの比較を誤ったともいえるのではないでしょうか。
ソトへの四球は慌てる内容ではないように思います。
なぜ一番力のある投手で行かなかったか?
コールを準備していたなら、力で抑え込むしかないと思うのですが・・・
こののシリーズ、アストロズのブルペンは余り好調とは言えず、好不調の波があります。
安定して任せることが出来ない状態が続き、特に僅差では中々良い内容がありません。
大量リードは守れるのですが、僅差の踏ん張りがきかないところが最後まで足を引っ張った感じです。
ナショナルズ先発はシャーザーです。
好調とは言えないながら粘って僅差で反撃を待つ。
このシリーズのナショナルズ先発陣に共通の内容です。
6回からは先発要員のコービンでしっかり抑え込むシナリオ。
アストロズとは対照的な継投で、全般にナショナルズ先発投手は得点を許すも粘って追加を許さず僅差を維持。
ここが勝敗を分けた一番の内容と思います。
このところのワールドシリーズは、一昨年アストロズ、昨年レッドソックスと力のあるチームが取ってきました。
今年はいささか変わり 「勢い+運のチーム」が取る結果になってしまいました。
ナショナルズも弱いわけではありませんが、一番強いかは判断が難しい。
「ワールドチャンピオン=力のあるチーム=強いチーム」 が疑問になる結果でした。
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