5/6 読売ジャイアンツ 対 ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 1 | 4 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 | 13 | 18 | 0 |
巨人 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 1 |
バッテリー
☆原樹理、コール、木澤尚文 – 内山壮真、古賀優大 | |
★堀田賢慎、平内龍太、大江竜聖、菊地大稀、鍬原拓也、高梨雄平 – 岸田行倫 |
5月6日 対 読売ジャイアンツ
火ヤク庫が爆発し、打ち勝って勝利をものにしました。
大砲だけではなく走塁やスクイズなど、ヤクルトらしい小技も絡めての良い勝利でした。
両先発の出来がそろって良くなく、試合展開予測できにくいこととなりました。
が、序盤のホームランがソロと満塁の違いとなったところで差が出たとも言えます。
中盤以降はほぼヤクルトのワンサイドでしたが、先制されてもすぐ追いつき、間髪入れずに大量点で逆転と試合の流れを引き寄せた結果とも言えます。
その意味では中盤ホームラン、スクイズ、タイムリーと小刻みに得点を取り流れを渡さなかったところも大きいと感じます。
特に6回、太田賢吾選手のスクイズは圧巻でした。
原選手が四球で繋いで塁に出たところ、牽制球が直接原選手にぶつかりました。
ぶつけられた原投手も痛かったでしょうが、結果からは相手にとっては非常に痛い進塁を許すことになってしまいます。
1・3塁でいきなりの難しい球のスクイズを成功させました。
相手ミスに付け込んだ采配、これで5点差としたところが大きかったと思います。
先発原樹理投手。
不出来で綱渡り的な内容でした。
ストレートが全く操れず、変化球も切れ悪く、何より狙ったところにはほとんど行かない。
行先は球に聞いての状態でした。
徐々に修正できるかでしたが、ほぼ変わらない状態。
中盤以降は大量点に守られ相手の攻撃が淡白になったこともあって7回を投げ切りました。
かなり悪い状態でしたが、7回2失点は粘りの内容です。
大量点差を上手く使ったとも言えます。
正直ここまで持ちこたえるとは思いませんでした。
ただ救援陣に負担が掛からなかった所は大きな点です。
また、あれだけコントロールが悪かったのに四球を出しませんでした。
四死球は野手の勢いをそぎます。
この日は野手も伸び伸びとプレイし、原投手は打線にのっかった感じでした。
18安打、13得点ですから全員気持ちよく打った感じで言うことなしです。
順を追って振り返ってみたいと思います。
先制され、1点を追う2回はオスナ選手安打で出塁後、濱田太貴選手がレフトへタイムリー2塁打を放ちました。
普通では一塁走者は三塁止まりのケースでしたが、ジャイアンツのレフトがウォーカー選手。
守備力の欠点を突き、巨体を奮わせながらオスナ選手はホームへ帰還。
これで1対1となりました。
3回、塩見選手安打、太田選手の安打、山田選手が四球を選び、無死満塁のチャンスがきます。
この頃調子が上向き始めた4番村上宗隆選手。
4年連続のグランドスラムで一気に4打点。
バッターボックスでとても良い目をしており、打ってくれそうな雰囲気がありました。
4番がお目覚めです。
村上選手のセンターバックスクリーン8号満塁ホームランで5対1です。
原投手が安定せず、その裏に2点目を失ったのですが、すぐに取り戻します。
なんとオスナ選手がスタンド上段に飛び込む特大の3号ソロを打ちました。
上段の看板に当たる大飛球は、神宮ならオープンハウスの看板あたりか。。。家を1件もらい損ねましたね(笑)
中盤の6回、先ほど話した太田選手が絶妙のスクイズを決めて7対2となります。
7回には二死一塁の場面で長岡選手がタイムリーを打ち、8点目。
8回、一死1・2塁のチャンスで、太田選手がタイムリー2ベースで10点目。
太田選手は3安打3打点と大活躍でした。
調子今一の山田哲人選手もタイムリー2ベースを打って11対2。
最終9回にも得点が入りました。
長岡秀樹選手がプロ初の1号2ランをライトスタンドへ運んだのです。
13対2となり、いくら何でもひっくり返されないだろうと安堵。
長岡選手は点差から思い切っていった感じでした。
7,8番あたりで経験を積むことが出来れば、負担も少なく良い結果が得られそうです。
「打ったのはスライダー。がむしゃらに喰らいついて打ちました。凄くうれしいです」と新人らしい初々しい感想を述べていました。
8回、9回は継投でした。
8回はコール投手。
2,3,4番を全てフライに打ち取って三者凡退です。
少し慣れてきたのかな。。。点差があるとはいえ、キッチリと抑えたのは良かったです。
9回は木澤尚文投手。
被安打は1でしたが2奪三振、無失点と最後を締めました。
ジャイアンツの明日への勢いをそぐ、良い投球でした。
それにしても打ちすぎかも。
最後は少し次に取っておきたいような感じでした。
得てして「爆打ちの次の試合は無言」ということが多いので心配です。
今日はデーゲーム。
先発はヤクルトが高橋奎二投手、ジャイアンツがシューメーカー投手です。
VS
高橋投手の援護をしてあげて欲しい。
孤軍奮闘が多いので。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 8号(通算112号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年5月6日
東京読売ジャイアンツ 2-13 東京ヤクルトスワローズ | 東京ドーム |
広島東洋カープ 3-4 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
中日ドラゴンズ 1-0(延長10回) 阪神タイガース | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年5月6日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 21 | 15 | 0 | .583 | 0.0 | |
2 | 31 | 18 | 13 | 0 | .581 | 0.5 | |
3 | 34 | 18 | 15 | 1 | .545 | 1.0 | |
4 | 31 | 16 | 15 | 0 | .516 | 1.0 | |
5 | 29 | 13 | 16 | 0 | .448 | 2.0 | |
6 | 35 | 11 | 23 | 1 | .324 | 4.5 |
村上選手のヒーローインタビュー
以降サンスポさんの記事です。
--どんな気持ちで打席に立った
「なんとか(原)樹理さんを援護したい気持ちでした。前の方々も粘ってつないでくれた姿を見ていたので、なんとかかえしたい思いで打席に入りました」
--本塁打の感触は
「コースもいいところだったので、なんとかコンパクトに打った結果がいい方向につながってくれた。芯に当たった感覚でした」
--チームのムードは
「ベンチもいい雰囲気。一試合一試合、いい試合ができています。一日一日の積み重ねだと思います。その中で勝つことができて、チームも流れに乗ってきて、まだ長い戦いですけど、この先も積み重ねて、最後は優勝できるように頑張りたい」
--首位巨人とは0・5ゲーム差
「今日勝てたのはよかったですけど、また明日勝って、このカードを勝ち越せるようにしたい。積み重ねていくだけです」
村上選手のグランドスラムには痺れました。
夏に向けいよいよ動き出しましたね。
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