11月12日 CSファイナル 第三戦 対 東京読売ジャイアンツ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 7 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 3 | 0 |
原樹理、金久保優斗、石山泰稚、スアレス、清水昇、マクガフ – 中村悠平 | |
メルセデス、デラロサ、中川皓太 – 大城卓三、小林誠司 |
クライマックスシリーズ突破!
今季のヤクルトらしい試合でした。
打ちあぐんでも投手がキッチリ押さえ、終盤の好機をしっかり生かして勝利をものにした試合展開でした。
ジャイアンツ先発メルセデス投手。
上手い投球で中々捉えることが出来ず、かなり手こずる展開となりました。
このタイプの投手には手こずることが多い感じです。
実際、6回打者23人、80球、被安打1、奪三振4、与四球3、失点0とやり込められ、鳴かず飛ばずの燕となっていました。
試合展開から最小点差での展開でしたから、ジャイアンツはやはり慎重にならざるを得ません。
もう後がありませんからね。
必然的に四球などで徐々にプレッシャーがきつくなった感じです。
7回表の攻撃で、ジャイアンツは追加点を取りに行く采配をしました。
メルセデス投手の打順でに代打八百板選手を出したのです。
まあ順当な策ですが、ヤクルトに取っては打ちあぐんでいただけに有り難い面もあり、これが分岐点となりました。
その意味では僅差を維持したヤクルト投手陣の力とも言えます。
先発の原投手のアクシデントは予想外で、驚きもし、心配もしました。
大切な右手の負傷です。
降板を余儀なくされ、引き継いだ緊急登板の金久保優斗投手。
ホントに緊急で、CS初登板の22歳には過酷な感じでした。
しかし1失点はしましたが、しっかり粘った投球でした。
制球が不安定で、5回までさほど調子は良くはありませんでしたが、踏んばり切りました。
これがジャイアンツに流れを渡し切らない結果になりました。
後を繋いだ石山ースアレス投手は完璧な内容で反撃待ちのムードに持っていきました。
やはり今季の中継ぎ陣の充実を示しました。
原投手、良い投球内容だっただけにアクシデントは残念。
大事に至らなければ良いのですが。。。折角今季良い内容が続いただけに先に影響が出ないことを祈ります。
7回メルセデス投手が降りたことで気分的に変った感じがしました。
ヒットと四球2つで満塁の好機を生み出します。
流れは中村選手三振の後、久しぶりにオスナ選手がヒット。
それを西浦直亨選手がしっかりバントで送り川端選手の登場です。
デラロサ投手は蛇に睨まれた蛙の如く、川端選手に向かっていけません。
川端慎吾選手の存在がつながりを生み、好調の塩見泰隆選手がヒットにこだわらずしっかり四球を取って、良い繋ぎをしました。
塩見選手に限らないかもしれませんが、調子が上がると選球眼もよくなる様です。
この好機に青木選手に回るあたりはチームが上手く行っている感じです。
二死満塁の好機に登場の青木宣親選手。
自分としては多分初球勝負では。。。と思っていましたが、勝負強い青木選手の面目躍如です。
流石に経験豊かでしっかり初球を捉え切りました。
ここまで余り好調とは言えない状態でしたが、ここは全く別人のバッテイング。
やはりここ一番では青木先生(我が家の青木選手の呼称)でした。
こうなれば当然、清水ーマクガフ投手。
清水昇投手。
ホームラン警戒で、逆転だけは阻止の投球でした。
少しつけこまれましたが逆転は許さない粘りを見せ1点止まりで切り抜けました。
クローザーのマクガフ投手は好調で、全く危なげなく余裕で逃げ切ってくれました。
結局シリーズで全くジャイアンツに流れを渡さなかった完勝でした。
MVPは奥川恭伸投手に決定。
ダルビッシュ投手を抜き、史上最年少でのクライマックスシリーズMVPです。
記録が一つ生まれました。
監督の胴上げを神宮球場で果たしました。
19,022人の観客に見守られ、宙に5回舞いました。感無量です。
さて日本シリーズ。
これも完勝で、同じような完封-完封-引き分けでパリーグ突破のオリックスが対戦相手に決まりました。
かなりの接戦になりそうです。
日本シリーズは延長有りですから、今季初めての試みとなります。
監督の思案のしどころですね。
一週間の調整期間にしっかり準備したいところです。
祝 CS突破
両目を入れました
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