6月13日 対 福岡ソフトバンクホークス
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 8 | 0 |
ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 4 | 4 | 0 |
バッテリー
★和田毅、松本裕樹、田浦文丸、津森宥紀、泉圭輔 – 甲斐拓也 | |
☆高橋奎二、石山泰稚、H清水昇、Sマクガフ – 古賀優大、中村悠平 |
期待の投手が好投、主軸がアベックホームランとヤクルトとしては理想的とも言える良い形で交流戦を3連勝で終え、リーグ順位も2位になりました。
調子が出ないソフトバンクとは言え、良い形の展開で3連勝と今後に弾みが付く内容でした。
先発、満を持しての? 高橋奎二投手。
今季は中々出番が貰えず、じっくりと昨年までの課題を修正しての今季初登板でした。
当然結果が出ないと次が危うい立場ですから、初回から目いっぱい飛ばした感じでした。
昨年まではマウンド捌きが今一落ち着かず、傍目にはそわそわでした。
ですが今季は打って変わって落ち着きが見られたところが印象的でした。
制球が大きく変わったわけではありません。
打たれまいと際どい所を狙っても、投球を狂わせる事がありませんでした。
思い切っての投球に徹したのが大きな変化で結果を生んだといえます。
一人相撲さえしなければ、球の威力は持っていますからある程度は投げる力はあります。
先発の左投手で149Kmを投げるのは大きな武器。
この試合の内容は貫くべき形をようやく手に入れた事を感じさせました。
初戦7回途中で2失点のQSは大きな成果ですし、7回になっても球速の衰えは殆どありませんでした。
石川、田口投手とは異なったタイプの左の先発要員が加わることはチームに取って大きな収穫です。
次の当番での投球が楽しみと言える好投でした。
山田哲人選手。
波が激しい状態が続いていましたが、ようやく上昇してきた感じです。
この試合も3安打(1ホームラン)、3打点と、このまま今少し続けて試合をしたい感じです。
4日間も休ませたく無いなどと思ってしまいますが、いい状態で休みに入れるので今後に期待です。
村上宗隆選手も20号一番乗りと量産の体制。
両リーグ通じて20号一番乗りは、球団ではバレンティン選手以来。
1989年パリッシュ、1995年オマリー、1999年ペタジーニ、2012年バレンティンに次いで5人目となりました。
日本人では初めての記録です。
また、21歳で両リーグ20号一番乗りは西鉄の中西太さんが20歳の1953年、21歳の1954年以来67年ぶり2人目となり、セリーグでは初めてという記録。
20本塁打は3年連続となりました。
村上選手の20号到達は19年がチーム78試合目、20年が90試合目でしたが、21年が61試合目と一挙に加速。
40本の最年少記録は1963年の王貞治さん(巨人)と1985年秋山幸二さん(西武)の23歳です。
これ、完全に射程距離ですね。
山田・村上選手のアベック砲は今季3度目です。
主軸が揃って調子が上がって来た感じで、交流戦開けが楽しみです。
昔のよしみでは無いでしょうが、バレンデイン選手の300号、1000安打が古巣で出たことはこれはこれで良かったと思います。
これも縁かもしれませんし本人も感慨深いところ。
ただね、2本はどうかなぁ。。。もっともそれで清水投手にホールドが付き、マクガフ投手もセーブが付きましたが。。。
高橋投手が先発要員に新たに一枚加わる可能性が見え、主軸の調子が上がりつつある結果で交流戦を勝ち越せましたので、この勢いで阪神を追いかけたいところです。
それにしても3番4番が良く打ってソフトバンク相手に3タテできるとは。
交流戦は10勝8敗で貯金付き5位で終了です。
4日間も試合がないので。。。ちょっと応援も一休み
プロ野球 セリーグ 順位表 2021年6月13日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 60 | 39 | 19 | 2 | .672 | 0.0 | |
2 | 64 | 30 | 24 | 10 | .556 | 7.0 | |
2 | 61 | 30 | 24 | 7 | .556 | 0.0 | |
4 | 63 | 25 | 29 | 9 | .463 | 5.0 | |
5 | 65 | 21 | 35 | 9 | .375 | 5.0 | |
6 | 56 | 18 | 30 | 8 | .375 | -1.0 |
コメント
対ホークス戦3連勝、痛快でしたね!
過去の交流戦で、一番相性の悪い相手だっただけに、喜びも倍増です。
オマケにバレンティン選手の1000安打&300本塁打まで飛び出して、印象深い対戦でした。
ペナントリーグも楽しみになってきました。