奥川2勝目　投打噛み合って一丸となり奥川を援護

6月２９日　対  阪神タイガース　　神宮球場にて　カード２戦目（初戦雨天中止）

久しぶりに投打噛み合った内容と感じました。

投手陣はかなり綱渡りでしたが、粘って落ちませんでした。

今は結果が優先と思いますのでチーム全員で頑張ったといえます。

阪神は、近本･木浪選手を欠いていることが響いた感じもします。

復帰２戦目の奥川投手に勝ちが付き、村上選手にもホームランが出て、連敗が止まり、ファンとしては良い気分で見終えた試合となりました。

6/29　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
阪神	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1	6	1
ヤクルト	3	0	2	0	1	0	0	0	X	6	10	0

・ヤクルト本塁打   　　　村上宗隆 　15号 ソロ（5回）

・阪神本塁打  　　　　　なし

	勝奥川恭伸、星知弥、石山泰稚、小澤怜史、清水昇 – 中村悠平
	負伊藤将司、浜地真澄、富田蓮、島本浩也 – 坂本誠志郎

奥川5回2安打1失点の好投で2勝目　出典ヤクルト公式サイト2024/06/29

先発奥川恭伸投手。

やはり本来の姿ではありません。

本人が一番分かっている感じで表情が冴えず今一つ。

どことなく自信がなく不安そうに見えました。

制球がままならずです。

横変化の変化球のキレが悪く、抜けや引っかける事が多くみられました。

制球力抜群の時とは別人の状態とあっては当然かもしれません。

それでも5回1失点と要所はしのぎ切るあたりは、試合の作り方を熟知していると言えます。

まだ持続力(体力、精神力)が十分でない感じで、5回はエネルギーが切れたように見えました。

まあ徐々に伸ばして行けるとは思います。

回を追うごとに縦変化のフォークを入れての組み立てでした。

まあさすがの中村悠平捕手です。

横が安定しないのでタテを入れて立て直しを図り、徐々に横も安定してきました。

横変化が安定してくれば楽な投球となって、安定感が出てくると思いますので、やはり当面はここがポイントと思います。

それにしても、出来が悪くても試合は作りますから、やはり運も持っている(運も実力のうち)と言えます。

チーム全体が後押ししている辺りは、やはり全体がキーマンと感じているところと思います。

その意味で「投打噛み合って一丸となった内容」は、勢いを付ける良い試合展開となりました｡

試合後髙津監督は奥川投手に関して次のようにコメントしています。

「内容はともかく、結果がついてきたというのは、先日（１４日）の京セラもそうですけども、非常に良かったのかなと思います」

「これ以上ズルズル行ったらちょっと厳しくなるので、今日止められてよかったと思います」

星ｰ石山ｰ小澤ｰ清水投手のリレーでしっかり押さえきれました。

石山、小澤投手は少し危ない内容でしたが、粘れました。

点差からすればすんなり行きたいところでしたが、まあ無失点でしのぎ切れた・・・結果良しです。

清水投手に関しては、負担のないところでの登板で感覚を戻せればの感じ。

まだ少しかかりそうですが、やはり戻ってほしいピースです。

打線。

初回、伊藤投手の立ち上がりにつけ入ることができた攻撃は、しっかり繋がるいい内容でした。

振り返ってみます。

先頭の丸山和郁選手が四球を選んで出塁します。

この日一軍に昇格した宮本丈選手。

ライトに安打して、無死１，２塁。

３番オスナ選手がタイムリー二塁打で１点が入りました。

一塁走者は三塁に進み、無死１，３塁です。

４番村上選手はセカンドゴロでしたが、その間に宮本選手がホームを踏んでで２点目。

なおもランナーが三塁に残りました。

ここで５番のサンタナ選手。

きっちりライトに犠牲フライを揚げ、３点目が入りました。

次の長岡選手は倒れて、初回の攻撃終了です。

四球、ヒット、タイムリー、内野ゴロ得点、犠飛と効率的に打線が流れました。

大きかったのはオスナ選手のタイムリーです。

先制でなお無死2,3塁と、いい形を残してのタイムリー。

これで後に続く打者も楽に打てたと感じます。

しっかり点を取れる打撃をしました。

1,2番がチャンスを作り、中軸が得点と形がいいです。

この試合では、オスナ1、村上2、サンタナ2と打点を稼ぎました｡

久しぶりの宮本丈選手。

ようやくの登場ですがいい働きです。

やはり必要な(出てきてほしい)選手です。

３回は長岡秀樹選手も上手く打ってのタイムリー。

中村選手2犠打と、それぞれ持ち味が出せた感じです。

何より村上宗隆選手。

村上15号ソロ　出典ヤクルト公式サイト2024/06/29

久しぶりの15号でした。

5回表に1点を返された直後の裏の攻撃で一発。

取られた得点をすぐに返したのは、精神衛生上この上なくスッキリした一発となりました。

つば九郎の祝福を受ける村上選手

投打が嚙み合ったチーム一丸の試合・・・

この感じを次の試合でも出してほしいと切望します。

今日もデーゲーム。

ヤクルトの先発がサイスニード投手、阪神は西勇輝投手と発表されています。

初戦が雨天中止となり、登板予定だった西投手が一日置いてずれてスライドするようです。

何とか打ち崩してほしいと思います。

2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集

村上宗隆選手 ホームラン記録 2024　では15号（通算206号）を更新中です（こちら）

村上15号ソロ

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		69	37	28	4	.569	0.0
2		70	36	33	1	.522	3.0
3		72	34	33	5	.507	1.0
4		73	34	34	5	.500	0.5
5		71	30	37	4	.448	3.5
5		73	30	37	6	.448	0.0