5/29 ヤクルト 対 中日ドラゴンズ カード3戦目
まあ、不甲斐ないというか、情けないというか、惨めというか・・・惨憺たる惨敗でした。
投打ともに相変わらずで全く良いところなしで、淡々と進みました。
個人的には何の面白味も興奮も覚えずで、見るに値しないと感じる内容でした。
どう見ても無気力と見えてしまいます。
ベンチも含め戦う姿勢や気迫が見られません。
もともと稀薄ですが、こうなると余計にそう思えてしまいます。
大ナタを振るわないとの感じですが、相変わらずの優柔不断のフロント、球団ではそんな根性はあるはずもなく、今季はずるずるとこの在り様で続くのでしょう・・・
野球はエンタテインメント性があるからこそ客が入るのです。
たとえ負けても、いいものをみせてもらったという満足感を感じられる9回裏であってほしい。
投手力だけではなく、打撃、守備、采配、闘志すべてにストーリーがあって、それを楽しませて欲しいのですが・・・
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
5/29 ヤクルト 対 中日 スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 13 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 |
・ヤクルト本塁打 なし
・中日本塁打 村松開人 1号 2ラン(2回) 上林誠知 6号 ソロ(3回)
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負小川泰弘、田口麗斗、矢崎拓也、小澤怜史、星知弥 – 中村悠平、松本直樹 |
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勝マラー、マルテ、梅野雄吾 – 木下拓哉 |

内山先頭打者安打出典ヤクルト公式サイト2025/05/29
投手陣
先発小川泰弘投手。
全く球に力、キレ無く、まるでバッテイング投手状態でした。
ドラゴンズ打線に気持ちよく打たれました。
バッテイング投手でもこれ程気持ちよく打たせるのは難しい????
まあ4回以降ドラゴンズ打線は打ち疲れ?
あまり打っては可哀そうか? 緩んで打たなくなり、使える球を絞っての投球も効いて何とか5回まででした。
3回に代打を送られずで、考えようでは序盤で試合を諦めた感じの采配です。
負け試合に投手を使いたくないのか?でしたが、以降ブルペンを4人注ぎ込む何とも不可解な采配。
昨日の時点で今日の横浜が雨予報でしたから、それぞれの投手を1イニングずつ調整しようと思ったのかもしれませんが・・・
また、長いイニングを任せられるのは小澤投手ぐらいしかいません。
先日も3イニングを投げましたので無理をさせたくなかったのかもしれません。
しかしファンの目から言わせていただくと、もうベンチも思考も支離滅裂で、おかしくなっている感じがしてしまいます。
4回以降はドラゴンズ打線が緩んだ感じでしたから、ブルペンは楽々の投球であまり参考にはならないところもありますが、一応見てみます。
6回より、田口麗斗、矢崎拓也、小澤怜史、星知弥投手とつなぎました。
田口麗斗投手。
下位打線でした。
簡単に2死を取った後ブライト選手に安打されましたが、次の田中選手をライトフライに打ち取って無失点。
以前のような力はありませんが、少しずつ立て直しているようには思えます。
矢崎拓也投手。
この試合では制球が思うように行ったと思います。
制球さえうまくいけば球に力がありますので、三者凡退で終わりました。
良い時の矢崎投手に戻りつつあると思います。
小澤怜史投手。
ストレートに力が出てきた感じです。
少し昨年に戻りつつあるのかな?の印象。
先頭に安打を打たれたものの、その後いずれもストレートでの外野フライ、見逃し三振、空振り三振と、無失点で終わりました。
星知弥投手。
星投手も安定して力のあるストレートが来ていました。
上手く捉えても力に押されて外野フライで終わったり、ストレート後のフォークを凡打したりと、三者凡退無失点でした。
この試合の唯一の光です。
総じて、勝パターン候補の投球確認のようになっていました。
勝敗は決まっていましたので、今後に備えてのチェックということのように見えますが、失点は序盤の3回まででしたから、戦う姿勢を見せるという意味では、ファンとしては物足りないものとなりました。
打線
この試合は大きく打順を変えてきました。
増田ー伊藤ー北村拓ーオスナー内山ー澤井ー山田ー中村ー投手
若手を中心にほとんど右打者で固めました。
破壊力はなくても、チャンスをもらって何かしら役に立つことをやってくれたらという打線でした。
しかし、奇跡は起こらずボロボロです。
6安打散発。
兎に角つながりません。
マラー投手の変化球(カーブ、チェンジアップ)とストレートに翻弄されて絞り切れずでした。
全くどうにもならないと言う訳ではない投球ですが、序盤の大量失点で打っていくしかないところです。
攻め難いのは確かですが、策がなさすぎ・・・粘って四球でつなぐとかが全くでは(結局無四球)。
初安打がオスナ選手。

オスナチーム初安打出典ヤクルト公式サイト2025/05/29
若手では増田、北村、内山、澤井選手が安打を打ちました。
唯一得点機らしかったのが7回。
内山ー澤井と連打で無死1,2塁でしたが、山田選手が併殺で、あっけなくチャンスがつぶれました。
山田選手はこの試合でも安打が出ましたが、肝心なところでは凡退でチームへの貢献ができませんでした。
最後に宮本丈選手でした。
点差が大きく開いていましたが確り粘って四球で出塁。
代打起用が主ですが、基本に一打席一打席を大切にしていることが窺えます。
この姿勢を若手のメンバーももっと見習うべきです。
いつでも簡単に打席を与えられると思っているのでは?と強く感じます。
まあチーム状況がそうしているわけで、どちらかといえば無理をして使わざるを得ない現状というのが本音でしょうが・・・・
また、ベンチ(監督)も山田選手に期待(忖度?)しているうちは現状を打破できないと思うのですが・・・
打順入れ替えはともかくとして、守備に関してはどうなのかなと思います。
外野をレフト内山、センター増田、ライト澤井で配置しました。
この試合ではセンターの目に見えないミスが失点を多くしていたと思います。
打球の追い方がまだ不慣れな感じで、シングルで止められるかもしれないものを二塁打にしたこと等々問題がありました。
このメンバーならまだ内山選手をセンターで使った方が追い方や球際処理が良かったのではと思います。
あくまでも私見ですが。
さて、今日は気を取り直して横浜戦。
雨が心配されますが、まだ試合中止にはなっていません。
先発はヤクルトが山野太一投手、横浜は大貫普一投手と発表されています。
vs
山野投手、前回の巨人戦では4回に突然崩れ、メンタルがボロボロになって昨季の様になってしまいました。
失敗しても気持ちをしっかり持つこと、調子が良くても油断しないことが出来れば、粘投できると思います。
ただ相手はオースティン選手を筆頭に牧、宮崎、佐野、桑原選手と健康体。
これに満身創痍で挑むのは、ドン・キホーテ並みの結果が予想され、戦う前からめまいがしそうです。
勝つ姿を見たいのですが。。。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年5月29日
東京ヤクルトスワローズ 0-6 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
阪神タイガース 1-5 横浜DeNAベイスターズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年5月29日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
49 | 27 | 20 | 2 | .574 | 0.0 |
2 | ![]() |
50 | 27 | 22 | 1 | .551 | 1.0 |
3 | ![]() |
46 | 24 | 20 | 2 | .545 | 0.5 |
4 | ![]() |
47 | 23 | 21 | 3 | .523 | 1.0 |
5 | ![]() |
48 | 21 | 25 | 2 | .457 | 3.0 |
6 | ![]() |
44 | 14 | 28 | 2 | .333 | 5.0 |
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