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交流戦後のヤクルト投手陣の今後と、リーグの行方を勝手に予想

奥川復帰登板を白星で飾る 出典ヤクルト公式サイト2024/06/14 番外編
奥川復帰登板を白星で飾る 出典ヤクルト公式サイト2024/06/14

明日からリーグ戦が再開します。

昨日は前編として攻撃陣について私見を書いてみましたが、今日は後編。

投手陣と守備について思うところを述べてみます。

 

先発投手陣に対する私見

最大の課題はやはり先発陣です。

なかなか駒が揃いません。

2年目の吉村投手、新戦力のヤフーレ投手が頑張っていますが、実績組の小川投手が出遅れ高橋投手が不安定で計算できずと狂わせています。

21吉村貢司郎2024 99ヤフーレ2024

サイスニード投手も、昨年まで比べると少し力が落ちた感じで軸がしっかりしていません。

54サイスニード2024

 

ここへきて奥川、山野、松本投手が芽を出しました。

18奥川恭伸2024 26山野太一2024 28松本健吾2024

 

しかし、どこまで安定した内容が出せるかは未知数となります。

もっと新しい力が欲しいところですが、ここもなかなかです。

 

阪口、ロドリゲス投手あたりに期待です。

58阪口皓亮2024 37ロドリゲス2024

 

阪口投手は可能性がありますが、ロドリゲス投手は伸び悩みのようです。

中継ぎで再度経験を積む方向に変わりそうです。

 

昨季ドラフト1位の西舘投手が、やっと6月から二軍の試合で投げ始めました。

西舘昂汰2024

調整にはまだしばらくかかると思います。

今季は終盤にでも一軍合流できればのレベルかもしれません。

何とか這い上がってきてほしいと願っています。

 

再開後は、6枚のうち4枚は、小川、サイスニード、吉村、ヤフーレ投手で固めると思います。

残り2枚は石川、奥川投手間隔を開ける抹消・登録で起用。

高橋、山野、松本、阪口投手状態に合わせて埋めこむ流れではないでしょうか。

 

山下、柴田、竹山投手などは、場合によっては機会が与えられるかもしれません。

しかし二軍の試合でもあまり良い結果が出ていませんので、期待薄と思います。

 

大きなポイントは、やはり奥川恭伸投手

奥川復帰登板を白星で飾る 出典ヤクルト公式サイト2024/06/14

奥川復帰登板を白星で飾る 出典ヤクルト公式サイト2024/06/14

どこまでやれるかでやはり大きく変わります。

 

継投投手陣に対する私見

ブルペン。

当面の勝ちパターンは田口(クローザー)、大西、木澤、山本投手と思います。

34田口麗斗2024 44大西広樹2024 20木澤尚文2024 43山本大貴2024

これに星、小澤投手が加わるところはほぼ決まりです。

24星知弥2024 45小澤怜史2024

 

残りは石山、長谷川、清水、エスパーダ投手から2枚となります。

12石山泰稚2024 53長谷川宙輝2024 17清水昇2024 39エスパーダ2024

 

丸山投手もここに回るかもしれません。

68丸山翔大2024

丸山投手に関しては、先発の可能性もですが・・・今季はやはりブルペンかと思います。

 

懸念がいくつかあります。

1.開幕後好調だった石山投手がどこまで戻せるか

2.調子を落とし、研究もされたエスパーダ投手がどこまでやれるか

3.最大の懸念清水投手

制球、キレがなかなか戻らずで安定感がありません。

転換期の感じですが壁を破れるか?

かなり難しいところに来ていますので、救援陣にとってはこの成否は大きいところです。

 

守備面に対する私見

内外野はそれなりに埋まっていますので、大きな問題はないと思っています。

サード村上選手の守備が今一つですが、良くも悪くもああいう感じと割り切り、打撃に注力してくれればと思います。

 

守備面での不安は、やはり捕手

中村捕手のコンディション不良がいつまでかかるか

27中村悠平2024

内山、古賀捕手が長引く状況では、ここは大きなポイントです。

 

当面松本捕手メインで行くしかないのではと思います。

32松本直樹2024

 

鈴木叶捕手に関しては、さすがに捕手でいきなりのブレイクは難しいところです。

鈴木叶2024

何とか繋ぐしかありません。

 

二軍の試合も橋本捕手とフェリペ捕手しかおらず、この2名への負担が増すことになりますから、それも心配です。

 

セリーグ各チームの今後は?

未だにセリーグは団子状態で、行方が良くわかりません。

各チームの状態や今後についての私見です。

現在の順位表を見てみます。

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 広島 61 32 25 4 .561 0.0
2 阪神 66 32 30 4 .516 2.5
3 巨人 66 31 30 5 .508 0.5
4 DeNA 64 32 31 1 .508 0.0
5 ヤクルト 64 27 33 4 .450 3.5
5 中日 65 27 33 5 .450 0.0

 

まずは広島

あくまで私見ですが、広島というチームは勢いで動くことが良くあり、例年沢山勝つと疲弊する傾向があるように思います。

今季結構勝っているので、後半に向けてどうなのか・・・いつまで元気な勢いが続くのか

このまま1位で行くとは思われないのですが・・・

 

阪神

なんか最後に帳尻を合わせそうで、不気味です。

交流戦はダメダメと言っても、どん底ではありません。

大山、佐藤選手が軸になる活躍を見せれば、「いつの間にか阪神が」という状態になるかもです。

引き続き要注意です。

 

巨人

今季は投打ともにそんなに強いという感じがしません

確かに戸郷、山﨑投手は勝っているのですが。

また、岡本選手も本塁打を打っているのですが・・・

破壊力に今一つ欠けるような気がしています。

リーグ戦再開では、最初のカードで当たります。

何とか勝ち越しておきたいものです。

 

横浜

今季は今永投手の抜けが大きいと感じています。

東投手も昨季ほどの勢いがありません。

確かに良く打ちます。

オースティン選手も調子がいいですし。

交流戦は成績良く勝ちました。

しかし通年となると、投打のバランスが今一つと感じます。

優勝の可能性はあまり無いような気がします。

 

中日

打てるようになったので勝てるはずなのですが、期待通りにいっていません。

柳投手4勝、高橋宏斗投手3勝、小笠原投手2勝。

抜群の投手陣のはずが、今季は成績を残せていません。

ヤクルトと最下位争いをしているのですから、推して知るべしです。

いつまでこの2チームで最下位争いをするものなのか・・・

互いに頭の痛いところです。

 

セリーグが団子状態が続いている原因

こう見てみますと、どのチームも投打のバランスが取れていないことが挙げられます。

投打のバランスが取れていないのは、ヤクルトの専売特許かと思っていましたが、さにあらず。

絶対的な勝ち方ができるチームがないのです。

 

終盤になって、投打のバランスが取れたチームが出れば、鼻先の差で抜け出せるかもしれません。

ヤクルトが抜け出せるとしたら・・・

条件的に、

・奥川投手が安定したピッチングを続けること

・高橋投手がしっかり投げること

・村上・山田選手が「らしい形」で、打ち続けること

ではないかと思っています。

また、中村捕手の復帰も大きな条件です。

キャッチャーの力量次第で好投できる投手も多いですから。

 

明日から始まるリーグ戦。

興味津々に観戦したいと思います。

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