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ヤクルト、2024年の一軍新体制発表で思うこと

髙津・嶋新体制 番外編
髙津・嶋新体制

今季は早々に終わりましたから、過去2シーズンに比べて約1.5ヵ月は長い秋の練習ができます。

加えて、諸々に引っ張り出されることも相当?減りますから、これも大きなところです。

思えば昨季は日本シリーズまで戦い、数々の授賞式、メディアへの出演と、大忙しの選手が多かったと思います。

主力の一部はWBCに間に合わせるように、早く仕上げました。

調子が変わらない方がおかしい中で、シーズンに突入し、気が付けば5位。

 

まあ期間があれば実が上がるわけではありませんが、ここを次にどう生かすかとなります。

時間を無駄にしたくはないところです。

 

来季の一軍のコーチングスタッフが決まりました。

やるのは選手ですが、フロントを含めスタッフも重要です。

 

ヤクルト、2024年シーズンの一軍コーチ新体制

以下、新体制です。

監督、ヘッドコーチ

髙津監督 73嶋基宏2023

監督高津臣吾氏

ヘッド兼バッテリーコーチとして、嶋基宏氏(2023年はバッテリーコーチ兼作戦補佐)。

 

投手コーチ

89伊藤智仁2023 98石井弘寿2023

投手コーチは変わらず、伊藤智仁氏、石井弘寿氏

 

打撃コーチ

78大松尚逸2023 74杉村繁2023 87福川将和2023

打撃チーフコーチとして、大松尚逸氏(2023年は打撃コーチ)。

打撃コーチ杉村繁氏

打撃コーチ3人目として、福川将和氏

福川氏は二軍バッテリーコーチ、野手コーチ補佐の経歴でしたが、来季は打撃コーチとなる様です。

 

 

内外野守備走塁コーチ

75森岡良介2023 松本ユウイチ

内野守備走塁コーチは変わらずの森岡良介氏

外野守備コーチとして、松元ユウイチ氏が決まりました。

 

新体制に対する私見

ヤクルトのポイントは、作戦、打撃、走塁あたりが、今季は考えどころと感じていました。

発表された人事を見ますと、

1.河田氏が退いて、松元氏がヘッドコーチからスライド。

2.ヘッドコーチに、嶋氏昇格とした

この辺りが大きな変更点です。

 

いずれはと思っていた嶋氏のヘッド就任既定路線の感じです。

嶋さんを確保した時点から構想されていたと思います。

そのための73番でした。

作戦を含めてここは期待したいところ。

今季は今一つ疑問の残る作戦が多かった感じですから、どの様な手腕か見てみたいと楽しみです。

 

打撃は大松さんが留任ですが、ここは少し疑問。

苦手投手を多く作り、同じ投手に何度となくやられている現状を思いますと、チームとして攻略が出来ていないあたりに限界を感じています。

ただ、替わりの人材がいないのでしょうね。

今季ほぼ全員が数字を落とした現状があります。

ヤクルトは、どちらかといえば打撃で勝つスタイルなのですが、基盤が弱くなったと感じます。

同じことの繰り返しは避けたいところ。

 

来季はただの打撃コーチではなく、打撃チーフコーチに昇格しました。

責任を持ってチームの打撃をよみがえらせてほしいと願っています。

来季の結果がどうなるのか・・・まずは村神様をよみがえらせ、繋がった打線をよみがえらすよう、メンタルも含めて良い指導をして欲しいものです。

 

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