今季は早々に終わりましたから、過去2シーズンに比べて約1.5ヵ月は長い秋の練習ができます。
加えて、諸々に引っ張り出されることも相当?減りますから、これも大きなところです。
思えば昨季は日本シリーズまで戦い、数々の授賞式、メディアへの出演と、大忙しの選手が多かったと思います。
主力の一部はWBCに間に合わせるように、早く仕上げました。
調子が変わらない方がおかしい中で、シーズンに突入し、気が付けば5位。
まあ期間があれば実が上がるわけではありませんが、ここを次にどう生かすかとなります。
時間を無駄にしたくはないところです。
来季の一軍のコーチングスタッフが決まりました。
やるのは選手ですが、フロントを含めスタッフも重要です。
ヤクルト、2024年シーズンの一軍コーチ新体制
以下、新体制です。
監督、ヘッドコーチ
監督は高津臣吾氏。
ヘッド兼バッテリーコーチとして、嶋基宏氏(2023年はバッテリーコーチ兼作戦補佐)。
投手コーチ
投手コーチは変わらず、伊藤智仁氏、石井弘寿氏。
打撃コーチ
打撃チーフコーチとして、大松尚逸氏(2023年は打撃コーチ)。
打撃コーチ、杉村繁氏。
打撃コーチ3人目として、福川将和氏。
福川氏は二軍バッテリーコーチ、野手コーチ補佐の経歴でしたが、来季は打撃コーチとなる様です。
内外野守備走塁コーチ
内野守備走塁コーチは変わらずの森岡良介氏。
外野守備コーチとして、松元ユウイチ氏が決まりました。
新体制に対する私見
ヤクルトのポイントは、作戦、打撃、走塁あたりが、今季は考えどころと感じていました。
発表された人事を見ますと、
1.河田氏が退いて、松元氏がヘッドコーチからスライド。
2.ヘッドコーチに、嶋氏昇格とした
この辺りが大きな変更点です。
いずれはと思っていた嶋氏のヘッド就任は既定路線の感じです。
嶋さんを確保した時点から構想されていたと思います。
そのための73番でした。
作戦を含めてここは期待したいところ。
今季は今一つ疑問の残る作戦が多かった感じですから、どの様な手腕か見てみたいと楽しみです。
打撃は大松さんが留任ですが、ここは少し疑問。
苦手投手を多く作り、同じ投手に何度となくやられている現状を思いますと、チームとして攻略が出来ていないあたりに限界を感じています。
ただ、替わりの人材がいないのでしょうね。
今季ほぼ全員が数字を落とした現状があります。
ヤクルトは、どちらかといえば打撃で勝つスタイルなのですが、基盤が弱くなったと感じます。
同じことの繰り返しは避けたいところ。
来季はただの打撃コーチではなく、打撃チーフコーチに昇格しました。
責任を持ってチームの打撃をよみがえらせてほしいと願っています。
来季の結果がどうなるのか・・・まずは村神様をよみがえらせ、繋がった打線をよみがえらすよう、メンタルも含めて良い指導をして欲しいものです。
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