ダルを負け投手にしないとサムライ戦士の心意気　終わってみればあわやコールドのワンサイド

いや～ 長かった！

久しぶりに前夜に続いての夜更かし｡

終わってみればあわやコールドのワンサイドゲームでした。

韓国は流れをつかみながらすぐすぐ逃がしたところが大きかった感じです。

前半はホント、分からない展開でしたから。

それにしてもヌートバー選手は凄い！攻守に渡っての大活躍で、大谷選手がかすむほどです。

 

『2023 WBC 東京プール』（プールB）　3月10日　韓国戦結果

 

いきなりぶっつけ本番で登板のダルビッシュ投手。

 

やはり調整が難しかった感じで、彼の持つ力としては少し不本意な内容となってしまいました｡

3回を投げ3安打1奪三振1四球失点３自責点2です。

しかし、3回 ホームランと村上選手の現状を表すようなチョンボのエラーが引き金での3失点。

ホームランは甘く入って狙い撃ちでここまでは致し方なしでしたが、そのあとのエラーからの追加点は非常に拙い取られ方で、言わば流れを失う展開でした｡

 

この試合､大きかったのはその裏の攻撃です。

源田、中村選手がしっかり粘って連続四球を選びました。

総じて球速はあっても制球力が今一つの韓国投手陣、墓穴を掘る形でした。

折角流れを持ってきたところでのこの連続四球はヒットよりも悪い展開で、最もやってはいけないミスといえます。

この好機にしっかりタイムリーのヌートバー選手。

 

一息つかせずに貰った好機を掴んだこのヒットが値千金でした。

これで流れを引き寄せ、近藤選手はさすがタイムリーで完全に流れを持ってきた感じです。

こうなると大谷選手は勝負してもらえず、ここで村上選手がエラーを取り戻せればでしたが打ち損ないました。

しかし厚みのある打線、吉田正高選手勝負強いところを見せ逆転します。

一気に逆転まで持っていき相手の士気をくじくこととなりました。

 

 

以降は韓国が目先を変え勢いを削ぐ小刻みなリレーで対応しましたが、逆に勢いを止めきれない感じで一方的な展開になってしまいました。

こうなるとなかなか止まらないものです。

 

 

この3回に続くポイントが5回でした。

3回に逆転した後、5回のヌートバー選手のスーパーファインプレーが出ます。

 

第2先発今永昇太投手。

4回は簡単に3者凡退でしたが、5回は先頭に安打を打たれてしまいます。

一死後このポテンヒットになるところをヌートバー選手の好守で防ぎ、チャンスを広げなかったところは流れを失わない大きなプレーでした。

ここで同点、更に逆転となると相手に勢いが出てくるところでした。

この気迫あるプレーが以降の追加点を生む引き金となった感じです。

 

この試合、やはりヒーローは2つのプレーでヌートバー選手。

攻守に渡っての大活躍で、大谷選手がかすむほどです。

ヒーローインタビューのお立ち台に上がりました。

ヒットに関して「もちろんヒットもうれしかったですけど、それ以上に勝てたことが一番うれしいので、あとは打線は1番から9番までまんべんなく打ってくれて、ピッチャー陣もすばらしいピッチングをしてくれて最高です」

守備で5回、スーパープレー

（日本語で）「ありがとう。ありがとう」

－6回にはデッドボール

「ちょうどこっていたところにぶつかったので、ほぐれたのでちょうど良かったと思います」

－ペッパーミルが日本を1つに

「チームメートもファンの皆さん受け入れてくれてすごいうれしいですし、一体感のあるセレブレーションとなっていますので続けていきたいと思います」

（自ら日本語で）「ニッポン大好き、みんなありがとーーー！」

まだ25歳。

WBCでかなり株を上げそうな感じです。

今後大きな契約を取れるかも?と思います。

 

投手陣、今永投手責任の3イニングをしっかりこなし、以降宇田川、松井、高橋(宏)投手がそれぞれ持ち味を出し無失点のリレー。

勢いを失った相手でもあり余裕の感じでした。

本戦前は試合球の扱いにてこずっていた松井投手でしたが、ここではきっちり責任を果たしました。

さすがだと思います。

 

昨日の湯浅投手に続いて、宇田川、高橋(宏)投手もメジャースカウトに目をつけられる内容でした。

 

源田選手が負傷で途中交代の中野拓夢選手。

何と先頭で三塁打のチャンスメイク。

与えられた出場機会を逃さず頑張りました。

 

岡本和真選手も2安打1打点と活躍。

振りが戻ってきました。

 

勿論大谷翔平選手はピカイチで、2安打の1打点、故意四球１、四球１と貢献。

 

 

さて、一人乗り遅れている村上選手。

エラーに好機で凡フライでまあ散々。

打席でフォームに柔らかさ、ゆとりが無く、硬い感じがします。

昨年の55号以降の不調の姿にそのものと感じます。

JAPANの４番の重圧がのしかかっている感じです。

オリンピックで4番で苦しんだ鈴木選手の姿と重なります。

 

とは言え「ほかの選手が4番だったら違うか」は疑問なところ。

しっくりいっている打線ですから、ここは村上選手に頑張って座ってもらうしかないと思います。

極端に言えば打たなくても良いので、気にせずどっしり座って居てくれ。

それが出来る人だからです。

もし降臨したらさらに恐ろしい選手になりますが･･･

 

ただ、この試合では進塁打と犠牲フライが出ています。

それなりの仕事はしているのですが、「村上ブランド」に期待するファンとしては物足りなく、ついわがままを言ったりするものなのです。

気にせず、我が道を行って欲しいと思います。

 

 

ヌートバー効果で「爆売れ」らしいペッパーミル(笑)