いよいよオープン戦が始まりました。
準開幕とも言えるオープン戦初戦でした。
当然ですが、プラス、マイナスそれぞれあった感じです。
2/23 東京ヤクルトスワローズ 対 東京読売ジャイアンツオープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 0 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 10 | 2 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 3 | 6 | 11 | 1 |
・巨人本塁打 ブリンソン 1号 3ラン(3回)
・ヤクルト本塁打 北村恵吾 1号 ソロ(6回)
バッテリー
ピーターズ、エスピナル、長谷川宙輝、ケラ、田口麗斗、清水昇、大西広樹 – 内山壮真、松本直樹 | |
赤星優志、代木大和、大江竜聖、メンデス、ロペス、戸田懐生 – 岸田行倫 |
投手陣、新規の外国人投手3人が登板しました。
助っ人3投手がオープン戦でベールを脱いだわけで、やはり今季の注目点ですから「如何に」と注視してしまいます。
先発ピーターズ投手。
初めてとしてはまあ上出来と感じます。
この段階の調子としては順調です。
様々異なる環境にも適合できている感じで、割と早く日本の野球に対応できるのではと思いました。
山下投手が出遅れていますので左の先発候補には残りそうです。
先発ローテに向かって、オープン戦でどこまで調子を上げれるか。
次回が楽しみです。
真逆が、エスピナル、ケラ投手。
エスピナル投手はまだ実戦で投げられる内容ではありませんでした。
ストレート、変化球、制球どれを取っても良いところがなく終わってしまいました。
この調整具合では開幕には難しいと感じます。
オープン戦という実戦形式で、ある程度経験を積まないとと思います。
実績(日本での経験が)ないだけに、ファームスタートとならざるを得ません。
まあ外国人選手の登録枠もありますので、急がないという感じでしょうか。
ケラ投手。
マウンドの柔らかさをすごく気にして制球が全くでした。
メジャーとは違い柔らかいマウンドが多い日本ですから、これを克服できないととなります。
登板後盛んにマウンドの件をアピールしていました。
気持ちは分かるのですが、キャンプで使っている球場なので、致し方なく、少し言い訳がましい感じもします。
この試合の内容ではまだ何とも言えない感じ。
次でどのような投球を見せるかで、先が少しは見えるかもしれません。
尚、高津監督は、
先発ピーターズ投手に対しては「85~90点。真っすぐがコントロール出来たし、チェンジアップもなかなか良かった」と高評価。
エスピナル投手とケラに関しては、「このゲームに関しては特に結果は重要視していない」と話したようです。
勿論まだ始まったばかりですから、今後を期待することにしたいと思います。
慌てて火消の長谷川宙輝投手。
中田選手を打ち取って、責任を果たしました。
登板機会を増やして徐々にの感じです。
田口、清水投手はさすがに順調に調整ができていると思いました。
やはり経験があるところで新規外国人投手とは一味違う感じです。
9回、大西広樹投手。
牽制ミスがあり、得点に結びつけられてしまいました。
今一つピリットしない感じで、前2人比べるとやはり見劣り。
なかなか立ち位置をあげられないので、一踏ん張りが必要ですね。
攻撃陣。
いい感じでオープン戦に入った元山飛優選手でしたが、頭部死球となり、何とも不運なアクシデントでした。
当たった場所が場所ですから心配されます。
今季に賭けていただけに後遺症が無ければいいのですが・・・
取りあえず検査結果は異状なしということで安心はしましたが、あとで出ることもあると思います。
しばらくは気を付けて、ムリなことは避けて欲しいと思います。
北村恵吾選手。
追い込まれてからの内容が光りました。
レギュラーとなるためには追い込まれてからが勝負です。
その意味では追い込まれても粘って好球を待てたところにホームラン以上の価値があると思います。
ポジションが内野で競争がきついですが、開幕一軍を勝ち取れそうに思います。
その内野ですが、死球退場の元山選手に代わって出たのが、武岡龍世選手でした。
9回にタイムリー二塁打を打ってアピール。
しかし、やはり長岡秀樹選手は崩せないかもしれません。
応援歌を作ってもらい、力が入っての三塁打と好調です。
得点には結びつきませんでしたが、第1打席での快挙です。
かなり低めのシュートでしたが、うまく拾って打ちました。
今季から三塁コーチャーズボックスに入った河田コーチの指示を確認する長岡選手の姿に、すこし自信が見られます。
内山壮真選手。
捕手からスタートでレフトに移りました。
シーズンでもありそうなパターンです。
一枚余分に持てる感じで、今季打席数を増やして経験を積み上げることになりそうです。
高津監督も今季は我慢してレフトでも使う覚悟の様です。
さて、第3捕手ですが、松本直樹選手が有力になってきました。
この日、内山選手に代わり、6回からマスクを被りました。
8回にフェンス直撃の二塁打、9回はサードエラーで出塁としっかり振れています。
青木選手やサンタナ選手にも安打が出てホッとしました。
並木秀尊選手にも安打が出て、今季は足だけではなく打撃でも頑張るという気概が見えます。
次は25日阪神戦。
オープン戦といえど、楽しみな自分がいます。
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