9月2日 対 中日ドラゴンズ
結局この試合も、ヒーローインタビューは村上選手の定例会見と言ったところ。
何しろ先制の50号3ランが20年ぶりに日本人50本塁打となり、それが王さんの最年少記録を更新したのですから。
またまた歴史的瞬間を演出し、恐るべし22歳。
どんだけ記録を作るのか。。。神懸っています。
9/2 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 5 | 7 | 0 |
・中日本塁打 無し
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 50号 3ラン(3回)
バッテリー
☆サイスニード、石山泰稚、今野龍太 – 中村悠平 | |
★大野雄大、祖父江大輔、谷元圭介、福敬登 – 石橋康太 |
先発サイスニード投手。
抜群の出来でした。
球威・キレ・制球ともに良く、特に制球がいつになく安定していました。
ここ(制球)がこれだけ良いと鬼に金棒と言う感じです。
中村選手もリードし易そうでした。
後半に調子が上がるのは外国人選手ですが、やはりプレーオフを控えてこの時期に調子が上がって来ると大きなプラスです。
7回を投げ切り、120球、3安打、5奪三振、1四球、無失点の好投で8勝目を挙げました。
ヒーローインタビューでは、
「アリガトウゴザイマス。真っすぐをちゃんと投げること意識したことがいい結果につながった」
「村上は日本でいちばんいい打者。彼とチームメートで対戦する必要がなくて本当にうれしい。ムラカミ、ダイ、ダイ、ダイ、ダイスキ!」
と、日本語を交えながら答えました。
サイスニード投手が7回まで投げましたから、点差からも継投は余裕がありました。
復帰の今野投手の試運転には絶好の展開で、ここで試せたところも大きな点です。
8回、石山泰稚投手。
三者凡退2奪三振無失点と安定
9回、今野龍太投手。
この日当たっているビシエド選手に1安打を浴びましたが、大島、A.マルティネス、阿部選手を凡退させ無失点で試合をクローズさせました。
上々の試運転です。
中日先発大野雄大投手。
やはり連敗もあってかかなり慎重にいった感じでしたが、際どい制球に苦しんだように見えました。
サイスニード投手の出来と自軍打線を考えれば先制を許せない重圧がかかったと推測されます。
3回は青木選手、山田選手と安打が続き、勝負をせざるを得ない状況でした。
たった1球の失投をスタンドに運ばれてしまいましたが、1,3打席と打ち取り、流石の内容でした。
村上宗隆選手。
ホームグラウンドで、村神様として降臨しました。
ここぞの場面での甘い球は絶対に逃さない集中力です。
最初の打席は外角の変化球攻めと意表を突く配球で少し戸惑った感じでした。
チャンスの3回はじっくり待ついつもの感じで、甘い球を誘いこんだと思います。
このところの村上ペースでした。
大野投手にあの場面で失投させてしまうところに、今の村上選手の凄さが現れている打席でした。
その後も凡打していますが、いい当たりが続いていますので好調さを維持中です。
本塁打に関しては「いい角度で上がってくれたので、入ったかなと。行ったと思いました」
松井秀喜さんに関しては「この番号をもらった時から目標にしていましたし、その数字に並べたことは凄く誇りに思います」
とコメントしています。
「50本は通過点、自分の打撃をすることに集中して、結果は付いてくるもの」という姿勢で自然体を貫いていると感じます。
あまり記録のプレッシャーを感じずに行った方が返って記録は残るとも思います。
この試合、今一つの朗報はやはり山田哲人選手。
なかなか調子が上がらずアップダウンの繰り返しでしたが、ここへきて上がってきました。
守備の動きも良く、この試合にもファインプレーが出ました。
これはヤクルトに取っては願ってもないところ。
非常に大きな意味があるところです。
村上選手の50号を、走者の青木、山田選手が出迎え、ここに歴代のミスタースワローズの顔がそろいました。
青木ー山田ー村上と受け継がれていく流れが見えました。
それにしても青木宣親選手、まだまだやれると感心です。
3回の安打だけではなく、4回は犠牲フライで1打点。
ここぞでキッチリ仕事をしました。
1回死球、3回安打、6回四球と3出塁1打点。
流石の内容でした。
前試合でシーズン100安打に到達した長岡秀樹選手。
この試合は2安打1打点1四球で、3出塁と活躍しました。
村上選手の持つ球団高卒3年目記録の118安打へあと16本です。
他の対戦を含めこのガードが終わるころには、おおよその展望が見えてきそうな雰囲気になってきました。
今日も中日との試合になります。
ヤクルト先発小川泰弘投手、中日が小笠原慎之介投手です。
VS
そろそろ小川投手にも勝ちが欲しいですね。
少し苦手な小笠原投手ですが、気を引き締めて援護をしてあげて欲しいと思います。
もっとも、神だけは前回2本(今季通算3本)を打っていますので、平常運転でお願いします。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 50号(通算154号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年9月2日
東京ヤクルトスワローズ 5-0 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
阪神タイガース 2-2 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
広島東洋カープ 2-0 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年9月2日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 119 | 70 | 47 | 2 | .598 | 0.0 | |
2 | 115 | 61 | 52 | 2 | .540 | 7.0 | |
3 | 125 | 61 | 61 | 3 | .500 | 4.5 | |
4 | 125 | 57 | 65 | 3 | .467 | 4.0 | |
5 | 123 | 56 | 64 | 3 | .467 | 0.0 | |
6 | 119 | 52 | 66 | 1 | .441 | 3.0 |
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