試合の合間で少しヒマ。
ヤクルトが優勝するための条件を考えてみました。
この頃敗戦が多くちょっと凹んでおりまして、冷静に数字を見てみようと思い立ったからです。
以下単純な計算です。
現在
ヤクルト 99試合で59勝39敗 残り44試合
阪神 103試合で52勝49敗 残り40試合
阪神が残りを2勝1敗の勝ち越しペース 率で0.67で行くとすると(27勝13敗)
79勝62敗の勝率0.560
これを上回るには ヤクルト 残り44を 21勝23敗 で 80勝62敗 勝率0.563
まあ阪神が更なる快進撃の場合はさて置いて、当面はやはり残りを5割でとなります。
7,8月は大きく負け越していますが、まずは確実に5割をとなります。
ポイントは救援陣の立て直しと、山田選手の復調となります。
山田選手は現在調子が悪いことで色々言われています。
やれ引退しろとか二軍に行けなどと言うファンもいるようです。
まぁ人の考えはそれぞれですから言うなとは言えませんが、少し冷静に考えてみます。
山田選手、今季の現在までの数字ですが、
項目 | 現在の数字 | リーグ内順位 | ヤクルト規定打席到達選手順位 | 備考 |
打率 | .248 | 27 | 5 | |
安打 | 82 | 26 | 5 | |
二塁打 | 23 | 2 | 1 | |
三塁打 | 0 | |||
本塁打 | 17 | 6 | 2 | 1位村上 39 |
塁打 | 156 | 11 | 3 | 1位村上 240 |
得点 | 51 | 7 | 3 | 1位村上 75 |
打点 | 53 | 6 | 2 | 1位村上 98 |
盗塁 | 8 | 9 | 4 | 1位塩見 22 |
犠飛 | 5 | 3 | 1 | |
四球 | 42 | 5 | 2 | 1位村上 78 |
三振 | 96 | 2 | 1 | ヤクルト内2位塩見・村上82 |
長打率 | .473 | 9 | 3 | 1位村上 .706 |
出塁率 | .334 | 16 | 3 | 1位村上 .450 |
ヤクルトで現在規定打席数に到達している選手は、村上宗隆、山田哲人、塩見泰隆、オスナ、長岡秀樹の5選手です。
客観的に見ますと、素晴らしい貢献度です。
打点53はチーム2位、得点も51ですから高確率でホームベースを踏んでいます。
犠牲フライもしっかり挙げていますし、四球も良く選んでいます。
本塁打17、二塁打23はあっぱれの数字です。
体調が悪くヘロヘロの印象がありますが、やるべきところではさすがのことをやっています。
ただ今季は三振が多く、打率がそこそこなのでそれが目に付くのだと思います。
山田選手を二軍に落としても、これ以上の働きをしてくれる選手がいるのか。。。
現状ではいません。
それははっきりしています。
また、山田選手がいないと、村上選手のメンタルが追い込まれますから総じて村上選手もパワーダウンすると考えられます。
ですから、復調を待つしかないのです。
ただでさえ夏場は弱いのに、コロナでの体調不良は思いの外ダメージが来ていると思います。
上手に休みながら後半はここ一番で活躍して欲しい。
それが優勝に繋がる道・優勝への鍵と考えます。
山田哲人不要論を唱える方には考えていただきたいと思いました。
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