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石川ワールド健在でついに180勝、チーム一丸で守り切り僅差を競り勝つ

プロ野球・打線

6月9日  対  オリックスバッファローズ

ベテラン先発同士の好投で投手戦の展開となりましたが、チャンスで上手く追加点が取れたヤクルトが競り勝ちました。

共に経験豊かな先発が、それぞれ持ち味を出した投球で好投。

救援陣も好投で緊迫した試合展開が最後まで続きました。

6/9 オリックスバッファローズ 対 ヤクルトスワローズ 試合結果

R H E
ヤクルト 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 7 0
ORIX 0 0 0 1 0 0  0 0 0 1 7 1

バッテリー

ヤクルト 石川雅規、H木澤尚文、H石山泰稚、H田口麗斗、Hコール、S今野龍太 – 内山壮真
オリックス 増井浩俊、山田修義、阿部翔太、K-鈴木 – 伏見寅威

石川5回1失点で3勝目出典ヤクルト公式サイト20220609

 

ヤクルト石川雅規投手

先発石川雅規投手

今季は間隔を十分取っての登板で上手く調整ができて、好投が続いています。

今季は投手陣の陣容がある程度揃っているのでこの様な起用が可能な訳ですが、超ベテランの石川投手に取っては良い環境と感じます。

登録抹消されても、次の登板日を指定されてのことなのだそうで、しっかり準備ができるということですね。

結果にそれが現れていて、選手寿命を考えれば上手い起用法と思います。

 

この試合もまさに石川投手の石川ワールドでした。

制球、緩急を自在に操っての投球で安定感があります。

豪快に完璧に抑え込むと言う訳ではありませんが、試合の流れに従って上手く自分のペースを作っている感じです。

今季は救援陣が好調ですから、石川さんに関しては責任回数は5回と言って良いかも知れません。

なぜか援護にはなかなか恵まれませんので・・・・

石川ヒーローインタビュー

現在交流戦27勝で歴代最多投手となりました。

また通算180勝で、200勝が見えてきました。

ヒーローインタビューでは「たくさん投げさせていただいてますし、その分たくさん負けているので悔しい思いは多いですけど、なんとかこの交流戦でまずは一つ勝つことができて良かったです」とコメントしています。

まだまだこれからです。

200勝に届いてほしいと思います。

 

この試合、救援は木澤、石山、田口、コール、今野投手と少し変更した順番でした。

回数、相手打順を考慮して適材を当てている感じです。

遭えて清水、マクガフ投手の連投を避けての逃げ切りも大きな点です。

 

ワンポイントでしたが、田口麗斗投手の火消も光りました。

火消しの田口麗斗投手

このところイニングというより火消専門の感じですが、ここぞのポイントをしっかり抑えきっています。

本人にとってもキツイですが、充実感があると思います。

 

 

この試合クローザーは今野龍太投手

今野龍太投手初セーブ

さすがに少し緊張した感じでした。

徐々にこのポジションを経験することは非常に有意義です。

マクガフ投手の負担を減らす意味でも大きな点で、終盤戦に差し掛かった時には効果を発揮することになるかもしれません。

初セーブおめでとうございます。

 

この試合、坂口智隆選手が今季初スタメン起用されました。

坂口智隆選手初スタメン

紹介されると、オリックスファンからも温かい拍手があり、人気度が分かります。

早速、四球、2ベースとらしい活躍で、層がまた厚くなった感じです。

出塁する坂口智隆選手

 

 

なかなか出番の無い奥村展征選手も今季初安打、初打点。

奥村2安打1打点出典ヤクルト公式サイト20220609

競争が激しいところで結果が出せました。

 

好守も見せています。

奥村選手はいつも明るく元気で、ピッチャーへの声掛けも良い雰囲気です。

タイムリーで出塁の奥村選手

周りが彼の元気に引きずられていきますから、いて欲しい人材。

安打が出たことでまだまだ一軍に残っていけそうです。

 

 

先制の内山壮真選手

内山先制タイムリー出典ヤクルト公式サイト20220609

先制打は持ち味のパンチ力が出ました。

それ以上に大きな点は守備

ピンチを防いだ盗塁阻止や、三塁ランナーがいた状態でのワイルドピッチ阻止の捕球など、好守が光りました。

ひと試合最後まで任される信頼も得て、確実に成長してきています。

先制の内山壮真選手

負担が掛かる捕手ですが、メインとサブが持てるのは大きな利点です。

 

ホームランは出ていませんが、安打継続で打率を上げてきている村上宗隆選手

安打の村上宗隆選手

この試合も2安打、1故意四球の3出塁でした。

 

唯一の心配は山田哲人選手

完全にタイミング、見極めが狂ってバットスイングも鈍い感じです。

長年の疲労が蓄積してきて、万全に戻らなくなってきた感じもして心配されます。

ただ、集中力は健在なので、ここぞの時には打ってくれるのが救いです。

 

 

交流戦優勝を賭けて次は好調ソフトバンクと対戦です。

予告先発はヤクルト小川泰弘投手、ソフトバンク千賀滉大投手です。

小川泰弘 VS 千賀滉大

千賀投手は完投1を含んで4勝、防御率1.6と、相変わらず走っています。

打線が千賀投手を攻略出来るかがキーになりそうですね。

小川投手、ソフトバンクは打つわ走るわの爆走軍団ですから、メンタルをやられないように粘投して欲しいと思います。

 

プロ野球 交流戦 試合結果 2022年6月9日

オリックスバッファローズ   1-2  東京ヤクルトスワローズ 京セラドーム大阪
北海道日本ハムファイターズ  2-4 横浜DeNAベイスターズ 札幌ドーム
東北楽天ゴールデンイーグルス 4-1  広島東洋カープ 楽天生命パーク
埼玉西武ライオンズ      3-4   東京読売ジャイアンツ ベルーナドーム
千葉ロッテマリーンズ     2-0   中日ドラゴンズ zozoマリンスタジアム
福岡ソフトバンクホークス   4-0  阪神タイガース PayPayドーム

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年6月9日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 59 37 21 1 .638 0.0
2 巨人 64 35 29 0 .547 5.0
3 広島 61 29 30 2 .492 3.5
4 中日 59 27 32 0 .458 2.0
5 DeNA 55 25 30 0 .455 0.0
6 阪神 62 26 35 1 .426 2.0

 

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