4/23 阪神タイガース 対 ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 3 | 0 |
バッテリー
☆石川雅規、H梅野雄吾、H田口麗斗、Sマクガフ – 内山壮真 | |
★ウィルカーソン、渡邉雄大、湯浅京己 – 梅野隆太郎 |
4月23日 対 阪神タイガース
オジサンDAYでした。
石川雅規投手、今季初勝利を手にしました。
21年連続勝利ですが、昨今の野球スタイルでは今後これに並ぶ投手はなかなか出てこないと感じます。
42歳という年齢をあまり感じませんからまだまだ記録が伸ばせそうです。
来年の楽しみが増えた感じです。
立ち上がり、際どい所がなかなか取ってもらえず少し苦労した感じです。
別の見方をすれば今日のストライクゾーンを確認していたようにも思います。
満塁のピンチになって、際どいところを少し修正して入れてきました。
審判や日によって微妙にストライクゾーンは変わりますから、この際どい所で勝負する石川投手にとっては最も大事なことと思います。
際どい所がはっきりつかみ切った2回以降は、組み立て、際どい所の出し入れでほぼ完璧に。
石川投手の持ち味全開となりました。
魔境石川ワールドにさまよいこんだ阪神打線は、打てども点数に結びつきません。
結局6回を3安打、6奪三振、1四球、無失点という素晴らしい結果で終わりました。
初回は内山選手との息が少しまだ合っていない感じでしたが、2回以降は息ぴったりに。
この辺りは内山選手の修正力かもしれません。
この試合も初顔のウイルカーソン投手に手こずった感じで、いつものようになかなか援護が得られない展開でした。
ウイルカーソン投手の投球スタイルはどこかガンケル投手を髣髴とさせる感じで似ています。
このタイプの投手を苦手とするヤクルトにとっては、「チッ、また厄介な投手が出てきた」とつい舌打ちしてしまいました。
結局青木選手の一発に泣き3安打1失点ですから、運悪く負けた感じです。
少しずつ調子が上がってきた感じの青木宣親選手。
貴重な一発でした。
石川投手の好投に応えたのが青木選手というのも、なかなか堪えられない物があります。
やはりこの二人、ヤクルトにとっては何よりの財産と思います。
青木選手のホームランで石川投手初勝利に、家の奥さん大興奮で大騒ぎでした。
弾みの一勝としたいところです。
さて、今回は石川投手後の中継陣も細心の注意を払っての投球でした。
何しろ1点差ですし、加点が難しい状況でしたから。
直後が梅野雄吾投手。
これまで何回も石川投手の勝を消している「やらかしの梅野君」でしたが、かなりの緊張の中を投げました。
7回に登板し、2アウトを獲りました。
1安打を打たれた後、左打者の中野選手だったため交代。
多分、誰よりもホッとしたのではと思います。
緊張が半端なかったはずですから。
左打者の為に交代したのは田口麗斗投手でした。
何と、1球を投げたところを盗塁阻止。
内山壮真捕手が頑張りました。
この日は内山捕手でしたから23歳の年齢差のコンビで、もはや親子バッテリーの様です。
思いの外リードが良く(石川投手が組み立てたとは思いますが)、僅差を踏ん張り切りました。
続く8回も田口投手が投げ、三振とゴロ2つの三者凡退としました。
意気に感じるタイプの投手と言うか、「絶対無失点で抑える」という気概が見えた投球でした。
最後のマクガフ投手。
1番近本、2番代打糸原、3番佐藤選手を難なく仕留め、6セーブ目を挙げました。
打撃陣は青木選手のホームランを含む2安打と山田選手の内野安打以外安打はなく、沈黙しましたが、守備で守り切った感があります。
ファインプレーがいくつも出ました。
佐藤選手のライナー性のライトフライを滑り込んで捕球した太田選手のファインプレー。
長岡選手や山田選手のファインプレーも何度もありました。
全て、「石川投手に勝ちを!」の思いでチームで戦った「チーム一丸」の結果だったと思います。
今夜は金久保優斗投手が先発します。
タイガースはガンケル投手と発表されています。
VS
今シーズンのガンケル投手はあまり調子が良くないようですが、油断は禁物。
昨季は手も足も出ないありさまでしたから。
何とか勝って、このカード勝ち越しで終わりたいものです。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年4月23日
東京ヤクルトスワローズ 1-0 阪神タイガース | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 0-3 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
広島東洋カープ 6-0 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年4月23日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 25 | 18 | 7 | 0 | .720 | 0.0 | |
2 | 24 | 14 | 9 | 1 | .609 | 3.0 | |
3 | 21 | 11 | 10 | 0 | .524 | 2.0 | |
4 | 23 | 12 | 11 | 0 | .522 | 0.0 | |
5 | 20 | 9 | 11 | 0 | .450 | 1.5 | |
6 | 25 | 4 | 20 | 1 | .167 | 7.0 |
石川雅規投手本日達成記録
1年目から21年連続勝利
2002年 – 2022年 大卒初、史上3人目、左では初
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