4/6 ヤクルト対中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 |
ヤクルト | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 7 | 1 |
バッテリー
☆高梨裕稔、H石山泰稚、H田口麗斗、H清水昇、Sマクガフ – 松本直樹 | |
★福谷浩司、藤嶋健人、福敬登 – 木下拓哉 |
4月6日 対 中日ドラゴンズ
バッテリーで勝ち切った試合でした。
先発高梨裕稔投手。
前回以上に良い投球ができた感じです。
昨年に比べるとストレートの使い方が良くなったので、しっかり内角を攻めることが出来、組み立てもしやすくなったように見えます。
攻めることが出来ているので、6回を84球と球数もそこそこに抑えられました。
今少し無駄球を無くすと7,8回が見えてくると思います。
これまで鬼門の6回を投げ切れたところは大きく前進です。
点差があれば7回もあった感じですが、僅差でも7回が投げられれば投手陣全体にとっては大きなところです。
このところ好調だった石山泰稚投手は、昨年に少し逆戻り。
最初の打者・木下選手にいきなりセンター前ヒット。
続く石川選手に2ボールとなったタイミングでサードから村上選手が何か一言。
何を言ったのか興味がありますが、立ち直って三振に獲りました。
ところが京田選手に四球。
代打福留選手をみごと見逃し三振にしたのは良かったのですが、続く大島選手にまた四球を出してしまいます。
2三振を取りながら、1ヒット2四球で満塁のピンチとなりました。
大ピンチを救ったのは、またまた田口麗斗投手。
またしても1球でした。
1球入魂でファーストゴロに打ち取り、走者残塁のままEND。
高梨投手の内容に匹敵する火消しでした。
大きな試合の勝敗の分かれ道での1球でした。
登板したときに、時間をかけて松本捕手と入念に打ち合わせる姿がありました。
投げたのはたった1球でしたが、ブルペンでの準備、捕手との相互理解があって仕留めたのだと思います。
冒頭に「バッテリーの勝利」と書きましたが、高梨投手だけではなく前投手とコミュニケーションをとり、僅差を逃げ切りました。
前日の内容から8回をどうするかでしたが、清水昇投手の挑戦となりました。
試合の結果での立ち直りを期待する「監督の賭け」とも感じました。
すんなり終わるかでしたが。。。
このところどうも守備での打球への目の切りが早い村上選手。
清水投手の状態からは絶対にエラーは・・・でしたが足を引っ張りました。
更にタイミングアウトで空タッチの山田選手のミスも重なりましたが、清水投手がここは踏ん張りダブルミスをカバーしました。
清水投手、まだ本来のストレートではないのですが、結果は出しました。
味方のミスも消したので気持ち的には上向ける結果でした。
投手陣が踏ん張って(粘って)の勝ちといえます。
中村選手が不在のところで、捕手争いを激化させる松本直樹選手の活躍でした。
打撃のパンチ力を証明する貴重な2ラン。
淡々とした感じですが、高梨投手の好投を2回も続けて引き出している点も評価できます。
初めてのヒーローインタビューを受け、「早く援護点を取ってあげたかった。有利なカウントだったので、思い切って打ちにいきました」と、女房らしい思いを述べました。
高梨投手も「リードでも打つ方でもすごい助けてもらったなという印象なので本当に松本さまさまかなと思います」と感謝を伝え、それを聞いたファンも良いバッテリーだったと納得した感があります。
試合後高津監督も記者のインタビューに応え、「松本がまさかのね。これは書いていいですよ。(ベンチは)みんなびっくりしてました。当たれば飛ぶタイプなんで、ホームランは想像してなかったですけど」と喜びを隠せない様子。
こうなると中村選手が戻った時どうする?
いっそ内山選手を内野で??
この競争は中村選手不在の良い副産物かもしれません。
そういえば昨年も中村選手がギックリ腰で離脱している間、西田選手や古賀選手が頑張り評価が上がりました。
本来先発で入ることのない予定の選手が、チャンスをものにし活躍するのは、チームにとっても良いことだと思います。
松本選手の活躍に隠れてしまいましたが、芸術的なヒットで出塁した長岡秀樹選手も素晴らしい働きでした。
この試合福谷浩司投手の状態が良く、青木選手以外は打ちあぐねていましたが、初打席のヒットが得点に繋がりました。
現在打率.316、打点3,得点4と、チャンスメイクやタイムリーで活躍しています。
彼もまた、村上選手がコロナになって代わりにキャンプに呼ばれるという千載一遇のチャンスをモノにしました。
開幕から先発に入り、このままレギュラーショートとして行きそうな気配です。
大いに期待しています。
今夜は石川雅規投手。
中日は19歳の高橋宏斗投手です。
親子ほどの年齢差の対決ですね。
VS
今回こそしっかり援護してほしい。。。お願いしますよ。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年4月6日
東京ヤクルトスワローズ 2-1 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
阪神タイガース 1-6 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
広島東洋カープ 1-2 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年4月6日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | 9 | 2 | 0 | .818 | 0.0 | |
2 | 11 | 7 | 4 | 0 | .636 | 2.0 | |
3 | 10 | 5 | 5 | 0 | .500 | 1.5 | |
3 | 10 | 5 | 5 | 0 | .500 | 0.0 | |
5 | 11 | 5 | 6 | 0 | .455 | 0.5 | |
6 | 11 | 1 | 10 | 0 | .091 | 4.0 |
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