4/5 ヤクルト対中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 7 | 14 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 9 | 0 |
バッテリー
サイスニード、大下佑馬、木澤尚文、大西広樹、★清水昇、梅野雄吾 – 古賀優大、内山壮真 | |
勝野昌慶、☆清水達也、Hロドリゲス、SR.マルティネス – 木下拓哉 |
4月5日 対 中日ドラゴンズ
広島相手に僅差を勝ち切って、しぶとく成りつつあるドラゴンズ相手でした。
今季は昨年のようには行かない感じがしていたのですが、まさにそのような展開となり競り負けの結果でした。
中日、監督が変わってここぞのポイントを上手く突いてくる感じです。
やは今季は混戦必死と言うところでしょうか。
先発、サイスニード投手。
まだ準備ができていない。。。しっかりフォームができていない感じでした。
時々は良い球はありますが、もともとアバウト制球。
勝負球がことごとく甘く入ってしまいました。
粘り負けもしました。
キャンプーオープン戦ー本番としっかり段階を踏まずに登板では完全に調整不足です。
抹消再調整の必要を感じました。
オープン戦や2軍戦で少し投げただけではの状態に見えました。
奥川投手の離脱の穴埋めで急いだ面もありますが、見込み違いとも感じます。
ただ、昨季も序盤が不安定でしたが、後半は素晴らしい結果を残しています。
しっかり調整し、昨季よりは早めにエンジンをかけて欲しいところです。
この試合の大きなマイナス面は清水昇投手です。
前の試合と同様全く精彩を欠く内容でした。
ストレートの威力不足で、本人も自覚があるのでしょう。
変化球中心で攻めきれない投球内容では全く持ち味が出せません。
シーズン前から心配された救援投手の登板過多からくる疲労の蓄積(所謂、金属疲労)は、オープン戦では露呈しませんでした。
本番で出てきた感じが強く、非常に心配です。
ヤクルトの優勝争いに必須条件に綻びが出てきています。
奥川投手の離脱に続いて清水投手の疲労と、早くも2つ出てきた感じです。
今野投手も離脱していますので、ブルペンのキー2枚が欠けるのは非常に痛いところです。
そんな中、木澤尚文投手、梅野雄吾投手が粘りは見せましたが、綱渡りの印象です。
やはり安定感があるとは、まだ言い難い感じです。
木澤尚文投手。
前回(4月1日DeNA戦)は、走者がいる9回に火消しに出て2失点してしまいました。
走者が出ると安定しないのが課題ですが、今回は途中登板ではありませんでした。
スタートから組み立てられたのが良かったと思います。
回跨ぎで出て、打者7人、被安打1、奪三振1、無失点の好投でした。
梅野雄吾投手。
1点ビハインドの9回に登板。
打者を6人、被安打2,1四球と絶体絶命状態でしたが、どうにか無失点。
ファンからするとやれやれと言う感じで、「大丈夫なのか」と心配になりますが、監督の評価は少し違います。
清水投手の状態への問いに、
すごく難しいところだと思うけれど、長打だけは避けて、粘って粘って、最後の(1死満塁を無失点で切り抜けた)梅野のようなピッチングにしていかないと。ちょっと淡泊に見える。
と答えました。
粘り切って頼りになると評価している様です。
つい苦言が先になってしまいましたが、負けてもイラだたなかったのは、ひとえに打撃でした。
初回の3失点で落ち込みがちなところ、起爆剤になったのが永久キャプテンの青木宣親選手でした!
打った球は右翼フェンス上部を直撃。
青木選手は二塁を蹴って、三塁へ全力疾走し、最後はヘッドスライディング。
クリーンアップにしっかり繋ぐ素晴らしい働きでした。
青木選手が打つと(しかも激走ヘッスラも)俄然火が付く感じです。
その付け火を爆発させたのが山田哲人選手の3号。
山田選手らしい弾丸ライナーが飛んでいきました。
左翼席へ2試合連続の3号2ランです。
大喜びのファンの前に今度は村上宗隆選手が2試合連続の2号ソロ。
2・3・4番で一気に3点をあげました。
今季初の山田・村上アベック砲でしたが、それでもまだ点差が開いています。
その点差を一気に潰したのが7回の攻撃。
四球の内山壮真選手と山田哲人選手を塁に置いての3号3ランホームラン!
村上はまだまだ本調子ではない。。。と思っていましたが、嬉しい誤算でした。
気が付けば3本8打点。
しっかり順位を上げて、本塁打2位、打点3位と浮上。
気分が上がればイケイケになるのは見えていますから、今後大いに期待です。
村上選手の2022年の本塁打記録はこちらに記録中です。
この試合、青木選手の長打、山田、村上選手のアベックホームラン、サンタナ選手の安打と、ようやく全中軸が機能した感じはあります。
贅沢を言えば、全得点がホームランからではなく、ヤクルトらしいつながりでの得点がほしいところです。。。あくまで贅沢を言えばですが。
ただやはり中軸中の中軸、山田選手と村上選手。
この2人の調子が出ると爆発力が半端ないので、希望が見えてきました。
次の試合での内容を期待を持って注目したいと思います。
この試合敗戦でした。
DeNA戦で良い勝ち方をしていたのですが、雨で次を流して間隔が空いてしまったところは少しツイていなかったかもしれません。
それでも打線の爆発を見たことで、負けとはいえど不思議に憤りなく穏やかな気持ちで観戦終了です。
今夜はヤクルト高梨裕稔投手、中日福谷浩司投手が先発します。
VS
石川投手が出るのかと思いきや、高梨投手となりました。
先発予定のDeNA戦が雨で流れたので、それも良しと思います。
好投を期待します。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 2号3号(通算107号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年4月5日
東京ヤクルトスワローズ 3-2 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
阪神タイガース 4-3 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
広島東洋カープ 5-4 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年4月5日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | 8 | 2 | 0 | .800 | 0.0 | |
2 | 10 | 7 | 3 | 0 | .700 | 1.0 | |
3 | 10 | 5 | 5 | 0 | .500 | 2.0 | |
4 | 9 | 4 | 5 | 0 | .444 | 0.5 | |
4 | 9 | 4 | 5 | 0 | .444 | 0.0 | |
6 | 10 | 1 | 9 | 0 | .100 | 3.5 |
山田哲人選手3号2ラン
2試合続けての本塁打です。
打った投手 | 勝野昌慶(右投) |
打った球種 | 真ん中低めの直球 |
打った方向 | 左翼 |
ホームランによる打点 | 2 (走者 青木宣親) |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「青木さんが3塁まで走ってくれたので最低限外野フライでいいという気持ちで打席に入れました。青木さんに感謝です」
青木選手あわやフェンス激突の好守備
4回、2アウト1塁の場面。
打席にはこの日2打席連続ヒットを放っているビシエド選手。
打球はレフトへ、フェンスギリギリの大きな当たりでした。
これをジャンピングキャッチした青木選手。
3アウトチェンジとなりました。
チームに勢いを与える好守備だったと思います。
つば九郎・ドアラのパン食い競争
恒例ですが、「食えるのか」のツッコミ待ち。
フジテレビONE解説の谷繁さんが、「パン嗅ぎ競争」と言っていましたが、たしかに嗅いでいるだけかも。
コメント