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ついに奥川登板 問題なく2回を投げ切り、今季の重要なピースが一歩を踏み出せた感

先発奥川恭伸投手 キャンプ情報

2024年2月18日、練習試合 2戦目  対中日ドラゴンズ

1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 6 1
ヤクルト 1 3 0 0 0 0 0 0 0 4 10 0

バッテリー

中日 仲地、田島、福島、梅野、齋藤、藤嶋、清水 – 石橋、山浅、加藤匠
ヤクルト 奥川、小澤、大西、木澤、宮川 – 内山、松本直

 

投手は、奥川、小澤、大西、木澤投手が2イニングずつ

宮川投手が1イニングと前の練習試合と同様、試運転登板でした。

総じて各投手順調の感じでそれぞれしっかり投げ切ったと感じました。

 

この試合の注目点の奥川恭伸投手。

先発奥川恭伸投手

 

問題なく2イニングをすませましたので、まずは一安心といった所が正直な感想です。

初回はストレートが軸で、簡単にイニングが終わりました。

2イニング目は変化球中心に変えて、ランナーを置いての投球も出来ました。

試運転としては十分試せた感じです。

第一歩を踏み出せましたから、今後順次回数を伸ばしてと次のステップに移れそうです。

まだまだ先のことはわかりませんが、実戦で2年近く投げていません。

シーズンに入った場合、イニングを伸ばしても5回あたりでしばらくは様子見となりそうです。

やはり前半は間隔も開けての登板となりそうで、本当に復活できるのはやはり後半でしょうか?

とは言え一枚重要なピース一歩を踏み出せたことは大きな収穫でした。

インタビューにも笑顔で応え、良い感触だったようです。

奥川恭伸投手インタビュー

 

登板投手で最も光ったのは大西広樹投手と思います。

好投の大西広樹投手

ストレートに力が出た感じで今季は飛躍が期待できます。

球速も伸びたようでした(max151km )。

牽制で走者を刺すなど、フィールディングの良さも健在でした。

 

次に小澤怜史投手。

小澤怜史投手

昨季後半と変わらず、安定している印象でした。

テンポよく投げ込み、小気味よさを感じました。

今季は結構行けるのではないかと期待できると思いました。

 

木澤尚文投手

木澤尚文投手

投球内容的には昨季の通りで、良かったと思います。

ただ、チームは守備も含めて色々試していたのだと思います。

あの場面で外野が前進守備をすることは、実戦ではあり得ない事ですし。

レフトオーバーのタイムリー2塁打で点は獲られましたが、心配には及ばないと思います。

もっとも、あのシチュエーションで外野の頭を超える打球を打たせてしまったということに関しては、配球も含めた反省が必要かとは思いますが。

 

宮川哲投手

宮川哲投手

まだ少し荒れ気味かの印象でした。

有る程度球に力があり、今後の配置によっては使いようがありそうで、期待が持てそうです。

まだセリーグに慣れていないと思いますが、チームにはなじんでいるようなので、心機一転頑張って欲しいものです。

 

打撃。

レギュラー陣もスタメンに名を連ねましたが、まあそれぞれ順調の感じです。

塩見泰隆選手が順調で、今季は復活を感じさせる内容でした。

初回、先頭で出てレフトに二塁打。

塩見選手レフトに二塁打

2回もセンターに安打。

センターに安打の塩見泰隆選手

 

塩見選手が出塁することがゲームの明暗を分けることが多いので、まずは安心です。

西川遥輝選手が2番を打ち、今までになかった1,2番。

二塁に塩見選手を置いての2番西川遥輝選手

二塁に塩見選手を置いての2番西川遥輝選手

いずれも走塁技術にたけているので、相手チームにとっては頭の痛いところかもしれません。

 

この時期にまさかのオスナ・サンタナ選手も出場

「え?もう出てくるの?」 といった驚きがありましたが、意気込みを感じました。

 

サンタナ選手に至っては、2回、安打で出塁。

安打のサンタナ選手

続く長岡秀樹選手のセンター前安打では一塁から三塁への激走を見せ、元気なところを見せてくれました。

サンタナ選手、初めてレフトを守りましたが、何とか無難にこなしました。

 

武岡龍世選手

安打の武岡龍世選手

打撃フォームを見直したことが良い結果になっていると感じました。

昨季よりはかなり打てるようになるのではと思います。

 

ジャイアンツから現役ドラフトで入団の北村拓己選手

安打の北村拓己選手

安打を打って出塁したのですが、次の内山選手の良い当たりがショートライナーとなり、塁を飛び出して帰塁叶わずアウトになってしまいました。

焦りがあったのかは分かりませんが、瞬時の判断ミスによる走塁ミスとなってしまいました。

当たりに釣られてつい出てしまったのでしょうが、ダブルプレーになった形です。

髙津監督が何やらメモっていましたので、あとで注意があるかもしれません。

せっかくの安打が帳消しになってしまいました。

 

攻撃としては1,2回相手のミスにも乗じてしぶとく1点をしっかり取りにいけました。

特に2回の宮本丈選手のショーケースへのポテンヒットでは、思わず笑顔になった髙津監督が印象的でした。

思わず笑顔の高津監督

 

しかし3,4回あたりは追加点(突き放し)を取り切れなかった感じです。

やはりこのあたりがレギュラーを狙う立場としては今一つを抜け出せません。

 

この試合、投手がしっかり投げてねちっこく点を取れて、投打がバランスよくかみ合った感じです。

チーム状態は順調と思いました。

 

最後に、中日の4番手として梅野雄吾投手が登板したことに触れたいと思います。

梅野雄吾投手

打者4人に対して14球、被安打1,奪三振2と好投しました。

今の時期としては良い球を投げていたと思います。

中日でも是非頑張って欲しいと思いました。

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