東京オリンピック2020。
IOC,JOC,組織委員会、政府それぞれ様々な問題で物議を醸していますが、言わば放置で見切り発車でスタートしました。
オリンピックの在り様は大きな問題ですが、参加選手は様々な問題の中奮闘するわけですから、そこは素直に声援をと思います。
ソフトボール。
メジャースポーツでは無いので中々脚光は浴びにくいのが現状です。
そんな中、オリンピックは少ない檜舞台といえます。
競技のトップを切って始まり、注目が集まった感じです。
初戦・二戦と先発の上野 由岐子投手が際立ちました。
北京から13年ですが今でも中心選手ですから凄い事です。
先発してしっかり試合を作れる辺りは流石の内容です。
流石に以前の「神様、仏様、上野様」の圧倒的な投球ではありませんが、それでも110Kmを超えるストレートが投げられますから(年齢を思えば)凄いの一言です。
絶好調の時は世界最速121Kmを出していて、神がかっていました。
一口に121Kmといいますが、ソフトボールのベース間距離は13.11m。
野球の18.44mと比較すると5m以上も違うため、体感では170Kmくらいの速さということ。。。
今の球速110Kmだとしても野球なら150~160Kmのイメージです。
恐るべし39歳(丁度メキシコ戦の7月22日が誕生日でした)
以前に比べ変化球も交えての投球スタイルに変わってはいますが、駆け引きなどを交えて自分のペースに引き込めます。
アテネオリンピック銅メダリスト、北京オリンピック金メダリストという戦歴は、引き出しの宝庫でもあります。
チームの大黒柱として連投も辞さず、強い相手に立ち向かう。
大きなケガから不屈に立ち上がる。
日本人の好きな、応援したくなる選手ですね。
宿願の金メダルに手が届くといいのですが・・・
今回はメキシコ戦で若干20歳の後藤希友投手がこれまた素晴らしい投球でピンチを抑え、勝利に繋げました。
無知であまり知らなかった投手ですが、どうしてどうして。
実に冷静でしたし、左腕からの全身を使った豪快な投球で、思わず見入ってしまいました。
楽しみが一つ増えた感じです。
■上野 由岐子プロフィール
うえの ゆきこ。福岡県福岡市出身のソフトボール選手で投手。
1982年7月22日 生まれ。
背番号17。
右投右打。
女子ソフトボール日本代表で愛称は「うえぴー」。
2004年アテネオリンピック銅メダリスト、2008年北京オリンピック金メダリスト。
2008年の北京オリンピックでは、2日3試合で413球を投げ「上野の413球」が流行語大賞審査員特別賞を受賞
獲得メダルは以下です
オリンピック
銅 | 2004 アテネ |
金 | 2008 北京 |
世界選手権
銀 | 2002 サスカトゥーン |
銀 | 2006 北京 |
金 | 2012 ホワイトホース |
金 | 2014 ハーレム |
銀 | 2018 千葉 |
アジア大会
金 | 2002 釜山 |
金 | 2006 ドーハ |
金 | 2010 広州 |
金 | 2014 仁川 |
金 | 2018 ジャカルタ |
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