7月1日 対 阪神タイガース
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 6 | 9 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
奥川恭伸、☆清水昇、坂本光士郎 – 古賀優大、中村悠平 | |
ガンケル、H岩崎優、★スアレス、馬場皐輔 – 梅野隆太郎 |
両先発投手の好投で緊迫した展開でしたが、最終回のヤクルトらしい打線爆発で阪神に勝利しました。
阪神先発ガンケル投手。
やはり「基本はコントロール」を実感させる内容の投球でした。
コンデションを崩さなければ、今後も安定した安心の投球が期待できる内容でした。
山田選手の狙い撃ちの一発だけで、ほぼ手玉に取られている感じでした。
ヤクルト奥川恭伸投手。
このところ安定感が増した感じです。
球威、制球共に増してきました。
自分の意図したところに制球できていますし、上手くカウントを取る配球でリズムよく投げ切れています。
この辺りは7回で87球という球数にも現れています。
前回も7回で84球でしたから、投球のコツを掴んだ感じです。
ストレートに磨きがかかりスピードが増せば、シーズン後半は通常ローテーションが見えてくると思います。
このところ安定感を欠く先発陣に好材料の内容でした。
100試合登板で ようやく念願の初勝利が転がり込んだ清水昇投手。
今まで何度も逃していただけに感慨もひとしお。
試合展開からはあまり考えていなかったところでのプレゼントとなりました。
突然幸運は降ってくる物かもしれません。
今季のヤクルトのこの位置(Aクラス)への貢献度は間違いなく高い訳ですから、良いプレゼントになりました。
3連投、しかも前日に続いての同点で登板のスアレス投手。
前日の出来とは大きく異なる状態で変化球が決まらず、苦しくなってしまいました。
まあ長いシーズンこんな事も。。。
最終回の打撃陣。。。思い出すだけでもワクワクします。
変化球を上手くはじき返し突破口の山田哲人選手。
今日は同点21号も出て気迫が違います。
完全にストレート待ちでしたが、此れを完璧にはじき返したオスナ選手。
ストレートをカットで逃げて見切って四球の川端慎吾選手。
ストレートを振り切って、当たりは少し悪いが良いところへ落としたタイムリーの宮本丈選手。
ここで2点差にしたことは大きい!!
四球でつないだ吉田大成選手。
駄目押し2点タイムリーの中村悠平選手。
このところ中々上手く回らなかったのですが、久しぶりに上手くつないでの得点でした。
今季のヤクルトらしいしぶといヒットと四球を絡める得点のとり方でした。
良い勝ち方の試合ではヒーローは多いものですが、この試合は相手好投のガンケル投手と同等に渡り合った試合に持って行った奥川投手が一番ではないでしょうか。
ヒーローインタビューは爆発のきっかけを作った好投の清水投手でしたが、実際のヒーローを上げるなら奥川投手と私は思います。
このところ良い展開が中々出来なかった流れを断ち切る試合でした。
ひっさしぶりにスッキリした!!
さて今夜は名古屋に移り、高橋奎二投手が頭での先発となります。
二軍から昇格後、大変身をした姿を見せてくれました。
今季の落ち着いた投球は持ち味の速球を有効に使える形を作りました。
左腕で150Km前後を投げられ、それがコントロール出来ていれば中々打たれない。
速球投手に有りがちな「行先は球に聞いてくれ」状態はほぼ影を潜め、キッチリ6回までは投げ切っています。
相手は柳裕也投手。
打線は昨夜のようにしっかり繋いで攻めれば、倒せない相手ではないと思います。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2021年7月1日
阪神タイガース 6-1 東京ヤクルトスワローズ | 甲子園 |
横浜DeNA ベイスターズ 雨天中止 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 10-4 広島東洋カープ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2021年7月1日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 72 | 43 | 26 | 3 | .623 | 0.0 | |
2 | 75 | 39 | 26 | 10 | .600 | 2.0 | |
3 | 73 | 36 | 29 | 8 | .554 | 3.0 | |
4 | 74 | 28 | 36 | 10 | .438 | 7.5 | |
5 | 75 | 27 | 39 | 9 | .409 | 2.0 | |
6 | 71 | 23 | 39 | 9 | .371 | 2.0 |
山田哲人選手同点の21号
「打ったのはストレート。追い込まれていたので逆方向を意識していました。点を取られた直後に取り返すことができて良かったです」
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