6月11日 対 福岡ソフトバンクホークス
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 |
バッテリー
★石川柊太、嘉弥真新也、板東湧梧 – 甲斐拓也 | |
☆石川雅規、H大西広樹、H梅野雄吾、H清水昇、Sマクガフ – 中村悠平 |
奇しくも石川投手同士の投げ合いで、共に特長を出した内容で好投しましたが、一発が効いた結果となりました。
調子が今一とは言え王者ソフトバンクに僅差の先勝は大きい一勝です。
安定したコントロールと球種の使い分けで、安心してみていられる「石川ワールド」を堪能しました。
ヤクルト先発石川雅規投手。
前回に続いて持ち味を十分出した内容でした。
ソフトバンクの打線が湿りがちもあって、安打は許しましたが快調にスイスイと投げ切った感じです。
安定感があって不思議と安心して見ていられます。
大崩れは無い感じでした。
6回被安打6,奪三振6,与四球0,無失点ですから最高の結果と言えます。
僅差を守る姿勢ではなく攻めの投球に徹したところが良い結果を生んだ感じです。
先発にこの人がいると、ホント心強いです。
ソフトバンクの石川柊太投手。
持ち味は出せ良い投球で安定感もあり8回まで投げ切りました。
村上選手への失投が悔やまれる結果でした。
好投も援護なしでは・・・
ヤクルト2番手大西投手でしたが、やはりまだこの僅差での登板は荷が重い感じです。
守りに走って墓穴を掘った内容で早々に梅野雄吾投手に助けて貰う事になってしまいました。
ちょっとしんどい場面を凌いだ梅野投手が光りました。
連投の今野投手が使えない所でしたが、7回の継投は少し冒険に過ぎた感じを受けました。
ピンチを背負いながら抑えきった清水昇投手。
前日の負けを引きずらなかった事は良かった。
今季この試合20ホールド目となり、通算50ホールド(ホールドポイントも)となりました。
大きな戦力です。
1点差でしたが、マクガフ投手も下位打線と言う事もあって簡単に終わらせる事が出来ました。
すんなり(粘られずに)終わって良い締めくくりとなりました。
打線は村上選手の一発のみで投手陣に負担を欠ける事になりました。
村上宗隆選手は連日のホームラン、19号です。
ホームランの詳細に関しては村上宗隆選手 ホームラン記録 2021に加筆してありますので、よろしければご覧ください。
幼い頃、初めてプロ野球を見たのがこのPayPayドームだったそうで、
「早いイニングで(先発の)石川さんに先制点をと思っていたのでうれしいです。九州の空気がおいしいです」とコメントしていました。
故郷熊本の隣県の風を感じての一打。
ちょっとした里帰りで、気分もリフレッシュできたと思います。
交流戦はこれが最後で、公式戦までは6日ほど空きますから、故郷に立ち寄る機会を作れるかもしれませんね。
それにしても、前日のロッテ戦も同じように2回の一発のみ。
前日は追加点を取れず結局持ちこたえきれずで敗戦しました。
勝ったとはいえ、同じような展開です。
原因は色々あるでしょうが、しいて言えばトップの塩見選手の下り坂が効いている感じです。
相手石川投手が好投とは言え今少し揺さぶる攻めも必要に感じました。
次を取れれば交流戦5割はキープ。
今日の先発は小川泰弘投手です。
昨今は安定の好投で、既に5勝を挙げています。
対するソフトバンクホークスはマルティネス投手。
今年は調子が良く、彼も5勝をマークしています。
今日こそは打撃陣奮起して、繋げる野球をして欲しいと願います。
プロ野球 セリーグ 順位表 2021年6月11日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 58 | 37 | 19 | 2 | .661 | 0.0 | |
2 | 62 | 29 | 23 | 10 | .558 | 6.0 | |
3 | 59 | 28 | 24 | 7 | .538 | 1.0 | |
4 | 61 | 25 | 27 | 9 | .481 | 3.0 | |
5 | 54 | 18 | 28 | 8 | .391 | 4.0 | |
6 | 63 | 20 | 34 | 9 | .370 | 2.0 |
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