余談です。
先日行われたサッカー 。
キリンチャレンジカップ 対ベネズエラ戦。。。結果は1-4で完敗でした。
海外のチームでレギュラー、準レギュラーをしている「海外組の主力」を日本に返して、底上げを狙った試合でしたが、上手く行きませんでした。
ここで言われているのが、「自ら考え判断する対応力の欠如」つまりは「指示が無いと行動に移れない欠点」です。
これは何もスポーツだけでは無く、言わば日本人の基本的な特性(長い歴史で培われた根っこの部分)で、一般社会でも同じです。
社会のあり方働き方など、かなり以前より海外と比してよく言われてきた事です。
これは簡単に変えれるもので無いことは、実際の国際競争での弱点とされて結構久しいのですが、改善出来ないのが現実です。
社会問題はさて置いてスポーツで考えると、日本人の特性(習性・気質)に合っているのが「野球」の気がします。
野球は常に細かな指示が出せますし、試合を止めて指示もできるスポーツです。
逆に「指示には基本確実にこなす日本人の別な特性」を考えれば余計合っているように思います。
もちろん、野球選手とて自ら考え行動を起こすケースが多々あります。
しかし、大きな部分が監督の采配で動き、それにどう答えられるかがそれぞれの力量・評価となることを思うと、「フィールドに入ったら自分たちで試合を動かすサッカー」とは、大きな違いがあると思います。
バレーボール他細かく指示が出来る競技もありますが、「絶対的な体格・身体能力が必要な競技」ではこの特性が生かせづらい。
その点野球は日本人でも取り組みやすく、少年野球・高校野球を通して「指示にいかに答えられるかを鍛錬」し、武道にも通ずる精神力を学んで強い選手に育っていきます。
そういう意味で、野球はよくも悪くも日本人向きなスポーツ。。。と思った次第です。
もちろん、自分で考え立派に成績を残している日本人のサッカー選手は幾人もいますが、欧米の比ではありません。
サッカーも、「海外でレギュラー格で活躍する選手」が今の3倍位にならないと、この地位から飛躍は難しいかもしれません。
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