驚きです!
ヤクルトスワローズ廣岡大志選手と読売ジャイアンツ田口麗斗投手のトレードが発表されました。
この時期で同一リーグ間のトレードは余り無いケース。
なんと、両球団の交換トレードは、76年12月のヤクルト浅野啓司投手と巨人倉田誠投手以来、約44年ぶりだそうです。
大きな(積極的な)トレードが少ないヤクルトとしては、大変珍しい。。。驚きとも言えるトレードです。
冷静に見ればヤクルト、ここまでの練習試合などで投手陣の強化に大きな成果は未だ見られない状況です。
監督も洩らしていますが、このままではシーズンを乗り切ることは苦しいとも言える状態と言えます。
昨年と同じ事になるのではないか。。。
特に左の要員が問題と言えます。
石川投手はそこそこはやれる状態です。
当たり前ですが、さすがにここで大きなブレークとは行きません。
期待していた高橋、寺島投手に手ごたえがありませんでした。
新加入の山野投手は期待できるもそこはルーキー。
初年度に昨年の森下投手の様には行かないところです。
中継ぎには長谷川投手がいますがここも手薄と考えると、やはり先発の左は是非とも欲しいところ。
ジャイアンツを見れば元々豊富な投手陣で、左の陣容(先発、ブルペン)も多く、まあ言ってみれば余っているとも言える状況。
ここ数年伸び悩みとも言える田口投手は、キャンプでの故障も在って出遅れ、登録から洩れそうな状況で不可欠とはなっていないところでした。
条件の良い交換要員とならばと判断される環境ではありました。
ヤクルトとしては、
■左投手
■先発で使える
■先発が駄目でも中継ぎも経験済みでやれる。
ということで、田口投手は故障の程度が問題なければ条件には合っている戦力です。
問題は交換要員。
本来ならば内野の右の長距離打者候補の廣岡選手は出したくは無いところです。
ヤクルトもここは手薄ですから。
ただジャイアンツの要求が内野の長距離打者補強。
山田・村上選手はさすがに出せませんし、宮本選手は長距離打者ではありません。
そうなると条件に合うのは結局廣岡選手のみ。
ここにきて充実して来た感じの内野の若手を手薄にはしたくはないところですが、山田、村上選手が居るので、近々はここは目を瞑っての思い切った判断と思います。
何れにしても、このトレード 田口、廣岡選手が新天地で活躍することが成功と言われることになります。
お互い恋われての積極的な移籍ですから活躍を期待したいところです。
消極的に扱われる日本のトレードを払拭する活躍を両選手に!!
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