2月27日 練習試合 対楽天
楽天先発 田中将大投手に注目が集まった感の試合でした。
さすがに、物が違う感じが強く残りました。
まだ日本に戻って間もなく、マウンド条件等の違いを感覚調整中の田中投手。
100%力を出し切っているとは見えませんが、それでも若手中心の相手とは言え、上手く押さえ込む事が出来るあたりは物の違いを感じさせます。
初回こそマウンドに戸惑っていましたが徐々に修正、思い通りの投球は少なかった感じですがこれぞの球はさすがと思えました。
オープン戦で更に感覚を調整して、開幕には間に合いそうなこの試合の出来でした。
田中投手の動きを追うためか報道カメラが多く、注目されているのが分かります。
試合に出ない選手たちも、ここぞとばかりに観戦。
それぞれが自分の思いで何かを感じ取ろうとするように見えました。
対するヤクルト高梨裕稔投手。
疲れピークか今一ピリッとしませんでした。
変化球の制球が全くいけません。
全体に浮き気味で抜けた投球も多く、ちょっとこの登板で何を目的にしているかわからない投球に思えました。
田中投手を意識したのか無理やり抑え込みに行った結果、これに調子がついて来なかった感じです。
オープン戦で何処まで戻せるか?
少し休養し、リフレッシュすることが必要かと思います。
後は1イニングずつ6人。
石山、清水投手あたりは順調です。
近藤弘樹投手、支配下に近づく内容が収穫とも言えます。
オープン戦が終わるころには支配下登録されそうな勢いを感じました。
3月のオープン戦も間近となって、そろそろ登録メンバーへの選定時期がやってきます。
この試合は、その位置(当落線上)のメンバーが中心の選考試合の感じでした。
蓋を開けると田中、則本投手が相手では力の差を見せつけられ、結果が殆ど出せませんでした。
さすが、当落線上にはいない不動の4番村上宗隆選手が、ヒットと盗塁で何時もの力が出ていたように思います。
28日の練習試合最終からオープン戦と実戦に徐々に近付きますが、上旬のオープン戦あたりで絞り込まれてきます。
確定者が多くは無いヤクルト。
新規海外組の予定が不透明な中で、生き残り競争が始まります。
今日は阪神タイガースとの練習試合です。
投手オーダーは、
木澤、山野、吉田、金久保、長谷川。予備、寺島、星
先発打順が、
1.ライト塩見、 2.指名打者青木、 3.セカンド山田、 4.サード村上、
5.ファースト内川、 6.ライト坂口、 7.ショート廣岡、 8.キャッチャー西田、
9.レフト中山
木澤投手は3回まで投げる模様です。
果たして開幕一軍入りなるか、結果を出したいところですね。
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