7/3 ヤクルト 対 広島東洋カープ カード最終戦
先発バタバタしながらも粘り、待望の追加点も取れて試合の主導権を握りました。
ブルペンは危ない感じでしたが、何とかこちらも粘り切れ勝ちきれました。
攻められながらも、いい当たりが正面を突くなど、ツキも持ってきたルーキーに乗っかった感じの勝ち(しかも完封!)でした。
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
7/3 広島 対 ヤクルト スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 1 |
・ヤクルト本塁打 増田珠 1号 3ラン(6回)
・広島本塁打 なし
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勝中村優斗、大西広樹、矢崎拓也、清水昇、松本健吾 – 中村悠平 |
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負森翔平、岡本駿、滝田一希、高橋昂也 – 坂倉将吾 |

中村優斗5回無失点の粘投でプロ初勝利出典ヤクルト公式サイト2025/07/03
投手陣
先発中村優斗投手。
プロで2度めの先発でした。
全体的にはまだ自身のボールがどこまで通用するかの段階で、かなり慎重に投げたようです。
最初の登板でも制球が安定せず(まあかなり際どいところ狙いですから)結構ピンチの連続でしたが、この試合もストレート、変化球ともに安定せずで綱渡り的でした。
いい当たりが正面を突くツキもあり、要所は粘りの投球で5回、7安打、2四球でした。
頑張って凌いだ感じです。
制球が安定せずで適度に荒れたことが幸いだったかもしれません。

中村優斗5回無失点の粘投でプロ初勝利出典ヤクルト公式サイト2025/07/03
ストレート主体から変化球(スライダー、フォーク)主体へと、細かく切り替え、目先を変えての中村悠平捕手。
苦労のリードの感じです。
投手を上手く乗せていく熟練のリードで、ツバメの雛を大空に羽ばたかせました。
ピンチの要所ではしっかり良いところへ決め切れていましたので、今後自身の球の力が確認できてくるともっと攻めの内容が出せるかもしれません。
多分制球を意識してかストレートも抑え気味でしたが、今後徐々にあげていくと投球の幅ができ、組み立てやすいと感じます。
いずれにしてもまず一山超えたわけで、今後に期待です。
当面コンデションを考え間隔を取っての起用でしょうか。
プロ初勝利ということで、髙津監督と記念撮影。
また、初のお立ち台では緊張してかマイクに手が伸びていましたが、初々しさを感じました。
今後もたくさんお立ち台に上がれるような活躍を願っています。
以降、大西広樹ー矢崎拓也ー清水昇ー松本健吾投手の継投。
大西、矢崎、松本投手は点差もあって安定した内容で締めました。
清水投手はこの試合では高目に浮く状態で、かなり不安な内容でした。
最後は何とか良いところに決め切れて無失点で追われましたが、不安が残る内容でした。
最後の松本投手はモンテロ、矢野選手で簡単に2アウトを取りましたが、代打の秋山選手に二塁打を打たれました。
さらに羽月選手に粘られ、ゆだおで(ゆだんたいてきおでんたいやき byつばくろう)かと心配しましたが、何とか粘り勝って試合をクローズ。
継投陣の0繋ぎで完封できました。
打線
若手が頑張りました。
初回は並木、赤羽選手。
この試合も先頭の並木秀尊選手が内角のストレートを二塁打して出塁。
並木選手の1番が定着しそうです。
2番岩田幸宏選手が、初球でキッチリバントを決め、走者をサードに送りました。
3番赤羽由紘選手。
5球目のフォークを叩きタイムリー。

赤羽先制タイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/07/03
この試合も先制できました。
6回。
内山壮真、北村拓己選手が、右に左にと連打で好機を作ります。
伊藤琉偉選手。
外角のストレートを叩いてタイムリー。
なかなか取れなかった追加点を、いい形で取ることができました。
このつなぎが結構大きかったと思います。
やはり得点機には何かが出来る伊藤と、信頼感が出てきます。
その後、増田珠選手がダメ押しの3ラン

増田ダメ押し1号3ラン出典ヤクルト公式サイト2025/07/03
久しぶりの大量点が入りました。
やはりホームランの威力は大きいです。
此れで決めきれました。
なかなか出番がなく結果も出ていなかった赤羽、北村、増田選手に結果が出て、これが弾みになればと期待。
やはりこれらの選手が出てこないと現状は打破できないので、若手で勝てたこの試合は大きな収穫といえます。
鬼門のマツダを完封で飾ったのはいつ以来?
ルーキーがツキをヤクルトに持ってきた・・・そんな印象の試合でした。
例年に無い猛暑。
屋外での試合は厳しい時期です。
コンデションには留意で、元気な若手が引っ張りたいところです。
さて、今日は名古屋。
中日とのカードになります。
先発はヤクルトがランバート投手、中日は大野雄大投手と発表されています。
vs
バンテリンは室内なので、少し涼しいでしょうか。
ランバート投手には今回も粘投を期待です。
打線は若手がもう一伸びできるのか。
継続して安定的に打てるようになると、勝機が見えてきます。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年7月3日
広島東洋カープ 0-5 東京ヤクルトスワローズ | マツダスタジアム |
横浜DeNAベイスターズ 8-5 中日ドラゴンズ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 3-2 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年7月3日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
76 | 43 | 31 | 2 | .581 | 0.0 |
2 | ![]() |
73 | 36 | 34 | 3 | .514 | 5.0 |
3 | ![]() |
74 | 36 | 35 | 3 | .507 | 0.5 |
4 | ![]() |
77 | 37 | 38 | 2 | .493 | 1.0 |
5 | ![]() |
75 | 32 | 41 | 2 | .438 | 4.0 |
6 | ![]() |
71 | 21 | 46 | 4 | .313 | 8.0 |
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