9月13日 対 東京読売ジャイアンツ 神宮球場にてカード初戦
正直予想外の展開となりました。
ここまで不安定で結果が出せなかった山野投手が予想外(失礼)の好投です。
初回の村上選手の効果的な3ランの先制をしっかり生かし切りました。
打線も小刻みでしたが欲しいところでしっかり得点を重ね先発を援護。
投打が完全に噛み合っての快勝でした。
引退発表の青木選手に良い華向けができました。
9/13 東京ヤクルトスワローズ 対 東京読売ジャイアンツ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 1 |
ヤクルト | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | X | 7 | 13 | 0 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 26号 3ラン(1回)
・巨人本塁打 丸佳浩 13号 2ラン(6回)
勝山野太一、木澤尚文 – 松本直樹 | |
負山﨑伊織、横川凱、平内龍太、泉圭輔 – 岸田行倫 |
先発山野太一投手。
生命線の制球がしっかり戻り、ほぼ完璧な投球ができました。
内外角にしっかり投げ分け、低めに制球。
カーブも使って緩急も付け、ストライク先行で攻めの投球が出来ていました。
ほぼランナーを背負うことがなかったところも幸いして、苦手だったランナーを置いても落ち着いた投球ができたところは今後の自信となりそうです。
一発は完全に読まれて待たれてのものでしたが、後を引きずりませんでしたので、ここも今までとは違っていました。
辛抱強く機会を貰ってようやく応えることが出来、この結果を大事に次も行きたいところです。
7回でいっぱいかと思いましたが、8回もしっかり投げ切れたところも大きな点です。
神宮での初勝利に初体験のお立ち台。
初めて尽くしでやや緊張気味でした。
次を失敗してしまうことが続いていますので、次の内容は重要です。
9回は木澤尚文投手。
点差もあって、少しピンチを招いた木澤投手でしたが、しっかり踏ん張り切れました。
打線。
全体に上向いた状態が続いています。
それぞれ持ち味は出せていました。
岩田、松本選手が結果を出し、並木選手と合わせて、ここへ来て底上げ感が少し出てきました。
前日の増田選手に加え、残り試合で結果を出し実績としたいところです。
岩田幸宏選手は、猛打賞。
内2本がタイムリーと活躍しました。
松本直樹選手も2安打を打ち、振り逃げ迄成功させる活躍です。
山野投手と良くコミュニケーションをとって好リードをしました。
村上宗隆選手。
完璧な一発が出ました。
まさに村神様降臨。
打った瞬間確信した、村上選手らしいホームランでした。
これで打点3が加わり、打点数でも1位となりました。
この一発後、警戒されて四球連発でした。
いい感触が残りきらずで、そのあと2三振。
上がり切れない感じです。
ただ、本人は良い感触を感じたようで、ヒーローインタビューでは、
「久々に完璧に捉えることができました」と話しています。
「今日、青木さんが引退会見をされてましたし、山野さん含め僕ら自主トレメンバーはすごくお世話になりました。今日は特別な日。勝ちたいという思いでやったので、あの先制点が取れてものすごく嬉しかったです」
少し上向き感の当たりがでてきたのは、山田哲人選手もです。
マルチ安打にタイムリー、5回は3塁へ盗塁まで。
この感じが維持できるか、今後に期待。
全体的に得点機を生かしましたが、しいて言えば5回。
5点目以降の無死満塁でダメ押しを取れなかったあたりが気になるところです。
とは言え3回、6回と2死から得点できていますので、欲張りな話だとは承知しています。
ジャイアンツは広島と死闘の3連戦で少しお疲れなのかも知れません。
ヤクルトが気概を見せた試合でした。
今夜は同じくジャイアンツ戦ですが、場所は東京ドーム。
先発はヤクルトが高橋奎二投手、巨人は井上温大投手と発表されています。
VS
投げてみなければの高橋投手。
どちらに転ぶのか・・・
打線はこの勢いを保って、打ち勝ってほしいと思います。
2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2024 では26号(通算217号)を更新中です(こちら)
青木宣親選手引退会見
球団事務所で、青木宣親選手の引退会見が行われました。
以下、公式サイトの引用です。
青木宣親選手は引退について、次のようにコメントをしました。
青木宣親選手 引退会見コメント
ーーー引退を決断した現在の心境
ホッとしています。ーーー決断した時期
決断したのは最近です。シーズン途中から、なんとなく今年で最後かなと思っていました。そんな中で、シーズン終盤に考えが変わるかもしれないなと思って、そこの隙間は作っていたんですけど、気持ちが変わらなかったので、決断しました。ーーー区切りをつけた理由
自分が思ったようなパフォーマンスをファンに見せることができないというのが、一番の理由です。ーーープロ野球生活を振り返って
21年間ということを思うと、長いように感じるんですけど、本当に一日一日をと思ってやってきたので、気づいたら21年が経っていたという感じです。すごく早く時間が過ぎたなと思います。ーーー現役生活で一番思い出に残っているシーン
21年もやっていたので、本当にいろいろなことがあったんですけど、ワールドシリーズに出たこともそうですし、WBCで優勝したこともそうですし。でも、やっぱりヤクルトで日本一になったことですね。自分の中では一番心に残っています。入団した時からヤクルトに対して愛着があって、そんな中でアメリカに行って、また帰ってきて。心残りだったのは、ヤクルトで日本一になっていなかったことだったので、それが達成できて、その辺で、ほぼほぼ自分がやりたかったことは達成したなという気持ちはありました。ーーー後輩選手に対して
ベテランなので、若い選手から自分に話しかけやすい雰囲気ではないと思っていました。自分から話しかけて、自分を知ってもらって、会話が弾むようにというか。なんでも聞けるような雰囲気を作って、距離を縮めてはいました。ーーー苦楽を共にした石川投手の存在
周りを見渡しても、同じくらいの年齢の選手が石川さんだけでした。ヤクルトのいい時も悪い時も知っている先輩なので、相談するときは石川さんが多かったです。石川さんがいてくれて、助かったことはたくさんあります。「もう一年やろうよ!」と言われていたんですけど、自分で決断したことなので。ーーー大学時代から戦ってきた神宮球場への思い
初めてプロのグラウンドでプレーしたのが神宮球場でしたし、六大学の時からずっと使っていましたから、神宮の雰囲気がすごく好きです。運良くヤクルトに拾ってもらって、そこでプレーしているわけですけど、愛着のある球場だと思います。ーーー野球人生に点数をつけるとしたら
100点満点です。苦しいこともいいことも全てですね。いいことばかりでは自分の人生は楽しくないと思うので、苦しみながら何とか結果を残して、だからこそ嬉しいし、自分を高めることができました。大きく成長することができたと思います。ーーー野球人生を振り返って
本当に幸せな野球人生だったと思います。やり残したことがない状況で、現役生活を終えることができるので、これまで関わってくださったみなさんに本当に感謝しています。青木宣親選手 ファンの皆様へメッセージ
ファンのみなさん、21年間本当にありがとうございました。
応援してくださった皆さんのご声援が、本当に励みになりました。
感謝してもしきれません。
寂しい気持ちもありますが、またどこかでお会いする日が来ると思うので、その時は声をかけてくださいね!
これからの人生、まだまだ頑張っていきたいと思います。
皆さんも元気で!また会いましょう!
会見には山田選手と村上選手が花束を持って惜別に登場。
青木選手と縁の深い2選手でしたが、特に村上選手は号泣し、別れを惜しんでいました。
引退試合が決まりました。
開催日
2024年10月2日(水)広島東洋カープ戦(18時試合開始、神宮球場) と発表されています。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年9月13日
東京ヤクルトスワローズ 7-2 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 5-2 中日ドラゴンズ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 7-3 広島東洋カープ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年9月13日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 128 | 68 | 54 | 6 | .557 | 0.0 | |
2 | 130 | 66 | 58 | 6 | .532 | 3.0 | |
3 | 125 | 63 | 57 | 5 | .525 | 1.0 | |
4 | 124 | 63 | 59 | 2 | .516 | 1.0 | |
5 | 130 | 53 | 69 | 8 | .434 | 10.0 | |
6 | 127 | 53 | 70 | 4 | .431 | 0.5 |
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