3安打で完封負けの翌日が12安打で11点と、極端な上がり下がりです。
今季らしいとも感じる試合でした。
相手投手の力、調子にもよるわけですが、今季はその境が落ちているとも感じます。
横浜とジャイアンツの3位争いが熾烈ですが、ヤクルトはジャイアンツとやっては負け、横浜には勝ってしまいました。
まるでジャイアンツの援護みたいですが、ドラゴンズに追い上げられて負けられない所でもあります。
まあ最下位慣れはしてますので、実際のところ5位でも最下位でも大して変わらないと言うところ。
ほとんど僅差ですからまあ実情は共に最下位とも言えます。
いっそ最下位の方がドラフトで有利になるので・・・なんて思います。
9/27 横浜DeNAベイスターズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 4 | 1 | 11 | 12 | 1 |
横浜 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 3 |
・ヤクルト本塁打 サンタナ 18号 2ラン(4回)
・横浜本塁打 無し
勝吉村貢司郎、H星知弥、大西広樹、高梨裕稔 – 中村悠平 | |
負坂本裕哉、濵口遥大、中川虎大、石川達也、上茶谷大河、宮城滝太 – 戸柱恭孝、山本 祐大 |
先発吉村貢司郎投手。
かなり危なっかしい内容でした。
売りだった制球が、当初に比べていまだに戻っていないと見えました。
高めに浮き気味で、DeNA打線が結構打ちそこなって助かった感じ。
3回3失点で試合は作れましたが、援護点に守られたと思います。
内容的に見ればまだ不安が残る投球で、球威、制球を取り戻す必要を感じます。
オフにどこまで体力も含め積み上げられるかが問われます。
年齢を考えれば大事なオフかも知れません。
ヤクルトはこれまで「点を取ったすぐ後に失点」の悪いパターンでした。
この試合は失点後のピンチでは粘り切れて、1失点ずつで凌いだところが、勝ちに結びついた感じではあります。
そういう意味では吉村投手の粘りは評価されるのではと思います。
元々制球力があり、良い球も持っているのですから、磨きをかければ光るはず。
オフの頑張りを期待します。
ともあれルーキーイヤーの4勝ですから、即戦力になったことは確かと思います。
点差ができて、大西、星、高梨投手はさすがに気楽に投げてスイスイと終わらせました。
横浜打線にとっては、 5回の無死1塁での投手前のミス・・・バントの処理ミスが痛かったと思います。
長岡選手が四球で出塁し、当然のことながら吉村選手がバントをしました。
投手前に転がりましたが、併殺確実が悪送球で無死1,2塁となり、ピンチを作ってしまいました。
その後2死まで持っていきましたが、山田選手に四球。
続く村上選手にも四球を出して、押し出しの1点が入ります。
なおも満塁でサンタナ選手。
ライトへのタイムリーで2点。
この回1安打で3失点です。
3四球が効いています。
横浜は流れを失いました。
逆にヤクルトは流れを得て、6回のピンチでも1失点のみ。
8回には大量4点で完全に突き放しました。
横浜DeNAベイスターズはCSには行くでしょう・・・と思います。
しかし、試しも含めての起用の投手陣は、不安を残す結果でした。
短期戦となりますと、先発、救援の配置も短期戦用となります。
やはり問題は救援陣と感じさせる内容でした。
ヤクルト打線。
サンタナ選手が一人で4打点と効きましたが、青木、川端選手のさすがの内容が印象的でした。
まずは4回。
山田哲人選手。
先頭打者でセンターに二塁打(この日2本目)で出塁。
続く村上選手は進塁打で走者三塁です。
サンタナ選手。
外野フライで1点と思っていたのですが、なんと伸びて18号2ランとなりました。
5回の状況は既に記載した内容ですが、2アウト満塁から押し出しの1点、更にサンタナ選手のタイムリーで3点が入りました。
8回。
オスナ選手がレフトに安打。
中村悠平選手がライトへ安打で1死1,2塁。
今日スタメンの長岡秀樹選手。
この日二本目の安打を打って、1死満塁となりました。
代打が青木宣親選手と告げられます。
外角高めの際どいところを執拗に攻めてきますが、見切って四球を選びました。
この試合2つ目の押し出しです。
山崎選手が倒れ、2死満塁。
代打の川端慎吾選手がコールされました。
もはやいうことなしのバットコントロール。
川端選手らしいライトへの安打を打ち、捕手の捕球ミスもあって走者一掃。
3点が入りました。
痛快な安打でした。
終盤にきて、このように痛快な点の入り方を見られるとは・・・
9回、安打の無かった村上選手にも内野安打が出て、内山壮真選手も安打。
オスナ選手が外野フライを揚げて、村上選手は二塁からタッチアップ。
中村選手が犠牲フライで追加の1点が入りました。
9回はおまけのようなものですが、村上選手にとっては4試合連続マルチ安打後停滞していましたので、良い気分転換になったのではと思います。
ただ、塩見選手が心配です。
この日も初回に安打を打って快調と思われたのですが・・・
また足をやったのか、6回のショートゴロでの走塁中に異変があったようです。
6回裏からは山崎晃大朗選手に守備が代わり、ベンチ裏に引き上げました。
普通に歩いているように見えたので、ひどい状態ではないかと思いますが、心配です。
来季はキッチリメンテナンスをして、フル出場をして欲しいと願っています。
残り3試合。
9月30日、神宮でのベイスターズ最終戦。
10月1日、東京ドームでジャイアンツとの最終戦。
10月4日、神宮でタイガースと戦って、試合納めとなります。
ジャイアンツとタイガースには少しお返しをしたいところです。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月27日
横浜DeNAベイスターズ 3-11 東京ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 2-7 中日ドラゴンズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年9月27日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 139 | 84 | 50 | 5 | .627 | 優勝 | |
2 | 140 | 73 | 63 | 4 | .537 | 12.0 | |
3 | 139 | 71 | 65 | 3 | .522 | 2.0 | |
4 | 139 | 68 | 69 | 2 | .496 | 3.5 | |
5 | 140 | 56 | 81 | 3 | .409 | 12.0 | |
6 | 139 | 54 | 80 | 5 | .403 | 0.5 |
コメント