7/5 ヤクルト 対 中日ドラゴンズ カード2戦目
負け試合を若手の頑張りで逆転勝ちと、粘りを見せてくれました。
まだまだ失敗は多いのですが、必死にやれば時として思わぬ事が起きることを実感すれば、これが成長に繋がると思います。
その意味で勝ち方としては得難いものでした。
試合はお互い攻めるのですが決定打がなかなか出ず、9回で4時間と長丁場。
結局12回までもつれ込み、ドームとはいえ5時間の消耗戦でした。
このような展開は大方ホームランで決まるのですが、やはり最後は一発でした。
それが中日ではなくヤクルトに出たことが、今後に向けての布石になるようにも思います。
先発高橋奎二投手。
まあまあの出来でしたが、暑さのせいかコンデションをまた狂わせた様です。
全力投球スタイルでは、やはり体が付いてこない持たないと言う感じです。
これでまた再調整となるのかなぁ。
根本的に考えないと年齢的にももう30歳手前。
とは言っても投球スタイルを変えるのは簡単なことではないので、分岐点でさてさてどうするか・・・
何れにしても今の繰り返しでは計算できないのは確かです。
5回、急遽火消登板の松本健吾投手。
落ち着いて投げたことでいい結果となりました。
まあツキもありでした。
結果的にはここで追加点を防いだことで、ワンサイド展開を食い止めたことになりました。
荘司宏太投手。
7回に投げましたが、1失点でした。
さすがに球筋を研究されてきた感じで、これからが正念場です。
この追加点でほぼ決まりと思いましたが、やはり下駄を履くまでということとなりました。
回マタギの星知弥投手が光ります。
石山投手とともにやはり安定感が違います。
星投手がしっかり2イニング抑えたことで、勝ち目が見えたとも感じます。
延長12回。
締めくくりの大西広樹投手。
先頭にヒットでどうかなでしたが、以降は落ち着いて抑えきれました。
まあ打順的に余裕もあった感じです。
そういう意味では厳しい打順に石山投手をぶつけ、無失点で抑えた采配が当たりました。
打線
並木、赤羽、伊藤、増田、内山選手が頑張れました。
不調の中村悠平選手に3本安打が出ましたが、しっかり打てていましたので、これを切っ掛けにしてほしいです。

中村猛打賞出典ヤクルト公式サイト2025/07/05
点を取った回を振り返ってみます。
3回
中村悠平選手の二塁打の後、高橋奎二選手がキッチリ送って1死3塁。
並木秀尊選手。

並木2安打3打点3打点出典ヤクルト公式サイト2025/07/05
タイムリーで同点にします。
3点差で迎えた8回。
先頭の伊藤琉偉選手がショートへの内野安打で出塁。
増田珠選手。
1死1塁で二塁打を打ち、走者が2,3塁と、得点圏に進ませます。
並木秀尊選手。
何とライトにタイムリー二塁打を打って、2点が入りました。
3回のタイムリーと合わせて3打点ですから、何かを掴んだかも。
更に赤羽由紘選手。
投手の暴投で並木選手が三塁へ。
レフトへのタイムリーで4-4の同点に追いつきました。
そして延長12回
先頭の増田珠選手がレフトに安打で出塁します。
並木選手がキッチリ犠打でセカンドに送りました。
山田選手が倒れましたが、赤羽選手が決めました。

赤羽決勝1号2ラン含む猛打賞で3打点出典ヤクルト公式サイト2025/07/05
欲しい一発でした。
スタンドギリギリでしたが、何のなんの、あっぱれです。
先制され、追いつき、また3点差に引き離されても追いつき、最後はホームランで引導を渡しました。
打線は打点が全て若手でした。
脆さが垣間見えますが、食らいついて結果を出せました。
毎試合とはいかないのですが、現状を打破するのは彼らしかいません。
外れているレギュラー陣が戻るまでに、出来るだけ結果を出しておきたいところです。
そのレギュラー陣。
手始めに長岡秀樹選手が二軍の試合に出場し、シュートの守備に就きました。
伊藤選手、うかうかできません。
村上選手も近日中に二軍の試合に出そうですから、サードを守る内野陣もうかうかできません。
しのぎを削って頑張ってほしいと思います。
今日もデーゲーム。
ヤクルトの先発はアビラ投手、中日は松葉貴大投手と発表されています。
vs
感情の起伏が激しく、ご機嫌な時は良いパフォーマンスを見せるアビラ投手ですが、ピンチになったり致しますと我を忘れるタイプです。
味方は何とか点を取って、ご機嫌で投げてもらえるようにしたいものです。
とはいえ、松葉投手・・・崩せるのか・・・若手頑張ってほしいです。
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