山野粘投3勝目　長岡先制サンタナ3ランで一挙4点、山田ダメ押し13号で阪神を撃沈

プロ野球・打線

サンタナ15号3ラン　出典ヤクルト公式サイト2024/09/28

2024.09.29

9月28日　対阪神タイガース　　神宮球場にて

9月28日　対阪神タイガース　　神宮球場にて

前日でほぼ決まりとなって、タイガースは元気がありませんでした。

順位的にも決まりですから、こうなるとCS対応準備に移行の起用となってきた感じでした。

9/28　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
阪神	0	0	1	1	0	0	0	0	0	2	4	0
ヤクルト	0	4	0	0	1	0	2	0	X	7	14	0

・ヤクルト本塁打　サンタナ 15号３ラン（2回）　山田哲人 13号ソロ（7回）

・阪神本塁打　　　　なし

	勝山野太一、H丸山翔大、H大西広樹、ロドリゲス、木澤尚文 – 内山壮真
	負ビーズリー、富田蓮、岡留英貴、浜地真澄、島本浩也 – 梅野隆太郎

サンタナ15号3ラン　出典ヤクルト公式サイト2024/09/28

先発山野太一投手。

まあまあと言ったところでしょうか。

制球が良ければそこそこの失点で済む力はあると思われます。

4点の先制後すぐに2イニング続けての失点は、やはり「守りの意識」故と感じました。

大きかったのは初回。

アウトカウントを間違えたかの佐藤選手のボンヘッドで併殺と、立ち上がりが課題なだけに救われました。

5回2失点。

展開的には6回まで行きたいところですが、現状では5回がいっぱいの感じです。

来季ローテーションを取るには、6回の壁、7回の壁を超えないとならないと思います。

打たせて取るタイプですから、やはり制球力を磨き安定性が必須でしょうか。

以降丸山、大西、ロドリゲス、木澤投手の継投で、5回以降はランナーを全く出さずのパーフェクトでした。

6回を完璧に抑えた丸山翔大投手が、試合を決めたと思いました。

4回は2点差にされてしまいましたが、5回裏で突き放す内山選手のタイムリーが出ました。

丸山投手はこれを受けての三者凡退。

先頭の森下選手を空振り三振、大山選手を見逃し三振、佐藤選手は空振り三振と、圧巻の投球でした。

これで完全に試合の主導権を取り切りました。

試合で6回は重要なイニングです。

ここをどんな形で越えるかが、勝負の分かれ目です。

本来は先発がここを担えるとブルペンは楽になりますが、この試合ではここを救援が担いました。

「QSが6回3失点」としている意味合いがここにあります。

その意味でこの試合の隠れ勝利投手は丸山投手と感じています。

タイガース、後半はまったく勢いなしですんなり終わってしまいました。

打線。

山田哲人選手が7回、ダメ押しの13号を打ちました。

山田追撃の13号ソロ　出典ヤクルト公式サイト72024/09/28

これで本塁打通算298本となり、300本迄あと2本です。

この頃状態が少し良くなっていますので、今季中に達成して欲しいと願っています。

個人記録が掛かっている選手が多いので（もちろんそれ優先ではありませんが）、今はそこが目標となっています。

まずはサンタナ選手。

サンタナ15号3ラン　出典ヤクルト公式サイト2024/09/28

5打数2安打で打率を.314に上げました。

オースティン選手は試合がありませんでしたので、.311のままです。

次に長岡秀樹選手。

長岡2本のタイムリー　出典ヤクルト公式サイト72024/09/28

安打数1位の近本選手と直接対決でした。

ヤクルトは近本選手を抑え、無安打としましたが、長岡選手の方は2安打。

これで近本選手と安打数で並び、阪神より1試合多いヤクルトに、少しの利があるかと思います。

ラストスパートを期待！

村上宗隆選手。

2安打を打ちましたが、ホームラン、打点ともにありませんでした。

岡本選手が2安打で3打点を挙げましたので、打点が83となり3差と迫ってきました。

巨人は残り2試合、ヤクルトは4試合ありますので、何とか逃げ切ってほしいと思います。

残りは少ないですが、打撃部門制覇を期待しています｡

今日は巨人と神宮で対決。

先発はヤクルトがヤフーレ投手、巨人はグリフィン投手と発表されています。

優勝が決まってルンルンの巨人ですが、ＣＳに向けて準備をしてくると思われます。

村上ー岡本　の直接対決も見逃せません。

プロ野球セリーグ　試合結果　2024年9月28日

東京ヤクルトスワローズ　　　　7-2 　阪神タイガース	神宮球場
広島東洋カープ　　　　　　　　1-8　　東京読売ジャイアンツ	マツダスタジアム