原樹理快投今季初勝利　同級生塩見が援護で9号3打点

8月29日  対 横浜DeNAベイスターズ

	☆原樹理、大西広樹、石山泰稚 – 古賀優大
	★今永昇太、シャッケルフォード、進藤拓也、櫻井周斗 – 伊藤光、山本祐大

奥川､サイスニード投手の流れを受けての原投手の好投が光った試合でした｡

7回最後の打者を三振に獲って吠える原樹理　出典ヤクルト公式サイト

先発､原樹理投手。

今季は2度目で出来が注目でした。

前回は危険球退場でしたから､初登板とも言えますし。

しかし、前2人にも劣らない好投で、過去でも最高かとも思える内容。

7回100球無失点でした｡

初回は、緊張もあってか変化球が決まらず、慎重に行って少し制球に苦しみました。

2回以降は徐々にスライダーも切れ始めて、持ち味のシュートも冴えはじめ安定感が出てきました。

長打を守備陣が上手く処理してチャンスの目を摘んでくれたことも幸いして､今までのひ弱さを払拭する良い内容でしかも7回を投げきる最高の出来となりました。

何かと心配されるヤクルト先発陣。

ここへきてこのカード3投手の好投は心強い物があります。

･･･正直3人が共にはちょっと信じられない感じです。

原投手の次の登板が期待されます。

内容的にはまぐれではない感じなのですが、やはり次が心配。

これがまぐれじゃなく実力ならば、シーズン後半戦の貴重な戦力になります。

先発に悩まなくても良くなる日が来るなんて。。。

このところ、中々最後の一本が出なかった攻撃陣｡

巡り合わせでやたら好機に回ってくる塩見泰隆選手ですが、中々結果が出ません。

5回もいい当たりを好守され、少し苦しい表情でしたが遂にホームランと最高の結果を出しました。

塩見9号3ラン　出典ヤクルト公式サイト

ホームランで一気に3点を取ったのは試合を一気に決めることになりました。

今一つムードの悪かったヤクルト攻撃陣の呪縛を解いた感じです。

コンパクトに打った延長のホームランでした。

やはり大振りではなくコンパクトにが良いと思います。

コンパクトスイングでもスタンドインさせる力があるのですから。。。

そのホームランの直後、青木宣親選手がヒット。

手を緩めないのがさすがです。

山田選手四球で2アウト1，2塁。

ダメオシは4番の仕事でした。

ホームランこそ出ませんでしたが、この日の村上選手は2安打1打点。

少し残念なのは8回です。

古賀選手が更なるダメ押し好機を作るバントを失敗｡

まあ結果には影響しませんでしたが､良い流れの中意図通りの攻撃はしっかり決めて欲しいところ。

ポジション的にバントは必須アイテムです。

これが上手くないと一つ条件が欠けることになるので、相当練習が必要と思います。

とはいえ、古賀優大選手。

7回には2アウトから安打を打って食らいつき、大量得点の口火を切ったのは大功労です。

今年は打てるようになってきたのが大きな収穫ですね。

最後に得点差から9回は石山投手でしたが、球威、切れ､制球がやはり戻っていません。

そろそろ戻ってこないとシーズンが終わってしまいます｡

石山投手にはどうしても期待をしてしまうので、頑張って這い上がって欲しい。

ただ、実戦に出て取り戻せるものもあると思うので、このような形だとしても9回を投げたのは良かったと思います。

このカード､1勝1敗1分でしたが､先発陣の好投は大きな収穫でした｡

阪神が広島に負けましたので、ついに2位に浮上しました。

1日休んでジャイアンツとの首位攻防戦！

投打そろって向かってほしいと思います。

エース、小川泰弘投手を投入予定。。。負けられない

でも、緊張せず平常心で頼みます。

プロ野球 セリーグ 試合結果　2021年8月29日

プロ野球 セリーグ 順位表 　2021年8月29日試合終了時点

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		99	50	37	12	.575	0.0
2		93	47	35	11	.573	0.5
3		99	55	41	3	.573	-1.0
4		96	37	49	10	.430	13.0
4		100	37	49	14	.430	0.0
6		99	36	50	13	.419	1.0