9月26日 対 広島東洋カープ マツダスタジアムにて
終盤追い上げられましたが、粘って逃げ切れました。
このところ好機に集中打で繋ぐ形が見えてきて、シーズン最終盤でようやく来季へ繋がる形が見えたと感じます。
攻めで優位に試合を進め、投手陣をやり繰りで逃げ切る「連覇の時のスタイル」が出せてきたように思います。
9/26 広島東洋カープ 対 東京ヤクルトスワローズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 11 | 1 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 13 | 1 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 33号 2ラン(1回)
・広島本塁打 なし
勝吉村貢司郎、田口麗斗、H大西広樹、Hロドリゲス、S小澤怜史 – 中村悠平 | |
負床田寛樹、アドゥワ誠、中﨑翔太、ハーン – 坂倉将吾 |
先発吉村貢司郎投手。
制球が今一つでしたが、要所は粘った内容でした。
リードが6点となった5回に、少し体や気持ちが緩んだ感じで、制球がさらに悪くなってしまいました。
浮き気味でピンチを招きます。
1死後秋山選手に四球、坂倉選手に二塁打、矢野選手タイムリーで2失点。
尚も小園選手に安打され、1死1,2塁とピンチが続きます。
簡単に失点後も繋がれてしまい、大崩れしそうでした。
何とか粘り切れて野間選手を併殺と、ツキもあった感じです。
6回は安打を打たれたものの、併殺で立て直せました。
7回はどうなのか・・・と思っていましたが、凡打で2死にこぎつけました。
しかし2アウト後、再び制球が甘くなってしまいます。
坂倉、矢野選手連打で降板。
6点差を考えると7回は投げ切りたいところでした。
総じては結構打たれましたが(10安打)上手くまとめて試合は作れた粘投でした。
これで9勝。
残り試合は少ないのですが、節目の2桁を取ってほしいと願っています。
以降田口、大西、ロドリゲス、小澤投手の継投。
結局大西投手を使うのなら直接つないでもよかった感じです。
田口投手の状態が一向に上がりません。
1死1,2塁で吉村投手を引き継ぎましたが、小園選手に安打を打たれて失点してしまいました。
来季どこまでやれるか、非常に気になります。
ロドリゲス、小澤投手はそれぞれの立ち位置で徐々に自信を深めてきている感じです。
安打を打たれても動じることなく、回を締めくくりました。
来季どうするのかはわかりませんが、ただ一つの形ではあります。
打線。
ここへきてようやく4番が本来の姿を見せつつあります。
やはりここがしっかりすると、全体が楽になる感じです。
今季、マツダスタジアムで両目を開けることは、選手のみならずファンにとっても大きな願いでした。
初回、2死の後、サンタナ選手が安打で出塁。
村上宗隆選手。
真ん中に入ってきた137㎞のツーシームを逃しませんでした。
バックスクリーンめがけて飛んだ打球は、33号2ラン。
マツダにも村神様が降臨し、勝利への狼煙を上げ、先制に成功しました。
今季マツダでは1本もホームランを打っていませんでしたが、堂々の33号でした。
直近15試合で10本目のホームランです。
その後タイムリーも出ましたので、打点は86に伸びました。
月間2桁本塁打を打ったのは、は2022年8月に12本を打って以来2年ぶり5度目となり、バレンティン氏の4度を抜いて球団記録となりました。
この一発で通算224号とし、杉浦享氏に並ぶ球団5位タイとなりました。
球団最多は池山隆寛氏の304本で、現役1位は歴代2位の山田哲人選手の297本となっています。
少し湿ってるサンタナ選手。
それでもしっかり2安打で、小さな波はあっても大きく崩れませんから、残り試合の打率争いでは、オースティン選手といい勝負となりそうです。
この試合後の打率は、サンタナ選手が.313、オースティン選手は.311となり、前日と入れ替わりました。
ヤクルトの残り試合は5、横浜は8あります。
打率は上下しますから、この試合数がどう影響するのか興味津々。
仮にサンタナ選手が打率王を取りますと、村上選手の本塁打と打点王と合わせ、主要打撃部門制覇。
しかしチームは最下位と、おかしなことになりますが、それでもやはりタイトルは取ってほしいと願っています。
来季に繋がる勢いを貯めておきたいですから。
長岡選手が最多安打を取るとほぼ打撃部門制覇ですが・・・
その長岡秀樹選手。
5回、センターに安打を打って、大量得点へのチャンスメーカーとなりました。
西川選手が四球を選び、サンタナ選手打席で相手エラーで1点が入り尚も出塁。
4番村上選手はレフトにフェンス直撃の二塁打で1点加点。
山田哲人選手タイムリーで3点目。
丸山和郁選手もタイムリーで4点目。
良い繋ぎが見られて一気に4点を奪いました。
この時の安打で、長岡選手の安打数は155となり、1位の近本選手に1本差と迫りました。
今日はヤクルトと横浜は試合がありません。
サンタナ選手とオースティン選手の打率は動かずです。
巨人は中日と、阪神は広島と試合があり、本塁打、打点、安打数は変化があるかと思います。
どちらの試合を観戦しましょうか・・・
2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2024 では33号(通算224号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年9月26日
広島東洋カープ 4-6 東京ヤクルトスワローズ | マツダスタジアム |
横浜DeNAベイスターズ 4-12 東京読売ジャイアンツ | 横浜スタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年9月26日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 139 | 74 | 58 | 7 | .561 | M3 | |
2 | 138 | 72 | 60 | 6 | .545 | 2.0 | |
3 | 135 | 67 | 65 | 3 | .508 | 5.0 | |
4 | 136 | 65 | 66 | 5 | .496 | 1.5 | |
5 | 138 | 58 | 72 | 8 | .446 | 6.5 | |
6 | 138 | 59 | 75 | 4 | .440 | 1.0 |
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