9月18日 対 広島東洋カープ 神宮球場にて
苦手広島に良い展開で勝ち切りました。
このカード今季は圧倒的に広島のものでしたが、ここへきてのこの一敗は広島にとって絶対勝たなければだっただけに非常に痛い負けでした。
序盤は広島がいい形で先制、追加点と流れをつかんだ感じでした。
しかし、すぐに追いつかれ、突き放されてしまったのは、このところの不調さが出たと感じます。
これまでは逆転されても跳ね返せた粘りが出し切れない感じでした。
ヤクルトは広島とまだ結構試合数を残しています。
これで苦手意識が解消すればいいのですが・・・まあ簡単には行かないでしょうが。
9/18 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | X | 5 | 9 | 1 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 28号 2ラン(4回)
・広島本塁打 なし
ヤフーレ、勝大西広樹、H田口麗斗、Hロドリゲス、S小澤怜史 – 中村悠平 | |
負九里亜蓮、塹江敦哉、中﨑翔太、黒原拓未、島内颯太郎 – 坂倉将吾 |
先発ヤフーレ投手。
これまでと変わらない感じでした。
まあこれが実力と考えるべきと感じました。
結構好投するのですが、ピンチに弱く最後粘り切れない脆さという弱点が出た展開でした。
根底にはランナーを背負っての投球が総じて今一つとなってしまうため、簡単に失点してしまう。
ピンチに弱いと思いました。
このため「好投はするが勝ちに結びつかない」ことになってしまいます。
ローテ投手が乏しいヤクルトですが、残留するか難しいところです。
「快投は期待できないが、5、6回3失点程度は期待できる」ので、ローテ維持の要員には成れるところもあります。
以降、大西、田口、ロドリゲス、小澤投手の継投。
大西広樹投手にまた勝ちがつきました。
6回、同点の状態で登板し、先頭の野間選手に四球、堂林選手犠打と得点圏に走者が出ました。
しかしその後をいずれもフライで打ち取って無失点です。
9勝目。
継投で9勝ですから、要所で投げているということになります。
もう一つで2桁です。
少し疲れも出ていますが、こうなったら是非もう一つ取ってほしいところです。
ロドリゲス、小澤投手は順調。
ロドリゲス投手に安定感がでてきて、来季に期待です。
小澤怜史投手。
2アウトを取ってからの締めくくりにまだ苦労しています。
この辺りは経験の積み上げが必要な感じです。
力んでもダメ、焦っても、緩んでもですが、なかなか淡々と終わらせることは難しいと思います。
髙津監督はこの頃は最後は小澤と、しっかり告げています。
努力でつかんだクローザーのポジション。
経験値を増やし、確固たるものにすべく頑張ってほしいと願っています。
田口投手はやはりまだまだ制球、キレ、球の力が今一つで、復調の道遠しの感じです。
表情も不安気で、調子の状態を見て取れると感じています。
今季、コンディション不良での出遅れが最後まで影響したように思います。
キャンプ中盤に下半身のコンディション不良で離脱して出遅れ、さらに開幕直後も離脱。
5月18日に一軍に合流してから約1か月は順調でした。
しかしその後思うような投球を続けることが難しくなり、らしさがなくなってきました。
オフの期間にしっかりとトレーニングできなかったことも一因と思います。
今季のオフはしっかり体力をつけ、制球力を回復させ、来季こそベストコンディションでスタートして欲しいと思います。
打線。
それぞれ持ち味が出て上手くつながりました。
大きかったのは、やはり3点差の直後の村上選手の一発、28号2ラン。
ドン詰まりでしたが持っていきました。
ならではです。
一気に一点差に詰めて、相手に行きかけた流れをしっかり止めました。
このホームランについては村上宗隆選手 ホームラン記録 2024に掲載していますので、ご覧ください。
後はやはり青木さん、もとい青木宣親選手。
この試合から一軍に合流し、ベンチに姿を見ることができました。
5回、ヤフーレ投手の代打で先頭の打席に立ちました。
青木選手らしいきれいな安打で、ベンチもファンも大盛り上がり。
サンタナ選手のタイムリーを引き出したあたり、さすがです。
それにしてもサンタナ選手は相変わらず仕事人です。
2死2塁でライトに安打し、走者の青木選手がホームを踏みました。
.316の打率は伊達じゃぁありません。
これで同点でしたが、流れを引き寄せました。
次の回大西投手がしっかり投げ切り、流れを渡しませんでした。
6回、山田、中村選手のベテランがチャンスを作り、松本、長岡選手がしっかり応え、一気に主導権を握れました。
たたみ掛けて逆転まで行けたところは大きかったと思います。
振り返ってみます。
オスナ選手凡退で1死後、山田哲人選手。
センターに安打で出塁。
中村悠平選手がレフトへ2塁打で続きます。
1死2,3塁でしたが、増田珠選手が死球で満塁。
代打松本直樹選手。
ライトに犠牲フライを打って勝ち越し。
たたみ掛けるように長岡秀樹選手がレフトにタイムリーを打って2点差とし、これが決勝点となりました。
このあとすぐに失点で詰め寄られましたが、8回のロドリゲス投手が三者凡退で反撃の勢いを止め切りました。
ここは大きいところです。
最後粘られましたが、粘り負けせずの三者凡退はセットアップとしては最高です。
長岡選手の安打がなければ同点となっているところでしたが、結果それが生きました。
この勢いで、もう一つ行きたいところです。
5位に浮上したことですし。
今日の試合の先発は、ヤクルトが吉村貢司郎投手、広島は床田寛樹投手と発表されています。
VS
今季の床田投手にはやられっぱなしで、ヤクルトからは3勝を献上しています。
そろそろお返しをしたいところです。
2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2024 では28号(通算219号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年9月18日
東京ヤクルトスワローズ 5-4 広島東洋カープ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 2-2 横浜DeNAベイスターズ | 東京ドーム |
中日ドラゴンズ 3-8 阪神タイガース | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年9月18日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 132 | 70 | 55 | 7 | .560 | M9 | |
2 | 134 | 70 | 58 | 6 | .547 | 1.5 | |
3 | 129 | 64 | 60 | 5 | .516 | 4.0 | |
4 | 128 | 64 | 61 | 3 | .512 | 0.5 | |
5 | 131 | 55 | 72 | 4 | .433 | 10.0 | |
6 | 134 | 54 | 72 | 8 | .429 | 0.5 |
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