サイスニード 投打に活躍も勝利ならず　打線は主軸がチャンスで打てず僅差の負け

8月28日　対  東京読売ジャイアンツ　神宮球場にてカード2戦目

接戦でした。

が、やはり流れは掴めず、勝ち目は見えませんでした。

先制され追いかける展開は、現状のチーム状況では難しいところです。

決定機に焦りなのか、しっかり取り切れないところが、今の実情の表れと感じます。

8/28　東京ヤクルトスワローズ　対　東京読売ジャイアンツ

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
巨人	0	0	2	0	0	1	0	0	0	3	8	1
ヤクルト	0	0	0	2	0	0	0	0	0	2	7	1

・ヤクルト本塁打   　　無し

・巨人本塁打  　　　　浅野翔吾 3号 ２ラン（3回）

	負サイスニード、木澤尚文、石山泰稚、丸山翔大 – 松本直樹、内山壮真
	勝グリフィン、Hケラー、Hバルドナード、H船迫大雅、S大勢 – 岸田行倫

サイスニード6回3失点の好投　出典ヤクルト公式サイト2024/08/28

先発サイスニード投手。

このところとしてはしっかり投げられた感じでした。

少し球威が戻って組み立ができたように思います。

サイスニード6回3失点の好投　出典ヤクルト公式サイト2024/08/28

ただやはり一発病は避けれず、3回は変化球が浮いての一発を浴びました。

6回、配球の拙さとバッテリーエラーが重なって、犠飛で失点してしまいます。

自滅的で、粘り切れませんでした。

モンテス選手を打ち取った後、岡本選手に安打され、続く坂本選手に連打されました。

坂本選手への2ストライクからの高目誘い球は、若手打者ならば有効と思いますが、ベテランの坂本選手に対しては無駄な配球でした。

次をしっかり読まれて連打され、吉川選手の1球目をバッテリーエラー。

1死2，3塁のピンチとなってしまい、犠飛を打たれて失点しました。

6回3失点と形は作れましたが、要所で粘れずで勝ち目が見えませんでした。

球威が戻り、良い投球をしていただけに残念です。

このところ不安定な木澤尚文投手。

下位でもあって抑えきりましたが、まだ球にばらつきが多い感じで不安定さが残ります。

石山泰稚投手。

山田選手の好守に救われました。

モンテス、岡本選手が連打。

吉川選手を申告敬遠し、1死満塁のピンチとなりました。

岸田選手が良い当たりをセカンドの頭上へ。

前寄りに守っていた山田選手でしたがジャンピングキャッチ。

倒れ込みながら二塁へトスし、飛び出していた岡本選手もアウトにして併殺です。

石山投手の内容はかなり危ない感じでした。

無失点ではありますが、やはり現状の球威､キレ､制球では苦しいと思います。

丸山翔大投手。

こちらもしっかり打たれましたが、丸選手がセカンド正面の併殺と救われた内容で綱渡り。

制球が不安定で、四球が避けられない状態は安心感がありません。

数字は残っていますが､実情は裏腹の感じです。

まあここは年齢的に結果OKの段階ですが。

打線。

主軸の4番がさっぱりです。

得点機に軸が打てなければ勝ちはありません。

しっかり打てているのが長岡、サンタナ選手だけ。

2選手共に2安打で、打率を挙げているのですが、村上、山田選手がブレーキになっています。

それでも山田選手は四球で出塁し、ホームを踏んでいるのですが、村上選手は出塁が一度もなく終わっています。

得点も伏兵的な増田選手、サイスニード選手のタイムリーでは・・・

軸は責任を問われます。

サイスニード選手の方が余程しっかり振れている感じでは、何おか言わんやです。

好機に三振で淡々とした表情では、この先も期待薄です。

得点した4回を振り返ってみます。

先頭サンタナ選手が倒れた後、山田哲人選手が四球で出塁。

増田珠選手がセンターにタイムリー二塁打を打ちます。

増田タイムリー　出典ヤクルト公式サイト2024/08/28

山田選手は一塁だったのですが、懸命に走ってホームインしました。

決して足の状態が良いわけではないと思いますが、激走してホームを踏みました。

気持ちで走ったと思われます。

松本選手が三振後はサイスニード選手。

まぁ打順がピッチャーに回ったので、次回は1番からと好打順などと考えて見ていましたが・・・

分からないものです。

何と、タイムリー二塁打！

サイスニード選手が同点のタイムリー二塁打

振ったところにボールが当たったか？

なかなか良い振り具合で、同点となりました。

ただ、投手がバッテイングを頑張った場合、スタミナがなくなる懸念があり心配しました。

5回はどうにか凌ぎましたが、6回は連続安打の末、犠飛で失点です。

せっかくの同点打も活きませんでした。

虚しく最下位が決まりで、本格的にお試し起用が始まります。

気持ち的には、まだ試合を捨てて欲しくはなく、何とか意地を見せてほしいと願っているのですが・・・

先日の内山壮真選手、中村悠平選手に続いて、並木秀尊選手が一軍に合流して、この試合センターのスタメンでした。

バッテイングはまだまだ以前のようにはと感じましたが、右打者ですし、代走に使えますし、守りも固められます。

今更ですが、少しずつ駒が戻り、来季に向けての試験起用や采配の戦術を確認できる状態になったのは、喜ばしいことと思います。

今日の試合はヤクルトの先発がヤフーレ投手、巨人はメンデス投手と発表されています。

　VS　

このところ勝無しのヤフーレ投手。

前回の阪神戦では好投し、7回途中1失点でしたが、勝利ならず。

今回も好投を期待します。

しかし、メンデス投手を打てるのか・・・

プロ野球 セリーグ　試合結果　2024年8月28日

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		112	60	47	5	.561	0.0
2		117	62	49	6	.559	0.0
3		119	58	55	6	.513	5.0
4		116	57	57	2	.500	1.5
5		119	49	62	8	.441	6.5
6		115	47	64	4	.423	2.0