5月12日 対 東京読売ジャイアンツ カード3戦目
団子状態のセ・リーグですが。ここでのカード3タテはさすがに拙い。
一人置いて行かれかねません。
と言う訳で、ヤクルトに取っては大事な試合となりました。
5/12 東京ヤクルトスワローズ 対 東京読売ジャイアンツ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | X | 3 | 10 | 0 |
・ヤクルト本塁打 サンタナ 5号 ソロ(6回)
・巨人本塁打 岡本和真 8号 ソロ(6回)
サイスニード、Hエスパーダ、勝山本大貴、H木澤尚文、S石山泰稚 – 中村悠平 | |
高橋礼、負井上温大、平内龍太、京本眞 – 小林誠司、岸田行倫 |
先発サイスニード投手。
今季勝ちがありませんが、ツキのなさも有ります。
が、今一つ調子が上がっていない事も事実です。
なかなか昨年の様な姿を取り戻せていません。
とは言えさすがに5月、そろそろ一つ(1勝)は欲しいところです。
この試合、内容的には今季の中では最も良かったと思います。
昨年の状態に近くなって、球威、キレが本来の姿になってきた感じです。
6回1失点、4安打、2四球100球。
数字的にも内容を示しています。
一発は喫しましたが失投はこの一球だけで、ピンチも粘れた内容でした。
援護点があれば勝ちに結びついたのですが、序盤からあと一本が出ない拙攻で勝ちには結びつきませんでした。
ただこの試合の内容が出せれば、次は勝ちに結びつく感じですので次に大きく期待です。
以降、エスパーダ、山本、木澤、石山投手とつなぎました。
さすがにこの試合は落とせないところで、早めの継投で失点をうまく防いだと感じます。
エスパーダ、山本、木澤投手共に、どうしてもポイントで四球を与え、苦しくなる傾向はやはり不安定さを感じます。
エスパーダ投手は先頭の小林選手に四球でした。
山本大貴投手は、丸選手・・・とはいっても申告敬遠でしたので、仕方がありません。
木澤尚文投手は火消で登板し、岡本・坂本両選手を凡退させたのですが、次の重信選手に四球です。
これで2死1,2塁とピンチを迎えます。
まあ救援ですから、凌げばということになります。
ですがここでは岩田幸宏選手の好返球に救われて凌ぎ切れたとも言えます。
この場面、小林選手に変わって代打の岸田選手がセンターに安打を打ち、同点覚悟の状態となりました。
しかし、岩田選手。
ドンぴしゃりの好返球で、走者吉川選手をホーム手前でアウトにすることができました。
同点とされていたら競り勝てたかは微妙と感じます。
「エラーしないことだけを考えていた。自分の与えられた場所で活躍できたらと思う」とコメントしています。
今季3月、育成から支配下に昇格。
代走や守備固めで出ることが多いのですが、一つ一つ与えられた場所を精一杯こなすことで今後が違うと思います。
頑張ってほしいですね。
締めくくりの石山泰稚投手の安定感は光りました。
このところ昔に戻った感じです。
しっかりクローザーを勤めて、苦しい終盤を助けています。
駒を欠くなか大きいところです。
打線。
前半、再三の好機に相変わらずあと一本でした。
警戒されていることもありますが、やはり4番がとなってしまいます。
結局このカード無安打で、僅差ゲームとしては勢いが付かないところでした。
サンタナ選手。
やはり好機に強いと言えます。
岡本選手の一発後すぐに取り返した一発!
また、7回は渋滞状態でなかなかタイムリーが出ないチーム状況での逆転タイムリーと、終盤流れを呼び込む活躍でした。
オスナ選手と合わせ、この助っ人2人がもし居なかったらと感じてしまいます。
長岡秀樹選手。
8回、決め切ったタイムリーはやはり大きかったといえます。
1点差と2点差では救援陣に与えるプレッシャーが違います。
前の試合から7打数7安打、2犠打と、神がかった活躍をしています。
コースに逆らわずしっかり捉え切れて、恐ろしいほどの好調。
試合後打率が.298 となりました。
ファールで逃げ、自身の打てるところをじっくり待てる・・・自分のペースに持ち込めています。
今季序盤からこの内容が続いていますので、今季はついに覚醒した感じです。
どこまで行けるか楽しみです。
接戦を2試合落として混戦の中です。
やはり「接戦に弱い」は勝ち残れませんが、最後に接戦を獲りました。
この勝利は大きいと感じます。
どのチームも勢いが掴み切れていませんので、混戦はしばらく続きそうです。
試合は1日休んで移動。
松山に行きます。
温泉に浸かってリフレッシュし、5月後半を戦ってほしいと思います。
それにしても心配は塩見選手です。
突然のアクシデントでした。
ヤクルトは12日、塩見泰隆外野手(30)が都内の病院で左膝前十字靱帯(じんたい)と半月板損傷と診断されたと発表した。全治は未定としたが、近日中に手術を受ける可能性もある。一般的な症例から復帰には6か月以上は要するとみられ、今季中の復帰は絶望的となった。
塩見は11日の巨人戦(神宮)の初回、遊撃内野安打を放った際の走塁で、一塁ベースを踏んだ時に左膝を痛めて倒れ込んだ。自力歩行が困難のため、担架で運ばれ途中交代していた。
今季は31試合で打率2割6分7厘、3本塁打、8打点、3盗塁。3日の中日戦(神宮)では延長11回にサヨナラ2ランを放つなど存在感を見せていた。高津監督は前日11日に「軽傷であってほしいと祈るばかり」と願っていたが、リードオフマンが長期離脱となり、チームにとって大きな痛手となりそうだ。
引用 スポーツ報知
倒れる直前の走りを見た時は、無理をしているようには見えませんでした。
あとでスローを見て、かなり変な角度に膝が曲がっているのがわかりました。
大きなけがの様です。
今季こそはシーズン全期間を走り抜けてほしいと願っていましたが、絶望となりました。
無事の回復を願わずにはいられません。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年5月12日
東京ヤクルトスワローズ 3-1 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 0-1 阪神タイガース | 横浜スタジアム |
広島東洋カープ 中止 中日ドラゴンズ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年5月12日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 18 | 14 | 4 | .563 | 0.0 | |
2 | 38 | 19 | 16 | 3 | .543 | 0.5 | |
3 | 32 | 14 | 14 | 4 | .500 | 1.5 | |
4 | 35 | 16 | 18 | 1 | .471 | 1.0 | |
5 | 36 | 15 | 17 | 4 | .469 | 0.0 | |
6 | 35 | 15 | 18 | 2 | .455 | 0.5 |
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