オープン戦 対オリックス
前日は甲子園でしたが、同じ大阪地区の中で移動があり、京セラでの戦いとなりました。
ドームでしたので、少しは暖かかったのではと思います。
3/10 オリックスバファローズ 対 東京ヤクルトスワローズ
オープン戦試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
ORIX | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 5 | 1 |
・ヤクルト本塁打 無し
・阪神本塁打 無し
負ヤフーレ、ロドリゲス、エスパーダ、木澤尚文、阪口皓亮 – 松本直樹、西田明央 | |
勝エスピノーザ、小木田敦也、田島大樹、Sマチャド – 森友哉、福永翔 |
ロードゲームの最終戦となりました。
この時期ですからベテランの大多数は首都圏居残りで、新戦力や若手中心の試合でした。
打線もつながりと言うかどちらかと言えば機会重点の感じです。
まあそれぞれの状態で、少し試合感覚を付けたい希望があれば打席を増やすという感じでもありました。
その意味では、サンタナ、村上、塩見選手あたりは今一つ調子が出ていませんので、打席を増やした感じです。
この試合、打線では長岡秀樹選手がしっかり結果が残せ、レギュラー争いでリードを印象付けました。
なんとなく、ほぼほぼ内野はオスナ、山田、長岡、村上選手で落ち着きそうです。
捕手はもちろんで中村悠平選手。
内山選手は別枠として2ndを松本、古賀、西田選手で争いますが、松本直樹選手が半歩リードでしょうか。
外野は塩見、サンタナ選手は決まりで、後外野枠と野手控えを争う感じです。
青木、川端選手辺りは外せない感じですから、残りは5,6枠を争います。
西川、北村(拓)選手は一歩半歩リードしているように思います。
しかし、これから10日程度は首都圏でのオープン戦でもあり、ファームでの調整具合も含め、相当入れ替えが激しそうです。
オープン戦に並行して、春季教育リーグが行われており、10日は高橋奎二投手が投げています。
また、野手では並木選手が試合に出始めていますし、川端選手も元気に頑張っています。
先発ヤフーレ投手。
さてどんなものかで興味深いところでしたが、まだ課題多しの感じでした。
制球自体良いと言われていましたが、見てみますと不安定さが目立ちました。
決め球に欠けますので空振りが取れず、簡単に粘られます。
制球力と合わせ、四球に苦しむ感じです。
主軸には簡単に打ち返されていましたので、このクラスにはまだ通用は??? と感じました。
1回はまだ様子見の感じでしたが、3回には捉えられ3連続安打を浴びるなど「通用しない感」が否めません。
今一つ気になったのが投球に丁寧さがない感じで、少し雑な感じがしたことです。
まずはファームの試合で実戦経験でしょうか。
少しステップを踏む必要がありそうです。
試合後のコメントですが、
一回は2死満塁から押し出し四球を与えて先制点を許すなど3四死球が絡んで1失点。二回は三者凡退に斬ったが、三回は先頭の宗から西川、頓宮の3連打で2点を奪われた。「今日は変化球の精度で少し苦しんだ。甘く入った球を打たれてしまった」と振り返った。
三回には紅林から空振り三振を奪う場面もあり「収穫としてはスプリットで三振を取ることが出できたところ」と説明。「今後の課題として、日本の打者はバットコントロールがよくあてるのがうまいので、空振りのとれる球をしっかり練習していきたい」と見据えた。
出典サンスポ
先発なのでORIXの主力打者たち(レギュラー陣)と対峙でき、日本の野球を肌で感じたことは良かったと思います。
これを糧にして、目標を定め、頑張って欲しいと思います。
エスパーダ投手。
やはりクイックは甘く、簡単に走られていました。
制球も今一つで2三振は取りましたが、初めての投手で軌道が読めなかった結果の感じです。
強いストレートが見えませんでしたので、やはりしばらくはクイックも含め実戦経験組でしょうか?
日本の野球に慣れる必要がありそうです。
ロドリゲス投手。
前回よりはまとまった感じでした。
2イニングだけでしたが、今少しイニングを見たいところです。
5イニング位の安定度が課題ですので、次回はここを確認したいところ。
やはりストレートに力があり、変化球も昨年より向上していますので期待したいところです。
木澤尚文投手は順調そのものです。
今季は昨年以上の活躍を・・・
光ったのは阪口皓亮投手。
ストレートではなく変化球(ツーシーム、カット、スプリット、カーブ、スライダー)中心でした。
これが通用するか、通用できるように組み立てられるかでの投球でしたが、面白いように決まっていました。
終了後、余程手ごたえがあって嬉しかったのか、表情に現れていました。
これがハマると組み立てがし易く、投球内容や攻めのパターンが広がります。
すなわち長いイニングも行けることになりますから、この試合の大きな収穫でした。
不振の武岡龍世選手。
最後の2打席はようやくいい感じで捉えることができましたので、徐々に上向けるか?
次の試合が重要です。
ただ、長岡選手にまたしてもファインプレーが出ています。
初回、1死1塁で走者が宗選手。
二塁判定を巡ってリクエストがありました。
長岡選手がショートゴロをダイビングキャッチ。
素早くバックトスをして、セカンドに投げたのですが、セーフと言われて憮然とした表情でした。
投げた目線から見ますと、きっとアウトに見えたのだと思います。
リクエスト後、判定が覆り、やっと笑顔が戻りました。
長岡選手の守備力の面目躍如。
打撃と合わせ、レギュラー切符確約に近付くファインプレーでした。
1日休んで首都圏。
横浜スタジアムで、DeNAベイスターズとオープン戦です。
オープン戦もあと2週間。
アピール組のアピール機会はだんだん少なくなり、主力の調整期間に入ります。
開幕が楽しみです。
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