キャンプ中はいろいろ来客があり、それを見るのも楽しみの一つです。
2月3日のキャンプ地には山本昌氏が訪れ、石川雅規投手と実技を踏まえての談義をしていました。
何やら足の使い方などで話し込んでいたようです。
それに関する記事がスポニチに掲載されていましたので、引用します。
球界最年長の44歳のヤクルト・石川が憧れのレジェンドから金言を授かった。早くも今キャンプ2度目のブルペン入り。直球にカーブ、シンカーを交え40球を投げ込み、投球後には視察に訪れた山本昌氏から「どんどん(自分の)記録を抜いてくれ」と激励された。
「僕は44歳だけど年齢を重ねてどこを気をつけているのか。いろいろお話をしてくださった」と石川。中日で50歳まで現役を続け通算219勝の同氏を常にお手本にしてきた。
この日は主に
(1)「年齢とともに重心が上がって球が浮いてくるので、極力重心を下げるように」
(2)「体力や肩の強さは50歳までこれ以上は落ちないから大丈夫」
(3)「調子が良いときは早めに追い込んで勝負して、5回で60球ぐらいを目指せ」
という3つのアドバイスを受け「憧れの先輩に追いつき追い越せるように」と目を輝かせた。
悲願の通算200勝まで残り15勝としているが、当面の目標は4年ぶりの開幕投手で「若手にぎゃふんと言わせたい」と力を込める。23年目。モチベーションは誰よりも高い。(重光 晋太郎)
最年長で大ベテランの石川雅規投手ですが、まだその上の先輩がいて、追いかける目標があるのは素晴らしいことです。
松中信彦氏も訪れました。熊本の後輩で、2022年三冠王を取得した村上宗隆選手を激励してくれたようです。
平成唯一の三冠王と、令和の三冠王の握手は見ごたえがあります。
ソフトバンク時代チームメイトだった嘉弥真新也投手も挨拶に訪れました。
懐かしい顔もありました。2022年現役を引退し、ヤクルトのスカウトとして頑張っている吉田大成氏です。
今回のドラフトでは、3位の石原勇輝投手を担当した様で、色々話してくれました。
キャンプでは選手同士が教え合うことも多く、西川遥輝選手が並木秀尊選手に盗塁指導をしていました。
同じチームでなければなかなか難しいですが、チームメイトになり、惜しみなく伝授してくれるのは有難いことです。
ただ速さに任せての走塁ではなく、技術を取得することで素晴らしい化学変化が起こりそうで、今季の並木選手の活躍が大変楽しみです。
今もキャンプ中継をやっています。
来客、練習風景など、キャンプならではの光景が垣間見られますが、試合とはまた違う楽しみがあり、野球ロスから解放されています。
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