雨でスタートが20分遅れました。
しかしその後は中断もなく、終了までできましたので良かったと思います。
100%の援護布陣を引いて、石川投手期待のホーム登板でしたが、残念な結果に終わりました。
試合は終盤に思わぬ展開になり、競り勝ちました。
やはり試合は最後まで何が起こるかわからないものです。
9/20 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 |
ヤクルト | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1X | 6 | 8 | 0 |
・ヤクルト本塁打 サンタナ 17号 2ラン(8回)
・中日本塁打 カリステ 3号 2ラン(1回) カリステ 4号 ソロ(4回)
石川雅規、大西広樹、高梨裕稔、勝田口麗斗 – 中村悠平、古賀優大 | |
メヒア、H勝野昌慶、H藤嶋健人、フェリス、H福敬登、負松山晋也 – 宇佐見真吾 |
先発石川雅規投手。
石川投手らしくありませんでした。
初回高めに甘く入ってホームラン、完全な失投でした。
立ち上がりでしたので、これもありかなでした。
以降は2,3回と「らしく」抑えたのですが、4回キレを欠く変化球をカリステ選手に持っていかれてしまいます。
初回の2ランもカリステ選手でしたので、いくら百戦錬磨と言え、精神的に来るものがあったと推測します。
その後中日打線に変化球中心を狙い打たれ、制球も乱れて3失点の降板でした。
変化球中心の内容で、制球、キレ共に今一つ。
攻めの内容と行かず、不本意な投球で試合を作れませんでした。
ストレートに不安があったのか、立ち直りを見せたところでの崩れ。
石川投手らしからぬ内容でした。
残り試合も僅かあと一回あるかどうかです。
何とかもうひと踏ん張りして欲しいと願います。
久しぶりの大西広樹投手。
4回から6回までをしっかり抑えきって、流れを渡し切らない好投でした。
あとの高梨裕稔投手も2イニング無失点と好投し、2人で逆転の下地を作ったと感じます。
田口麗斗投手。
9回の打順(7,8,9番)からいってスイスイで、内野フライ、三振、内野ゴロと片付け、9回裏の反撃に繋げました。
セーブの方が良いのでしょうが「勝ち」がつきました。
これはこれでと思います。
この時期になるとやはり外国人選手が打ちます。
契約絡みでスイッチが入るのでしょうか・・・この時期は要警戒です。
中日カリステ選手、サンタナ、オスナ選手と、打点は外国人選手が多く上げて結果を出します。
この試合、カリステ選手は3打点、オスナ・サンタナ選手は共に2打点でした。
この試合ポイントはいろいろですが、振り返ってみたいと思います。
中日サイドではメヒヤ投手が荒れ気味で、5回で降りたことが結果的に継投を苦しくしました。
絶対の守護神マルチネス投手が不在ですから、後ろに一枚ずつずらす必要があることに加え、8回フェリス投手の不調が堪えました。
2ラン+死球の大乱調で、8回に2枚めの福投手を使う羽目になってしまいます。
福投手は武岡選手に初球犠打をされ、さらに青木選手の初球を背中に当てる死球を出したので、たった2球で降板しました。
9回の逃げ切り用の松山投手まで8回のうちに投入することになります
しかし、ワイルドピッチで2塁ランナーの古賀選手を生還させてしまい、3投手投入で同点になってしまいました。
延長を考えると、9回も松山投手を回跨ぎで行かせざるを得なくなった誤算の連続でした。
結果論的には打順を考えて6回までメヒヤ投手を引っ張っても良かったのではという感じです。
ヤクルト打線は、手こずっていましたし。
フェリス投手の誤算・・・イニングで2個の死球は予定外ですが、やはり逃げ切りにはマルチネス投手の不在が痛い。
居れば間違いなく勝っていた試合です。
ヤクルトは、荒れ気味のメヒヤ投手に絞り切れない感じでした。
2回。
武岡選手四球、石川選手犠打成功のあと、塩見泰隆選手。
ライトへのタイムリーで1点を返しました。
3回。
山田選手が四球。
サンタナ選手レフトへの安打で1,3塁。
オスナ選手のショートゴロで同点となります。
かろうじて同点になりましたが、5回までの安打は塩見選手2,サンタナ、村上選手がそれぞれ1で、あとは全く打てていませんでした。
8回。
先頭の村上選手がレフトに安打でチャンスメイク出塁。
サンタナ選手が17号2ランを打って1点差に詰めました。
フェリス投手は制球が安定せず、中村選手に死球を与えます。
150Km以上のストレートを、わき腹に直接でしたので心配です。
骨でなければいいのですが・・・
かなり痛そうでしたので、すぐに代走の古賀選手と代わりました。
ここで武岡選手がしっかりバントを成功させました。
これが僅差迫っていただけに、非常に大きなポイントでした。
このところ終盤バントミスが目立ちましたが、しっかり決めて相手を追い詰めた感じです
やはり終盤のバントは・・・成否が勝敗を大きく左右します。
武岡選手、バントでは長岡選手に一歩リードでしょうか。
ここで古賀選手が二塁に進め、ワイルドピッチで渾身の力走を見せました。
なんと、二塁から一気に生還し、同点に追いつきます。
流れがヤクルトにきたと感じました。
9回。
山田、村上と連続の四球。
流石に松山投手、経験の浅い回跨ぎではムリがあったようです。
サンタナ選手がライトへ安打で満塁となりました。
この試合、全く打てずのオスナ選手。
見事レフトへのサヨナラ安打で勝利です。
サンタナ選手がホームランを含む3安打、2打点、1四球と大活躍でしたが、美味しいところを全部持って行った感じです(笑)
ヒーローインタビューも受け、ご機嫌でした。
ここぞで頼りになる助っ人です。
次はヤクルト先発サイスニード投手、中日は小笠原慎之介投手と発表されています。
VS
苦手の小笠原投手ですが、ようやくメンバーが揃ったところで崩したいと期待。
ただ、死球の中村選手が離脱するかもの不安があり、オーダーを見るまで安心できません。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月20日
東京ヤクルトスワローズ 6-5 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
広島東洋カープ 1-3 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 4-3 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年9月20日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 133 | 82 | 47 | 4 | .636 | 優勝 | |
2 | 137 | 71 | 62 | 4 | .534 | 13.0 | |
3 | 134 | 69 | 62 | 3 | .527 | 1.0 | |
4 | 134 | 66 | 66 | 2 | .500 | 3.5 | |
5 | 135 | 54 | 78 | 3 | .409 | 12.0 | |
6 | 133 | 50 | 79 | 4 | .388 | 2.5 |
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